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山形県長井市訪問とティンガティンガワークショップ

Habari yako!
東京2020オリンピック・パラリンピックにおけるタンザニアのホストタウンである山形県長井市。
「水と緑と花のまち」長井市立豊田小学校にて5年生を対象に、ティンガティンガ・ワークショップを行いました。
タンザニアから来日アーティスト・ルーカス氏と、バラカ新本が講師を務めました。
来年のオリンピックイヤーの事前事業として、長井市役所の方々の全面サポートの元、担任の先生がタンザニアに職員研修に参加されており、国際理解教育に熱心に取り組まれているため、今回の授業が実現しました。

※ティンガティンガはタンザニアの伝統絵画。
元は1人の現地男性が独学で始めたもので、原色6色のペンキを使って、動物や日常風景など、アフリカの世界観を表現します。
背景色を塗った後に動物の体を描き、最後に輪郭を描きます。
今回児童の皆さんには、アクリル絵具を使って、
動物の体の色、柄模様、本来の絵画同様に自由に描いてもらいました。

1時間をフルに使って、ほぼ全員が完成させてくれました。

原色をそのまま使う子、混色する子、水を多く含ませ薄い色を作る子。
柄のない動物たちは、彼らが模様を入れることでトラになったりヒョウになったり、シマウマになったり、はたまた新しい動物になったりしました。

もう筆が止まらない!

担任の先生が急きょ、作家の作業工程を投影機で写してくださったおかげで、彼らの創作意欲もかき立てられていました。

児童たちが顔をつき合わせ、終始楽しげな会話が弾む教室は、まるでティンガティンガのポップな明るさそのものでした。

ルーカス氏は、これからの未来へを生きる5年生のみなさんに、
「他人を尊重し、他人を愛して生きてください。」
という心のこもったメッセージを届けてくれました。

今回のワークショップが一人でも多くの長井市民の皆さまに、タンザニアとのつながりを強めていただけるきっかけとなれば嬉しいです。

↓↓↓ワークショップ後↓↓↓

またルーカス氏日本初!観光へ連れていって頂きました。
長沼孝三彫塑館と、きものや丸大屋敷

ルーカス氏は塑像作品、日本のものひとつひとつに興味津々。
館内ガイドさんに、何度も何度も質問していました。

明治頃の日本の家屋は約300年以上の歴史があるそうです。
着物が並べられているこの風景、タンザニアでもよく見かけます。笑

また駐日タンザニア臨時大使カンボナ様、長井市長様を囲んで、歓迎交流会に出席させていただきました。
今夏タンザニア訪問団の皆様もお揃いでした。

今回の訪問・ワークショップ開催にあたり、
長井市役所の皆様には計画・準備・運営と、本当にありがとうございました。
非常に貴重な経験をさせて頂くことが出来ました。
ありがとうございました(標準語)
おしょうしな(山形弁)
アサンテ・サーナ(スワヒリ語)

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