福岡にて、ティンガティンガアート寄贈式＆交流会～引津小学校

ジャンボ！お元気ですか？
私達（島岡強＆由美子）は、バラカ主催ティンガティンガ原画展秋2011～第一回福岡展＆札幌展の為に来日し、現在、福岡に来ています。
本日10月19日、秋晴れの中、山と海に囲まれた、美しい景色の中にある、福岡県糸島市立引津小学校に、ティンガティンガアートの寄贈＆交流会に行ってきました。

まず、全校生徒さん204名の前で、今回初来日しているティンガティンガアーティストのムブカが描いた作品を披露し、児童代表のお子さんに手渡しました。
記念撮影、パチリ。

右から、バラカ代表島岡強、女子児童代表、引津小学校とのご縁を結んでくださった、長年の友人、福井徹氏、校長先生、ムブカ氏、男子児童代表、島岡由美子）
寄贈した絵です。ウサギまで川に入っているのを見つけたライオンが、びっくり。
でも、ウサギでも川に入っているのだから、自分も水浴びしようかなと考えているところだそうですよ☆

「水辺に集う動物の仲間たち～青いキリマンジャロ～」by Mbuka ムブカ
児童代表からのお礼の言葉に続き、校長先生から、引津小学校の校歌にも出てくる、美しい可也山の写真がついた、素敵な感謝状をいただきました。
その後は、６年生を対象に、交流会。
アフリカの様子や、ティンガティンガアートのことなど、子供さんからの質問も含めて、楽しい時間を過ごしてきました。最後は、6年生の皆さんが、縦笛で「ふるさと」を演奏してくれました。私は、歌詞を思いだしながら、なつかしい縦笛の音を聞いているうちに、じ～んとした気持ちになってきて、そしたらふいに涙がこぼれそうになってしまったので、ちょっぴりあわててしまいました☆

交流会が終わって、校長室に戻ったら、全校集会のときに参加していた4年生のたくまくんが、ムブカにお礼の手紙を持ってきてくれました。

ムブカとの握手は、普通の握手との後に、親指と親指を立てて、ピッとこすりあわせるのですが、仲良しのしるしなんだそうですよ。たくまくんのお手紙には、そのことが書いてありました。
たくまくんは、難聴という障害があるため、特別支援学級で勉強しているそうで、ムブカに、手話で、アサンテ・サーナ（ありがとうございました）の伝え方を教えてくれました。たくまくん、ありがとう！ムブカも、「タクマ君といいラフィキ（友達）になれて、うれしかった」と言っていましたよ。

引津小学校の皆さん、ティンガティンガアーティスト、ムブカのこと、覚えていてね。そして、タンザニアのこと、アフリカのこと、時々思いだしてください。
ということで、引津小学校への絵の寄贈と交流会が無事終わりましたが、今日、生徒さんたちは、それぞれ家に帰って、お母さんやお父さんに、どんな話をしたのでしょう。

アフリカのタンザニアからやってきたムブカというティンガティンガアーティストのことでしょうか。
みんなで練習した、スワヒリ語の挨拶でしょうか。タンザニアの小学校は、1クラスに70人もつめこんで、勉強していることでしょうか。
タンザニアで25年間、アフリカの人たちの自立の為に生きている、お髭のおじさん（島岡強）のことでしょうか☆

アフリカのこと、タンザニアのこと、タンザニア人のこと、ティンガティンガアートのこと、そして、島岡が言った、貧しい国を興していく為には、金銭の援助ではなく、働く場を作ることの大切さ、そして、人は、誰もが志を持って生きることの大切さなど、何がしか生徒さんの胸に響いているといいなと思っています。
さあ、いよいよ、10月21日から福岡で初めてのバラカ主催ティンガティンガ原画展が始まります。
福岡の皆様に、「よか展示会だったばい」と言っていただけるような展示会を展開できるよう全力をつくします。（福岡弁、これであっているでしょうか？？）
ティンガティンガアーティスト代表のムブカも、日本でのライブペイント初披露に燃えています。
ティンガティンガアートは、動物の絵が多く、世代を超えて楽しめる、親しみやすいペンキアートです。お子様連れで、お気軽にいらしてください。
皆様のご来場を、バラカ一同、心からお待ちしています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　福岡にて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　島岡由美子