島岡由美子 講演会のお知らせ

【10/23追記】
10月21日の中日新聞に、お知らせが掲載されました。本記事末尾でご紹介させていただきます。

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昨日は中秋の名月で満月でしたね[[pict:niko]]大阪からも、大きくてきれいなお月様が見えました。皆様のお住まいの地域は、いかがでしたか？
さて、この度、11月3日（日）文化の日に、バラカタンザニア島岡由美子による講演会が、名古屋で開催されることとなりましたので、お知らせ致します[[pict:niko]]
会場地図や講演会詳細がわかるチラシの郵送をご希望の方は、お届け先のご住所とお名前を明記の上、baraka@africafe.jp までお知らせください。皆様お誘い合わせの上、ぜひご来場ください[[pict:meromero2]]
愛知県立大学全学同窓会　文化講演会
「我等が志アフリカにあり」
～援助に頼らない真の自立を目指して～
▼日時：2013年11月3日（日）14:00～15:30
▼場所：愛知県立大学　長久手キャンパス
　　　　　　学術交流センターB1　多目的ホール
　　　　　　〒480-1198　愛知県長久手市茨ヶ廻間1522番3
　　　　　　（リニモ「愛・地球博記念公園」駅下車　徒歩3分）
▼参加：無料　一般参加者歓迎
▼講師：島岡由美子氏
▼内容：講演・質疑応答　
　　　　　　由美子氏による講演後の質疑に関しては、島岡強氏も対応
▼主催：愛知県立大学全学同窓会
　　　　　　TEL:052-784-8575
　　　　　　e-mail:kendai-mizuho@tulip.ocn.ne.jp

▼講演要旨：
志とは、何だろう。それは、自分は何をするためにこの世に生まれたのか、世の中のために何ができるのかを自分に問いかけた答えだよと教えられたのは、私が二十歳の時だった。　
一九八七年、アフリカ独立革命を志す革命家、島岡強と結婚。同時にアフリカに渡って、ザンジバル・タンザニアに拠を構え、夫婦であり、同志として、多岐にわたる事業を展開しながら現在に至る。
アフリカの多くの諸国は、独立後四十～五十年経った現在でも、先進国の経済的植民地になっている状態は否めない。仕事の場が圧倒的に少なく、働きたくても働けない人々が多い現実の中で、アフリカの人々が自分たちでそれぞれの国を回していくために必要なのは、金銭的援助ではなく、産業を興して雇用を生み出し、自国の製品を製造することで国の経済を回すことだ。
それは、かつてインドで無抵抗主義を貫いたマハトマ・ガンジーも生涯唱えたこと。アフリカの人々が、精神的にも経済的にも自立して、プライドを持って国を回していくための手助けをする、それが、我等が志、アフリカ独立革命の本旨だ。
具体的には、漁業、運送、貿易や、日本タンザニア文化交流事業（柔道、ティンガティンガアート、民話等）を展開中。二〇〇八年からは、毎年日本でティンガティンガ展を開催しながら、アーティスト支援とともにアート向上と日本タンザニア文化交流を図っている。
大学時代から関心があった民話採集を現地で長年続ける中で、耳で聞いて集めた民話が二百篇以上になった。民話にはアフリカの人々の心が詰まっており、そこには、日本人として共感できることもあれば、文化差を感じて驚くことも。
長いアフリカ生活の中で、そのどちらもわかるようになった私には、アフリカの民話を始め、アフリカの姿を日本に紹介していくことも自分の役割の一つなのだと感じるようになった。
人には誰にも役割があり、天命がある。自分は世の中のために何をしなくてはいけないのかを考え、自分の志を立ててまっすぐ生きていくこと、そして、地道に継続していくことの重要さを伝えたい。

【10月21日の中日新聞に、お知らせが掲載されました】

ご来場お待ちしております[[pict:meromero2]]