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Jさまより>アフリカの民話へのご感想

アフリカの民話を、2年生のクラスと、6年生のクラス、図書館でのおはなしの時間に、読ませていただいたところ、子ども達にも、大好評でした!
「心臓とひげ」は、どの年の子たちも、すとんと心に落ちるようです。
心臓とひげ???という様子だったのが、最後になると、

「ああ、そういうことやったん!」
「ほんで、ひげは、口やし、心臓は左胸なん」
「ひげはうそつくから、いつまでも待ってなかん」
と納得していました。
解説を読むと、ザンジバルの方も同じ様子だそうですね!
おはなしが終わって、本を見に来た子の中には、

「何でひげさん、そんなうそつくの。」
と言っていた子がいました。
いつか、わかるときがくるかな。
絵もかなり印象的なようです。
おはなしが始まって、最初のページは文字だけなので、それぞれに心臓とひげを想像しているようですが、ページをめくると、見開きいっぱいのティンガティンガの絵。
それぞれの想像の域を越えていたのか、特に2年生の子たちは、「手も足もあるやんかぁ〜」
と笑い転げていました。
日ごろ、ポルトガル語を話していて日本語は日常会話だけの子も、ものすごく楽しんでくれたのも、印象的でした。
6年生のクラスでは、「母からのみやげ」も読みました。
みやげものを不信に思った夫が、しまってある部屋のカギをこじ開けるあたりで、子ども達は息をのんで緊張するのですが、最後に親孝行をするところで、
「はぁ〜」
という安堵のため息がこぼれました。
30人以上になる教室で読むに当たっては、絵をどう見せようかという迷いもありますが、おはなしは、すーっと子ども達の心に届いていることを感じました。

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>Jさま
この度は、書籍「アフリカの民話」のご注文をいただき、誠にありがとうございました。
読み聞かせの楽しそうな様子が伝わってきて、わくわくします!
スワヒリ語で語られるメッセージ、日本の子どもたちにもしっかり届いたのですね。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
by バラカジャパン

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