こんにちは!
10月も半ばを過ぎましたが、いかがおすごしでしょうか。
さて、今回も、ペンバ武道館建設風景です。
足場が組まれ、壁がだいぶ積み上がってきました。
まずは、第一目標の全体で6メートルがクリアできました。
あとは、一番低いところで8メートル、一番高いところで10メートルまで積みあげます。
こちらは、寡黙な鉄職人
高い場所になってきましたが、手早さも、もくもく度はかわりません。
さて、この穴は何でしょう?
これは、トイレ用の穴です。
ザンジバル(ウングジャ本島とペンバ島)は、サンゴ礁でできた島なので、少し土を掘ると、サンゴ礁の岩がごろごろしており、この岩が昔から、建物の土台用の岩として、また、こうしてトイレの浄化槽用などに活用されています。
まず、穴を掘り、
サンゴ礁の岩を砕いて、
サンゴの岩をきっちり並べてセメントで固めていきます。
サンゴ礁の岩がフィルターの役目をするそうのだそうです。
日本の汲み取りトイレのように、糞尿そのものをくみ取って肥料として使うといった習慣はないので、昔からこのようにサンゴ礁をフィルター代わりにしてゆっくり土に還していく形式がとられているそうです。
サンゴ礁の島だからこそできる自然循環形式のトイレには、昔の人の知恵が詰まっていました。
今回も、同じ場所で、パチリ!
壁ができると、建物!というムードになってきます。
ある意味、壁を作るまでは早いですが、そこからは屋根のケンチを作る溶接、屋根職人、電気工事、窓職人など様々な職人仕事となっていくので、展開が激しくなりそうです。
屋根が乗る日はいつ来るのか、・・・まずはその前に全体の壁の作業が終わるよう応援していてくださいね。
<追伸>
ペンバ島は、クローブの名産地でもあり、今の季節は、クローブを干す風景があちこちで見られます。
こちらは、ザンジバル武道館。
2月に続き、9月にも、昇級昇段審査をして、3人の黒帯と3人の茶帯が新たに誕生しました。
ペンバ武道館完成後は、ペンバ島でもこのような笑顔が見られると思います!
島岡由美子
「ペンバ武道館建設現場風景 その4~サンゴ礁のトイレ」への6件のフィードバック
バラカさん、こんばんは。
本当に、ザンジバルと宮古島は似ているところが多いですね。
アイターン当初借りてた家は、トイレが水洗でも汲み取りでもなく、このタイプでした。
一応水で流れていくんですけど、マスにたまったものは琉球石灰岩に染み込んでいくと言う事でした。
しかし、職人技ですね。
バラカさん、ジャンボです(≧▽≦)
ペンバ武道館、立派な壁ができてる♪
みなさんのコツコツしごとの積み重ねで
ずい分すすみましたね。
どんなふうに屋根が乗るのか、
私までわくわくしています。
トイレの話も面白いです。
大きな穴は浄化層なんですね。
しかもサンゴを使って浄化するなんてびっくり!
普段のお仕事をしながら、
何度も現地に足を運ぶのは大変だと思いますが、
次のレポートも楽しみにしています(*^。^*)
PS.↓の記事のコメント読みました。
今年は札幌での原画展はないんですね。
みかんアイスさんともどうなのかなって話してて。
ぜひ来年は札幌へ。
花のきれいな6月がおすすめです💕
☆無有さん、ジャンボ!
えっ?このトイレの作り方、宮古島と同じなんですか?
植生も似ているな~っていつも思ってましたが、トイレ作りまで似ているとは!
場所が遠くても同じ発想をするものなのですね。
トイレにも、歴史を感じます。
☆shukuさん、ジャンボ!
やっぱり壁ができてくると、建物というムードが出てきます☆
屋根が乗る日は、いつか・・・私にもさっぱりわかりませんが、ポレポレおつきあい下さい。
トイレにサンゴ礁、昔の人の知恵が詰まっているのを感じますね。
☆今年は札幌での自社展示会がないので、おめにかかれなくて残念ですが、またいつの日にか、北海道で再会できる日を楽しみにしています。
6月のお誘いありがとうございます。お花もたくさん咲いて美しい季節でしょうね。
バラカさん、ジャンボ!!
お~壁高くなりましたね♪
サンゴの石で浄化し自然に返すってエコですね。
サンゴは小さな気泡がいっぱいあるから浄化には最適ですよね。
やっぱり人は自然に逆らわず自然の中でエコで生きていくのが一番だと思うので全世界の人々はもう一度考えを変えてエコを大事にしていった方が良いですよね♪
生のクローブを直接見れるっていいですね~♪
日本では絶対こんな色鮮やかなクローブ見れないですもん。
☆WILD FLOWERさん、ジャンボ!
はい、壁がだいぶ積み上がってきました。
>サンゴの石で浄化し自然に返すってエコですね。
↓
たしかに、エコトイレですね!
これを、ず~っと昔に考え出した人はすごいなって思います。
クローブの実は、淡いピンクから真っ赤になっていくのですが、本当に美しい色です。
香りはちょっと梅干しっぽいですけど☆