9月18日追記 バラカに本が届き、先行販売スタートしました!
ザンジバル野球の初代コーチ、上原拓さんが、【ザンジバル球児に学ぶ世界を変える方法】という本を出版されます。
上原さんは、青年海外協力隊としてザンジバルに赴任し、現地の大学での活動の合間を縫って、野球のなかったザンジバルに、ベースボールの種まきをしてくださった方です。
野球0の状態から、どうやってはじめの一歩を踏み出し、どのように野球の種まきをしていったのでしょう。
0から1に進む過程の中には、日本では考えられない、びっくりぎょうてんの笑ってしまうエピソードがあるかと思えば、逆に日本では当たり前のことが実は貴重なことだったということに気づいていくというくだりがあったりして、読者は野球を軸にした異文化体験をしながら読み進めることができます。
ベースボールという言葉も知らなかったのに、どんどん野球が好きになっていくザンジバル少年たちの姿がいきいきとえがかれていますし、タンザニア連合共和国の中の島国ザンジバルの人々に対して、沖縄県人の上原さんならではの共感と、深い思いやりが感じられました。
小中高大と野球に打ちこみ、社会人になってからも野球一筋(高校教師&野球部監督)の上原さんが、生まれて初めて日本を出て、遠いアフリカの地で、等身大の自分で物事にむかい、真摯に志というものを考えていく姿は、特にこれから何をしていこうかと考えている若い方々の刺激になることでしょう。
なんて、まだ出版前なのになぜ知ってる風に書くのかというのは、実は、この本の中には、長年ザンジバルで柔道や野球の普及に努める島岡強のことや、ザンジバルの野球普及に携わってくださった(ている)上原さん以外の方々も大勢登場するので、原稿の段階から、ちょっぴり本作りのお手伝いさせていただいたというわけです。
もちろん、島岡は、本の中でも「カクメイジ」として、著者の上原さんに、志を問いかけます。
そのとき、上原さんはなんとこたえたでしょうか。
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この本には、著者がザンジバルで過ごしたの2年間のことだけではなく、2022年の沖縄での野球交流のことなども含めて現在のことまでエピローグに書き込まれているので、元協力隊の奮闘記に終わらず、志、思いやり、等身大、継続の大切さなどなど、人生のキーワードがたくさん含まれた志読本にもなっています。
😊なので、野球がお好きな方々はもちろん、野球とは無縁な方々にも、ぜひ読んでいただきたく、ご紹介する次第です。
🧤全国書店で予約できます。
⚾アマゾンその他オンラインでも予約始まっています。
⚾バラカのセレクトショップ アフリカの本コーナーで先行販売しています。送料無料です!
⚾バラカのティンガティンガ展など、イベント会場でもお買い求めになれます。
⚾図書館ご利用の方は、ぜひリクエストしてください。
島岡由美子
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書名* #ザンジバル球児に学ぶ世界を変える方法 著者*上原 拓
出版元*かもがわ出版 定価*1600円+税