ティンガティンガ

アーティスト紹介​

Abbasi Muhamedi Rafiki

アバス・ムハメディ・ラフィキ

1973年3月14日生まれ
ナカパニャ出身

 

1988年にティンガティンガアーティストの伯父ハシム・ムルタに勧められ、1990年より絵を描き始める。
1993年、テキスタイル・プリントを学ぶため、南アフリカに1年留学。
帰国後徐々に頭角を現し、現在は人気アーティストの1人として活躍する。
2008年、イギリスのTV番組「ティンガティンガ」の制作スタッフに抜擢され、ケニアにてテレビ番組用に原画を描き続ける。
2010年8月、タンザニアに帰国。再びティンガティンガ村を拠点に活動を再開。

原色の多いティンガティンガアートの中で、パステルカラー、優しいブライトカラーの色遣いが新鮮。色の多彩さと鮮明さ、ディテールにまでこだわって描く繊細な作品は、オリジナリティにあふれている。

「初めに絵を教えてくれた伯父ハシム・ムルタが、明るい色は、人の心も明るくすると教えてくれました。だから明るくスマートな雰囲気の作品を追及しています」

2013年ティンガティンガ原画展に初来日、 阪急うめだ本店、
2014年、2度目の来日、横浜展@ギャルリーパリ、名古屋展@ギャラリー余白、松坂屋上野店、
2018年、3度目の来日、大丸福岡天神、イオン海老名、ジェイアール名古屋タカシマヤ、岐阜高島屋、蔦屋書店 湘南T-SITE、玉川高島屋の各会場にて公開制作を行い、好評を博す。

2017年、優しいブライトカラーの色遣いでキリンのカップルを描いた作品が、STEAM CREAM【スチームクリーム】限定缶に起用されました。

 


2017年「アフリカの民話集 しあわせのなる木」未来社より発刊。(文 島岡由美子/絵 ヤフィドゥ・マカカと8人のティンガティンガ・アーティストたち )

ザンジバル在住30年の著者が、アフリカの人々から伝え聞いた、各地に伝わるお話20篇に、ヤフィドゥ、アバスはじめ9名のアーティストにより、ティンガティンガ・アートの挿絵が描き上げられた。