ティンガティンガ

アーティスト紹介​

Sayuki matindiko 

サユキ

1963年生まれ
MASASI地方のNDANDA村出身
1984年、仕事を探すためにダルエスサラームへ。
看板屋をしながら、ティンガティンガアートを独学。

誰に師事したというわけではなく、ダル在住時に、ニュンバ ヤ サナーや、ティンガティンガ村に行って、見たものを自分の作風に取り入れていった。
1988年に故郷NDANDA村に戻った頃から、独自のシャターニ画を描くようになった。

アウトラインがなく、淡い色を重ねて描くシャターニ画は、ほのぼのした優しいムードを醸し出している。
男性シャターニが多い中、キュートではつらつとした女性のシャターニ達が登場するSayukiの世界は独特である。

シャターニ画では、リランガ(故人)が有名だが、リランガの模倣ではなく、Sayuki独自のかわいいシャターニ画は、リランガ存命の時代から、知る人ぞ知る存在。


2011年3月21日 48歳で急逝。