ティンガティンガぬりえ

ティンガティンガぬりえ

バラカでは、2020年春より、新型コロナウイルス感染症予防でおうち時間が増え、外遊びが制限されてしまった
お子さまに向けて「ティンガティンガぬりえ」を無償公開しています。
お子さんだけでなく大人の方々も、童心に帰って、楽しいぬりえで気分転換していただければ幸いです。
バラカのティンガティンガぬり絵は、下記からダウンロードの上、プリントアウトしてお楽しみください。

WHATS NEW!

絵本「ティンガティンガ・アートであそぼう!どうぶつたちのじどうしゃレース」掲載の
ぬりえを追加公開いたしました。

ティンガティンガのぬり絵をする前に、まず、このお話を読んでください。

ウサギのそめものや
ハポ ザマニザカレ(むかしむかし、あるところに)、どうぶつの国がありました。
そのころの、どうぶつの体には、色も、もようもついていなくて、だれがだれやら、わからないような感じでした。

ある日、ウサギが、きのみや、ねっこや、くさや、はなをつぶしたり、ぐつぐつにこんだりして、染料(せんりょう)をつくりだしました。

ウサギは、そめものやをはじめることにして、どうぶつたちによびかけました。
「からだに、色や、もようをつけてほしけりゃ、よっといで。」

一番はやくかけつけた、チーターが、最初に色をつけてもらうことになりました。
チーターは、黄色い体に、黒い水玉もようがついたとたんに、みちがえるようにかっこうよくなって、大よろこび。

それを見たウマが、
「ボクにも色をつけておくれ」
といいました。
ウマは、黒と白のシマもようがついたとたんに、みちがえるようにかっこうよくなって、おおよろこび。
「きょうから、ぼくを、シマウマってよんでおくれ」
といいました。

ウサギが、みんなのからだに、色をつけおわったときには、たくさんあった染料も、すっかりなくなっていました。

ウサギは、そのときになって、じぶんの体に、色をつけ忘れたことに気がついたのですが、
「みんながよろこんでくれたから、まあ、いいか」
といって、そめものやの看板(かんばん)をおろすと、白い体のまんまで、ぴょんぴょんとんでいきました。

きょうの話は、これで、おしまい。
ほしけりゃもってきな。いらなきゃ、海にすてとくれ。

「アフリカ タンザニアの民話 ウサギのそめものや」
文 しまおか ゆみこ 絵 ムブカ・キアンド

みなさんも、そめものやのウサギになったきもちで、動物たちがよろこぶような色や、もようを描いてくださいね。
ティンガティンガ・アートは、自由な気持ちで、楽しみながら色をくみあわせて、ぬっていくのがコツなんですよ。

Download Corner

ダウンロードコーナー

Artist Profile

アーティスト紹介

「花の樹に憩うヒョウの親子」

Mbuka (1975〜)
ムブカ

義理の父S.Mussaに師事、ティンガティ ンガアーティストになる。 動物画が得意で、一頭一頭の動物が、画面から抜け出 して語りかけてくるような動きのある絵 を描く。

来日歴 2011、2012、2013、2014

Mwamedi (1979〜)
ムワメディ

義理の父S.Mussaに師事、ティンガティ ンガアーティストになる。 動物画が得意で、一頭一頭の動物が、画面から抜け出 して語りかけてくるような動きのある絵 を描く。

来日歴 2011、2012、2013、2014

「楽園の動物たち~キリンとシマウマの親子」

「ゾウの親子とムナジロガラス」

Lukas (1987〜) ルーカス

学費が払えず小学校2年で中退。13歳で祖父Saidiに弟子入り。作品の隅々まで細かく緻密に描く丁寧さは群を抜いている。ティンガティンガ 村の将来を担うと期待されている。

来日歴 2019

Yaphidu (1976〜)
ヤフィドゥ

叔父Charindaら親族のアーティスト達に影響を受け、活動開始。美しい色合いと繊 細なタッチ、独自の不思議な動物ワールドを展開する。大型動物と小さな脇役の優 しいストーリー、長老Amonde(1940〜2015) の作風を受け継ぐ、唯一のアーティスト。「民話集 しあわせのなる木」(2017)挿絵を 描き上げる。

来日歴 2017、2018、2019、2020

「サイ~アフリカの鳥とちょうちょ ~長老アモンデスタイル」

「地球へのオマージュ<憧憬>~部分〜」

Mteko (1982〜)
ムテコ

J.Aussiの元で修行、動物の毛並みか ら、皮膚のひだ、尻尾の先まで描き分しける技法などを学び、以来頭角を現す。躍動感溢れる動物画が魅力。雄大な大自然のパワーを感じさせてくれる、丸い地球の大地を見立てて描いた「地球へのオマージュ」は、ムテコ氏の代表作。

来日歴 2015、2016、2017、2018

Zuberi (1973〜)
ズベリ

家が貧しく、教育を受けないまま青 年期に入り、ティンガティンガ村にて、絵の修行をしながら、学校に通った。鋭い目の動物が、花や鳥に囲まれた 独特の構図は、個性派揃いのティンガティンガ村の中でも、異彩を放っている。

来日歴 2019

「シマウマの親子とアフリカの鳥」

BOOKS NEWS!

新刊紹介

特別公開

絵本「ティンガティンガ・アートであそぼう!どうぶつたちのじどうしゃレース」より

絵本の表紙と、物語のハイライトシーンが、ぬりえになりました。
こちらのぬりえは、絵本の中についていますが、バラカホームページ上で特別公開します!

こちらのティンガティンガぬりえのページから、絵本が誕生しました!

<2020年7月20日新刊>
「ティンガティンガ・アートであそぼう!どうぶつたちのじどうしゃレース」
しまおか ゆみこ ぶん アバシ・ムブカ え
かもがわ出版

 

【バラカショップ限定特典付き:オリジナルポストカード】

For Families & Instructors

おうちの方、指導者の方へ

バラカのティンガティンガぬりえをお楽しみいただくために、つかいかたガイドをご用意しています。
現地アーティストのティンガティンガ・アート製作工程と同じ手順で遊びながら、アフリカを身近に感じ、楽しんでいただけると思います。
ぜひご活用ください。

※このぬりえは個人としてお楽しみください。
※本コンテンツは予告なく終了する場合がございます。ご了承ください。

PDFファイルをダウンロードし、プリントアウトしてお使いください。

PDFファイルのダウンロードには、Adobe Acrobat Readerが必要です。こちらからダウンロードできます。

(株)バラカは、原材料ではなく、製品の輸出で、 アフリカ経済発展の一翼を担おうという主旨の 元、タンザニア製品の輸入&プロモートをしてい ます。バラカのアフリカグッズを、楽しみながら、 身近に取り入れていただくことは、遠く離れた。 アフリカの経済的自立につながっています。 我々の現地での取組、フェアトレード、エシカルの取組については、 アフリカ製品プロジェクトでご紹介しています。

バラカのコーヒーや布、アートや雑貨の背景にある、現地の生活や文化に親しみ、日本の暮らしに取り入れ楽しんでいただくことが、
遠く離れたアフリカの生産者の生活安定、雇用創出、経済的自立に直接つながっています。
我々の現地での取組、フェアトレード、エシカルの取組については、
アフリカ製品プロジェクトでご紹介しています。