GW2014は横浜で、5月は名古屋でお会いしましょう！～ティンガティンガ原画展2014＠横浜・名古屋

ジャンボ！皆さん、お元気ですか？
日本に着きました。まだ意外と寒いですね。
さて、今年も、バラカ主催ティンガティンガ原画展2014＠横浜・名古屋を開催する運びとなりましたので、お知らせします。
おかげさまで、横浜は第5回展、名古屋は第7回展となります。
第5回横浜展は、4月26日（土）～5月6日（火祝）11日間、ギャルリーパリ＠日本大通り
第7回名古屋展、5月10日（土）～5月18日（日）9日間、ギャラリー余白＠栄
日時場所などの詳細は、この記事の最後に書きますね。
★☆★今年の展示会テーマは、「虹の国の仲間たち～ネルソン・マンデラ氏に捧ぐ～」です。

昨年12月に亡くなったネルソン・マンデラ氏（元南アフリカ共和国大統領　1918～2013）が、その生涯をかけたのは、人種差別（アパルトヘイト）撤廃と、虹の国、レインボー・ネーションの理想でした。

1990年2月から3月にかけて、タンザニアでは、どのラジオ、テレビからも、 ネッルソ～ン、マンデラ～♪　という明るい歌とともに、マンデラ氏釈放を祝うニュースが流れ、その話題で持ちきりになりました。国家反逆罪で27年間、牢獄に入れられながらも、アパルトヘイト撤廃の意思を貫き通したマンデラ氏が、釈放後、初めて遊説に立つのが、ここタンザニアの地だったからです。
そこには、タンザニアが、ニエレレ初代大統領の時代、反アパルトヘイトの立場を鮮明にし、マンデラをはじめ、南アフリカの活動家たちを力強くサポートしていたという深い縁がありました。
私たちも、マンデラ氏のスピーチを聴くために、ザンジバルから船で12時間かけてタンザニア本土のダルエスサラームに渡りました。
（＊その当時は、今のように約3時間で本土に行けるスピードボートはなく、週に１便しかない大型客船で12時間以上かけていくか、不定期で時間も読めない貨物用のダウ船かしかない状況だったのです）

1990年3月7日、文字通り、あふれんばかりに集まったタンザニア国立競技場内のものすごい熱気は、今も忘れられません。（まさに、ぎゅうぎゅう詰めの満員電車状態でした）
タンザニア国民に大人気だったニエレレ初代タンザニア大統領のユーモアたっぷりのスピーチで大いに盛り上がった後に、登場したネルソン・マンデラ氏は、ニエレレ氏と対照的に、笑わせることもなければ、激昂して話す場面もなく、終始淡々としておだやかな声で、話していたのが印象的でした。
その後、マンデラ氏は、1994年に全人種が参加する初めての選挙で大統領に選ばれると、虹の国、レインボー・ネーションの理想（肌の色を超えて平和に暮らせる国作り）を掲げました。白人を追放したり、財産を没収したりするのではなく、人種間・民族間の和解・融和と民主化を説いたのです。

今、アフリカは、かつての暗黒大陸のイメージを払しょくし、希望の大陸へと変わりつつあります。昨年のTICAD（アフリカ開発会議）の盛り上がりでもわかるように、今では、世界中がアフリカ諸国を、相互の経済成長を促すためのビジネスパートナーとして注目し、期待を一身に集めるまでになりました。これらは、真の平和なしでは、なしえないこと。

とはいえ、人種や肌の色によって人を差別する制度はなくなっても、人の心の中にある差別意識が、完全になくなるのは難しいもの。そして、長年にわたる差別の中で作り出された貧困層の生活を引き揚げていくことも、難しく時間がかかることです。
だからこそ、みんなで、差別のない世界を目指していかなくてはいけないですね。そのためにも、まずは自分自身の心の中にある差別意識を、あらためて見つめ直すことから始めなければ、と感じています。
＊アパルトヘイト時代の南アフリカの様子は、拙著「我が志アフリカにあり」（朝日新聞社出版）と、「新版　わが志アフリカにあり」（バラカ出版）の第1章「革命児」の中に、＊1990年3月マンデラ氏のタンザニア遊説の様子は、第11章「幻の南アフリカ行き」に、＊アパルトヘイト撤廃から10年以上経った2004年当時の南アフリカの様子は、「続・我が志アフリカにあり」（バラカ出版）P143～P148「銃声の聞こえる国～南アフリカ」に書いてあります。

★☆★　『会場に、虹の国をテーマにした作品がたくさん並びます』
ティンガティンガ村（工房）では、大勢のアーティストたちが、人種による差別のない真の平和を説いたマンデラ氏への畏敬と追悼をこめて、虹色に輝く作品を描きあげています。

私たちバラカタンザニアは、描きあがった順に作品を日本へ送り、バラカジャパンの方で展示会に出す絵を厳選して額入れをしたり、題名をつけたりなど様々な準備を進めています。
自由な発想で、下描きなしでイメージを膨らませて描いていくティンガティンガ・アートならではの力作ぞろい。サバンナにかかる虹や、虹色の大地の風景をはじめ、中には、虹色のたてがみをもつライオンや、マンデラにまつわる歴史的シーンが描かれた作品などもありますので、会場で探してみてくださいね。
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★☆★　『横浜・名古屋のライブペイントは、アバースに決定！』ライブペイントのために来日するのは、パステルカラーで優しいタッチの作品が人気のアバースに決まりました。

　初めて、横浜・名古屋に行けることと、尊敬するマンデラ氏の理想がテーマの展示会で、ライブペイントをするアーティストに選ばれたのがとても嬉しいです」
やる気満々のアバース、きっと素晴らしく美しい作品を描いてくれるでしょう。
★☆★　『横浜、名古屋でお会いしましょう！』
私達（島岡強＆由美子）もザンジバル＠タンザニアから横浜、名古屋会場に駆け参じ、全日程在廊して皆様をお迎えいたします。どうぞお気軽にお声をかけてください。
★☆★　『日本とタンザニアの両国にバラカ（恵み）ある展示会になりますように～』
今年も引き続き、展示会収益金の一部で、ティンガティンガーティストへの画材支援と、被災地復興を祈りながら東日本大震災被災地への義援金といたします。
バラカのティンガティンガ原画展＠横浜・名古屋で、アートやグッズをとおしてアフリカを楽しみながら知り、アフリカのことを考えるきっかけにしていただけたら幸いです。そして、今年は、マンデラ氏が目指した虹の国の理想を、皆様と一緒に考える機会となればと思っています。
横浜、名古屋の会場で、お会いできる日を楽しみに、バラカ一同、心からお招きいたします。
みなさま、カリブーニ！（Welcome!)
　　　　　　　　　　　　　　 　　島岡由美子
★ちらし、DM（ご案内はがき）もご用意しております。ご希望の方、お知らせください。
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～バラカ主催　ティンガティンガ原画展2014　横浜＆名古屋～

＜第5回　横浜展＞
▼日時：4月26日（土）～5月6日（火祝）11:00～19:00　
　（11日間・会期中無休、最終日は17:00まで）
　♪オープニングパーティー♪
　　　4月26日（土）17：00-18：30
　　　※事前予約等は不要です。どうぞお気軽にご参加ください！
　　　＊パーティーご来場者にプレゼントあり！
▼場所：ギャルリー・パリ　横浜市中区日本大通14　三井物産ビル1F
　TEL：045-664-3917

▼交通アクセス：
　JR根岸線「関内」駅南口下車、徒歩5分、
　横浜市営地下鉄「関内」駅下車、徒歩5分、
　みなとみらい線「日本大通り」駅3番出口すぐ
♪横浜では、このほかにも、5月3日～6日、ギャラリー前の日本大通りで、アフリカンミュージックやカフェスペースなど、楽しいチャリティ野外イベントもあり！日時詳細は、こちらです。
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＜第7回　名古屋展＞
▼日時：5月10日（土）～18日（日）　10:30～18:00　
　　　　（9日間・会期中無休、最終日は16:00まで）
▼場所：サロンギャラリー余白
　名古屋市中区栄4-17-30
　TEL:052-262-5454

▼交通アクセス：
　地下鉄栄駅13番出口（中日ビル前）より徒歩7分、
　地下鉄矢場町1番、または6番（松坂屋本館前）出口より徒歩7分
　久屋大通より東に一筋入った武平通り沿い　
　可世木病院、珈琲のコメダを目標にいらしてください。
　（ギャラリーは道路を渡ったところにあります）
♪名古屋会場では、DM（ご案内はがき）持参でご来場のお客様、
先着20名様にプレゼントあり。（会期中毎日）
　
♪５月１８日（日）　10:30～11:30　
ティンガティンガ体験ワークショップ　
ギャラリー余白前のスペースにて
（予約不要　先着15名様・雨天中止）