2008年4月号のアフリカ民話は、「三本の矢」。
アフリカの農家の男が、三人の息子に遺した遺言は、なぜか日本の戦国時代の武将、毛利元就の遺言とそっくり・・・日本人からの伝聞か、人間の根本は同じということなのか、話のルーツに不思議を感じるお話です。
★この民話は、朝日新聞社HP「OPENDOORS」の[一冊の本]紹介ページより、ネット上からも読めます。(*「一冊の本」紹介を開いたら→「最新号」をクリックし、→「目次ページ」→「アフリカから」の記事に進んでみてください)
アフリカの民話を通して、日本と同じだなあと共感したり、逆に異文化を感じて驚いていただいたり、なるほどと思ったり・・・などなど、自由に楽しんでいただければ幸いです。
byバラカ・タンザニアこと 島岡 由美子
★「一冊の本」は、朝日新聞社が毎月発行している小冊子で、大きな書店や朝日新聞販売所(ASA)で、無料配布、または、1冊100円で販売されています。
★定期購読→1年間12冊、送料、消費税込みで1000円
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詳しくは、朝日新聞社HPOPENDOORSをご参照ください。
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「アフリカ民話「三本の矢」」への12件のフィードバック
バラカさん、ジャンボ!
今月号も早速拝読しました。
今回のお話は、日本でも聞いたことのあるような内容でしたね。3人の息子のその後は・・・きっとお父さんの言いつけを守って、お父さん同様に村中の人たちから慕われる人になったんでしょうね。
お話の中に「金を拾ったらラジオの落し物ニュースで流して・・・」というくだりがありましたが、こういう放送は今でもあるんでしょうか?ラジオが出てくるところを見ると、このお話はわりと近代のお話なんでしょうね。
☆yokoさん、ジャンボ!
日本にある話とそっくりなので、聞き取りをした時は、本当に驚きました。
ラジオは、出産、死亡、結婚、探し物などなど、一般の人々の伝達手段として、広く活用されています。
近代の話というか、こういった言い伝えのお話は、語り手も次々に変わる中、ストーリーの主要部以外は、少しずつアレンジされていくものですから、現代的な要素も混じっていっているのだと思います。
文字に残されたお話だと、こうはいきませんが、語り文学ではこういったお話の枝葉の部分の自由さも楽しいですね。
バラカさん、こんにちは♪
「三本の矢」のお話
父親の3つの言葉が印象的でした!
一つ、人のものを盗るな。
二つ、人をだますな。
三つ、人をばかにするな。
2つは、当たり前のことですけれど、
3つめは以外と出来ていないことですよね~。
私も謙虚さを忘れないようにしなくちゃ(^^;
バラカさん、ジャンボ♪
日本のお話と似ていて、ビックリしました♪
でも、改めてその通りだなぁ・・・と実感しました
私も3姉妹なので、何かあったら力合わせてがんばりたいと思います♪
☆rosaさん、ジャンボ!
盗るな、だますなと、3つ目の人をばかにするなは、確かに教えの内容が違いますね。
3つ目は、罪になることではないけれど、人間としてどう生きたらいいのかという点で、深い教えだと思います。
短い民話ですが、こちらの姿勢も問われているように感じますね。
☆おやびん、ジャンボ♪
三本の矢にまつわる部分は、ほんとに日本に伝わっているのと瓜二つなので、聞き取りをしたときは、本当に驚きました。
やはり、親が子に伝えたいことは、万国共通なのでしょうね。
おやびんも、束ねた三本の矢のように、三姉妹力をあわせてがんばっていってくださいね。
バラカさん、ジャンボ!
本当にそっくりな話っていうかそのままの話ですね~。
どちらが元の話しなのかな~?
遠いようで意外と近いのかな?(^人^)
☆こーでさん、ジャンボ!
ほんとに瓜二つの話だったので、私自身も驚きました。
話してくれた人も、私がこれとまったく同じ話があることを言うと、とても驚いていました。
めぐりめぐって日本からの伝播か、親の思いは世界共通ということなのか、この話のルーツを考えるのも面白そうです。
どこかで聞いた話だなっておもったら、「瓜二つの」の話に似ているんですね
びっくり
いつも日本の童話にどこか似ている部分もあり国境ってないんだなって感じました
づみさん、ジャンボ!
ほんとうに、ここまでそっくりな話は珍しいです。
戦国武将の遺言と、アフリカの人の遺言をテーマにしたお話がここまで似ているとは驚きでした。
民話は、国境を超えるものがありますね。
バラカさんジャンボ!
本当に毛利元就の3本の矢にそっくりなのには驚かされました。
子の行く末を案じる親の思いは洋の東西を問わず同じですね。
今回も良いお話をありがとうございます。
☆ジュマさん、ジャンボ!
ここまでそっくりなお話も珍しいと思います。しかも、戦国武将と、東アフリカの小島ザンジバルに同じ話があったというのが驚きでした。
日本にそっくりな話があることを伝えたら、話してくれた人の方もびっくりしていました。
ほんと、子を思う親心はどこも同じなんですね。