南アフリカの喜望峰で、野生のピンクッションに出会ってテンションの上がった私。
次はテーブルマウンテンの南斜面に位置するカーステンボッシュ ナショナル・ボタニカル・ガーデンに行って、ピンクッションを探しました。
ありました、ありました、ここのは、色も様々、形も様々で面白かったです。
ここの看板を読むと、ピンクッションは、52種類もあるそうで、そのうちの大半が南アフリカのケープ州原産、あとは、ズールー地方、リンポポ川周辺、一部はジンバブエ原産というのもあるそうです。
これは、ロケット・ピンクッションという種類。
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たしかに、ロケットが噴射して飛んでいるような形ですね。
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ここには、色も形も様々なピンクッションが咲いていました。
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『ピンの部分は、めしべ?おしべ?』
ピンクッションは、まさに ピン(針)とクッション(針山)になっていますが、この、まるでマチ針のような部分の1本1本が『めしべ』なんですって。
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まだピンの部分(めしべ)が立ち上がっていないときの様子
このときは、まだめしべが花被の根元に頭を突っ込んでいて、その奥のほうにあるおしべの花粉を頭にくっつけて立ち上がってくるのだそうですよ。
そして、めしべの頭についた花粉を、鳥や虫たちが運ぶ役割をするのだそうです。
知れば知るほど、不思議な花です。
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学名 Leucospermum (レウコスペルムム)
英名 Pincushions
和名 ピンクッション
ヤマモガシ科
花言葉は、「どこでも成功を」
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ピンクッションといい、プロテアといい(注*ピンクッションもプロテアの仲間)、エリカといい・・・南アフリカ、しかもこのケープタウンのあたりには、ふしぎでユニークな形の花が多いのは、どうしてなのでしょうね?
なんか、アフリカ大陸の謎みたいな感じの、ロマンを感じます。
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アフリカには、「笑顔」という花もたくさん咲いていて、いつも私をHappyにしてくれます。
今日の笑顔は、この1枚
テーブルマウンテンの森を守るミミズクさん。
笑っているのかは謎ですが、笑顔のコーナーに登場してもらいました。
首をぐるりと回して後方もチェック。さすがです。
でも、ミミズクさん的には、森を守る見張り役として、きりっとした写真の方がいいとのことなので、これものせておきますね。
ミミズクさん、これからもアフリカの自然と森を守ってください☆
みなさんの周りには、どんな花が咲いているでしょうか?
by 島岡由美子
☆ピンクッションの花の成り立ち(おしべとかめしべとか)は、市川市自然博物館のサイトを参考にしました。
******2022年2月追記*****
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を、2022年2月にかもがわ出版から上梓しました。
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