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タンザニア便り

便り91「マダガスカルのカンガ布事情」


マダガスカルってどんな国?
・マダガスカル製のカンガ
カンガの使い方
カンガのメッセージ&柄
・マダガスカルカンガ写真集



ジャンボ!皆さんお元気ですか?
2回続きで柔道話題だったので、今日は、私が、マダガスカルで見てきたカンガ(布)のことを中心にお伝えします。

<マダガスカルってどんな国?>
マダガスカルは、面積は日本の1,6倍、世界第4位の大きさを持つ島で、地図で見れば、タンザニアとインド洋を隔てて、東南。モザンビークからほぼ真東です。

マダガスカルの公用語は、マダガスカル語とフランス語。
国民は、マレー系、インドネシア系の移民が多く、身長の低いアジア系の人々が、牛を使って農作業をしている水田風景、赤レンガの古い家々といった、アジア的風景の中で、朝からいたるところで、フランスパンが売られ、巷に飛び交っていのはフランス語・・・というアジア、アフリカ、フランス混合の不思議な雰囲気の国でした。

マダガスカルというと、珍しいキツネザル中でも横っとびする(というより横っ飛びしかできない)「シファカ」や童謡でおなじみの「アイアイ」、カメレオン、・・といった珍しい野生動物やシーラカンスなどが有名ですが、私がマダガスカルに行って、少しでも外出する時間があると、目を皿のようにして見つめていたのは、カンガ布です。

カラフルで美しく、メッセージのついた生活布カンガの中心は、ザンジバル(タンザニア)やモンバサ(ケニア)のインド洋沿岸地域ですが、マダガスカルに親類がいるザンジバルの人から「マダガスカルでもカンガが使われているよ」と聞いていたので、いつかマダガスカルに行ったら、ぜひマダガスカル製のカンガを見てみたいとずっと楽しみにしていたのです。

<マダガスカル製のカンガ>
しかし、もちろんマダガスカルでは、「カンガ」と言っても通じません。
まずカンガ探索する前に、マダガスカル柔道連盟の人にタンザニアから持参したカンガを見せて、マダガスカルでは、こういう布のことを、なんと呼ぶのかたずねたところ、「Lambahoany」だと教えてくれました。
はじめ「ランバワーン」と聞こえたのですが、それだとなかなか通じなくて、「ランバワーニ」といってみたら通じました。

マダガスカルでは、タンザニアのように、いたるところで、カンガ姿の人にあえるわけではありませんが、日本で和服姿の人を探すよりは、カンガ姿のマダガスカル人を見つけるほうが多いという感じでした。

フランス語はまったくできない私ですが、カンガ姿の人を見つけては、
「ランバワーニ?」(「これはカンガですか?」と言っているつもり)を繰り返し、
相手が「ウィー、ランバワーニ」(ええ、そうよ、カンガよ)と反応してくれれば大満足。

柄を見せてもらったり、全然通じない英語で何とかカンガの言葉の内容を聞いたりして、一方的にカンガフレンドになったつもりになって、「メルシーボクー(ありがとうございました)」とお礼を言ってさようなら。
かなり変な日本人と思われたであろう、マダガスカルでのカンガ探索のときでした。

カンガの使い方>
マダガスカルでは、2枚くみあわせて使っている人はほとんどおらず、1枚を腰や頭に巻きつけたり、赤ちゃんをおぶったりして使っている人がほとんどでした。
後は、露店のディスプレイに使ったり、地面に敷いてその上に座ったりしていました。

カンガのメッセージ&柄>
マダガスカルのカンガにも、タンザニアのカンガのように、中央下部にメッセージがマダガスカル語やフランス語で書かれており、マダガスカル滞在中に、
1. マダガスカルへようこそ!
2. マダガスカルは最高だ!
3. あなたが好きなら、私もそれが好き!

4. 人間関係が一番大事
5. あなたへの贈り物
6. 種まきは大事な仕事
7. バニラクローブは、お金になる木
8. ダイヤモンドは幸せの石
9. 学ぶことはよいことだ
10. さようなら、よい旅を!

・ ・・といった言葉のついたカンガとめぐりあいました。

タンザニアのカンガは、カンガのデザインと言葉の内容がばらばらのものが多いですが、私が見たマダガスカル製のカンガ(ランバワーニ)は、たまたまだったのかもしれませんが、柄と言葉がマッチしているものが多かったです。

また、マダガスカル製のカンガのデザインは、細かい柄よりも全体的にマダガスカルの風景や産物を大きく描いた風景画的な感じが多かったです。(注:マダガスカルにも、インド製カンガが多く流出していましたが、私はマダガスカル製カンガにこだわって探してみました)

カンガのデザインの中で、家の前に干されたカンガが翻る風景が描かれたものもありましたよ。

キツネザル、バオバブの木、カメレオン、農耕牛など、「マダガスカルといえば、これ!」という具合に浮かんでくるキャラクターが、たくさんカンガの柄に組み込まれていました。

バニラ、クローブ、ダイヤモンドなど、マダガスカルの主要産物も、カンガのデザインにも言葉の中にも登場していました。

クローブ産出国としては、ザンジバルが有名ですが、マダガスカルでも主産業の一つなのだそうです。またマダガスカルでは、町のあちこちでバニラビーンズを売っていました。ダイヤモンドが出ることも、カンガを見るまで知りませんでした。

・・・というぐあいに、カンガを通してマダガスカルのことをたくさん教えられた上、
「9.学ぶことはよいことだ」
とカンガから言われて、「はい、そのとおりです。ありがとう」と思いつつ、
「10.さようなら、よい旅を!」とカンガに見送られながらマダガスカルを後にした私でした。

ということで、今日は、ランバワーンこと、マダガスカルのカンガのことを綴ってみました。
それでは、次回のタンザニア便りまでお元気で!
GOOD LUCK!!
   
     島岡 由美子拝

 




マダガスカルのカンガ写真集

ママのお気に入りのカンガを広げて、親子で記念写真!


自動車を使った移動店舗のディスプレイに!
(首都アンタナナリボの街角で)

『あなたへの贈り物』


カンガをシート代わりに地面に敷いて


露店のディスプレイや日よけに


カンガの中にカンガを発見!
家の外に干されたカンガが、風になびいています


ダイヤモンドは幸福の石』
四方を飾る札束がリアルです


バニラとクローブ収穫の風景
図柄が少女漫画チックですね


『あなたが好きなら、私もそれが好き!』



自動車の荷台を利用した移動店舗のディスプレイに
(アンタナナリボの街角で)



『種まきは大切な仕事』
牛を使った農作業の風景


マダガスカルのカンガのことを
教えてくれたラザナマララさん親子



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