ティンガティンガ
アーティスト紹介
Mohamed Charinda
チャリンダ
1947年2月6日生まれ
タンザニア国ルブマ地方トンドゥール地区ナカパニャ村出身
1974年から、バオバブの木の下でアート活動を始めて以来、ティンガティンガアート一筋の古参アーティスト。
クラッシックスタイルと呼ばれる素朴な動物画とともに、メッセージ性のある独特な 生活画や、シャターニ(精霊・悪魔)の世界を描くことで知られている。
シャターニのイメージは、夢の登場人物。「夢の中で、彼らが動いたり話しかけたりするので、それをキャンパスに描くんだよ」
一方、生活画は、コミカルかつ優しいタッチ。創始者ティンガティンガと同郷のチャリンダが描く生活画には、故郷ナカパニャ村の出来事が多く描かれている。
息子Athmaniと妻Dalinにも自ら絵を教え、ティンガティンガ・アーティストに育て上げた。
2007年、美しい色線で表現されたアフリカの生活画を描いた作品が、スターバックス コーヒー ジャパンの限定販売オリジナルタンブラーに起用されました。
2012年バラカ出版「アフリカの民話~ティンガティンガ・アートの故郷、タンザニアを中心に~」(島岡由美子 文・写真 モハメッド・チャリンダ 絵)
ザンジバル在住25年の著者が、アフリカの人々から伝え聞いた、各地に伝わるお話22篇に、ティンガティンガ・アートの挿絵を描き上げた。
2015年アフリカの民話の一篇より、ポプラ社出版「アフリカの民話絵本「しんぞうとひげ」ポプラせかいの絵本(47)」(島岡由美子 採話 モハメッド・チャリンダ 絵)が発刊。新たに挿絵を描きおろし、広い世代に好評を得ている。
ポプラ社刊 アフリカ民話絵本「しんぞうとひげ」が、平成27年厚生労働省 社会保障審議会 推薦児童福祉文化財に、決定しました。
2017年「アフリカの民話集 しあわせのなる木」未来社より発刊。(文 島岡由美子/絵 ヤフィドゥ・マカカと8人のティンガティンガ・アーティストたち )
ザンジバル在住30年の著者が、アフリカの人々から伝え聞いた、各地に伝わるお話20篇に、ヤフィドゥ、チャリンダはじめ9名のアーティストにより、ティンガティンガ・アートの挿絵が描き上げられた。
サインは、Mohamed Charinda
2021年8月11日急逝