JETRO主催アフリカンフェアー

アフリカン・フェアは、経済産業省とジェトロが主導で推進している開発途上国「一村一品」キャンペーンの一環で、“アフリカの多彩な魅力がぎゅっと詰まった3日間。東京・お台場で新しい「アフリカ」に出会おう。”というサブタイトルの元、9月2日～4日の3日間開催されました。

開発途上国「一村一品」キャンペーンとは平成12年12月に小泉総理大臣が発表した「開発イニシアチブ」の一環として、政府から支援されてきたもので、開会式には首相も参列、式典後は大勢の報道陣を引き連れ、国別展示コーナーでは一国一国のブースに声をかけながら見て回られました。
トロワは3日間タンザニアのブースに詰め、ムタンゴ大使はじめマレコ参事官ご夫妻、大使館員の方々と一緒に来場者の方々にタンザニアの魅力と文化などをご案内しました。

広い会場は大きく4つに分かれていて、
①国別展示コーナー・テーマ展示コーナー・企業の社会貢献活動紹介。文化、産品、観光情報などを通じて各国の魅力に直接触れる展示コーナー。
②アフリカンマーケット
アフリカ直送の魅力溢れる産品たちの販売コーナー。
トロワのアフリカフェ、紅茶アフリカンプライド、カンガ、ティンガティンガ達は「よろずあふりか」さんブースで販売くださいました。
③観る、聴くコーナー
3日間に渡り、アフリカンコレクション（ファッションショー）、ダンス＆ミュージック、トークショー、ビジネスセミナーと盛りだくさんの内容でした。

④アフリカン・フードコート
アフリカ料理専門店のシェフたちが腕を振るう各国の本格料理が味わえる楽しいコーナー、ここは開店前からスパイシーな香りが立ち込め、まるでアフリカのローカルマーケットにいるような楽しさでした。
タンザニアブースでは、ティンガティンガ、カンガ・キテンゲなどの綿製品、アフリカフェ、紅茶類、カシューナッツ、キリマンジャロミネラルウォーター、ビールなどの
代表産品が陳列され、特に、カシューナッツがタンザニアで収穫されており、その粒の大きさや味は最高級のものであることに皆さん驚いていました。
またデザイン、味ともに評価の高いタンザニア産の[SERENGETTI BEER][KILIMANJARO BEER]も大いに注目を浴びており、もしかして、近い将来日本にも輸入される日が来るかもしれません。
今回感じたのは、みなさん、その国に行ってみたいという興味と滞在経験のある方は日本で触れるアフリカを懐かしみ、同時にその国の産品たちに非常に関心を持っているということでした。
タンザニアブースに陳列されている製品の中で日本に輸入されているのは、アフリカフェと紅茶アフリカンプライド、ティンガティンガ（絵画）、カンガ、キテンゲのみ。
そのすべてを輸入しているトロワの役割を再認識したことと、まだ輸入されていないタンザニアの逸品が、たくさんの投資家、ビジネスマンの目に触れる最高の機会だったと思います。
このアフリカン・フェアーは、アフリカ製品の輸出促進に繋がるようにというイベント主催者、関係者の方々の想いが端々で感じられる素晴らしいイベントだったと思います。
最後になりましたが、ムタンゴ大使はじめタンザニア大使館の皆様、ジェトロご担当者様、イベント運営スタッフの皆様、大変お世話になりました。
これからもアフリカのヒト・モノ・コトをたくさんの方々に伝えられるようなイベントに参加させて頂きたいと思います。