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第6回タンザニア野球選手権大会2018(タンザニア甲子園

今日も、スポーツ話題です。
<第6回タンザニア野球選手権大会2018Dec>試合の様子
過去最多の男子野球13チーム、女子ソフトボール5チームが参加しておこなわれた、第6回タンザニア野球選手権大会(タンザニア甲子園 2018年12月6日~10日)、試合の様子をお伝えします。
 この大会は 今年で6回目、TaBSA(タンザニア野球&ソフトボール連盟)主催で続けられており、ザンジバルの正式参加は4回です。
 日本の援助でダルエスサラームのアザニアセカンダリースクールのグラウンドに完成したばかりの野球場(タンザニア初!)でおこなわれました!
ザンジバルからは、男子野球2チーム、女子ソフトボール1チーム、総勢50人で海を渡って本土のダルエスサラームへ。
ザンジバルAはウングジャ島の選手たち、ザンジバルBは、ペンバ島の選手たちで構成しての参加。とくにペンバ島からは初参加、もちろん女子ソフトボールも初参加なので、ペンバ選手も女子チームも一緒に船に乗り込むときから、気合と期待で熱気むんむんでした。(ザンジバルは、ウングジャ本島とペンバ島の2つの島からなっており、本土にいくためには、ペンバ島民は、一度ウングジャ本島に別の船で渡ってきて泊まってから、別の船でタンザニア本土に行かなくてはならないので、けっこうな長旅になります)
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<大会成功の功労者の方々>
試合運営は、シニアボランティアで野球隊員の岩崎さんをはじめ、タンザニア各地からはせ参じてくださった協力隊の方々が中心になって、全面的にバックアップ。連日ほんとうに暑くて、応援しているだけでもばててしまいそうに暑い中、大会成功に向けて、それぞれのチームの監督だけでなく、審判、球審に、スコア、グラウンド整地のトンボがけに至るまで
・・・と、連日一生懸命サポートしてくださっていた姿が、各チームの溌剌としたプレートともに、目に焼きついています。
試合内容を書く前に、大会サポートしてくださった大勢の日本の方々の姿をお伝えしておきたいです。
さて、ザンジバルA(ウングジャ島の選手たち)は、1回戦 対ソンゲアは6-0、
2回戦の 対ジュフディ(ダルエス)は17-1と、のびのびプレーをしながら、投げ、打ち、走り、みんなで声を出し合って守り、快勝で勝ちあがりました。
 
<準決勝で、痛恨の逆転負け>
準決勝では、ライバルのダルエスサラーム(アザニア)相手に、2回裏で2点リードされたのを、3回の表で3点入れて逆転し、その裏に2点とられて、痛恨の逆転負け(4-3)(約1時間15分で時間で区切っているので、3回裏で終了)という、劇的に悔しい負けを喫し、みんな悔し涙をぼろぼろ流していましたが、最後まで選手たちもベンチも一丸となってチームプレイでがんばりぬけたこと、先制点を許したあとも投げやりにならないで、3回表に一度は逆転までもっていけたことに、大きな拍手を贈りたいです。
三位決定戦では、同じくBブロックで初出場のザンジバルB(ペンバ島)に勝って、昨年と同じく、三位に。
ペンバ島の選手たちは、全員初参加。しかも、ペンバ島には、島田コーチと小山氏が短期で教えに行ってくださったあとは、自分たちだけで練習を積んでいたのですが、初参加に臆することなく打線もピッチングも堂々としていて、たのもしかったです。
<決勝戦は、ダルエスサラームVSキリマンジャロ>
決勝戦は、ダルエスサラームのアザニアVSキリマンジャロのサンヤジューの対決となりましたが、アザニアチームの打線が火を吹いて、キリマンジャロのサンヤジューチームを9-0で撃破して、見事に優勝を飾りました。
優勝決定後、今年の6月までアザニアの監督をしていた海外青年協力隊長尾耕輔さんの顔と名前のついたTシャツをかざしながら、全員で球場をランニングするアザニアチーム、とても誇らしそうでした!
みんな、「KOSUKEコーチ、ありがとう、俺ら、やったよ!」の思いだったでしょうね。
また、ここアザニアチームは、山崎さんや、岩崎さんなど、複数の日本人がコーチしてくださっているそうで、胴上げも、山崎さんはじめ、にぎやかでした!
 ☆昨年の優勝ドドマライオンチームは、今年優勝したアザニア(ダルエス)に負けて敗者復活戦にまわっていました。連続優勝というのは難しいものですね。
 
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<初めての女子ソフトボール大会>
ザンジバルは、女子ソフトもがんばって、5チームの総当たり戦の結果、準優勝。
優勝は、ダルエスサラームのジュフディチーム、タンザニア甲子園の中での女子ソフトの公式戦は、今大会が初めてでした。
ということで、ザンジバル勢は、男子は銅メダルと三位のカップを、女子は銀メダルと準優勝カップを手に胸を張ってザンジバルに帰り、港では、一足先に帰っておられたザンジバル教育省スポーツ局長のハッサン氏に迎えられ、激励の言葉をかけていただいていました。
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<第6回大会結果>
1位 ダルエスサラーム(アザニア)
2位 キリマンジャロ(サンヤジュー)
3位 ザンジバルA (ウングジャ島)
女子ソフトボール
1位 ダルエスサラーム ジュフディ
2位 ザンジバル
3位 ???すみません。最後まで、チーム名が、よくわかりませんでした
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<日本人コーチ不在になったザンジバルチーム>
 ザンジバルチームは、島田、平野コーチが9月に帰任され、日本人コーチ不在の初めての大会でしたが、島田さん、平野さんが教えて下ったとおりの言葉をスワヒリ語で掛け合っている姿をみて安心しました。
これからも、ザンジバルの初代ナショナルコーチとして指導してくださった上原さん、サブコーチをしてくださった沢谷さん、そして、2代目の島田さん、平野さん、また、野球と審判の心得を教えてくださった国際審判員の小山さん、座間さんたちの教えが、ベテラン選手たちがコーチ役になって、次の世代に伝えながらザンジバル野球を牽引してくれるよう願っています。
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『ザンジバルもタンザニア本土の野球チームも、ソフトボール女子たちも、みんながんばって!』という気持ちで見守っています。
また今年も、折にふれて、現地での野球&ソフトボール、柔道といった私たちが関わっているスポーツの様子もお伝えしていければと思っています。
                      島岡由美子

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