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タンザニア横断～ポレポレ列車の旅

2008-03-21
12:59 am
バラカ・タンザニア

皆さん、こんにちは！
唐突ですが、今日は、私と一緒にタンザニア横断、ダルエスサラームからキゴマまでの、1500km列車の旅に出ませんか。

とはいっても、この列車、週に2本しかなく、毎回満席ですので、最低でも3週間前には予約をお忘れなく☆
あっそれと、週2本とも、各駅停車の鈍行で、車中2泊3日、途中で壊れたりしたら、さらに遅くなる可能性大で、日程に余裕のない方にはおすすめできませんので、あしからず。
（私が乗ったときは、予定より丸1日遅れて、4日めの朝キゴマに着きました）
それと、夜の車内は停電が多いので、懐中電灯持参で乗り込んでくださいね！
さあ、皆さん、準備はよろしいでしょうか。
始発駅ダルエスサラームから、夕方5時発といいつつ、5時半ぐらいに出る汽車に乗って（笑）、出発進行！
ポッポ～！（→注：汽笛です）
ガッタン、ゴットン、ガッタン、ゴットン、日本の列車に比べると、ポレポレ（遅い～～～）です。
時速50kｍも出ていないんじゃないでしょうか。
景色も飛ぶ飛ぶ、家も飛ぶ～♪という雰囲気からは程遠く、景色もポレポレ（ゆっくり）流れていきます。
しばし、車窓の風景をお楽しみください。
バオバブの大木が立ち並ぶ中に、母子がひっそりと、通る列車を眺めていました。

乾季のため、干上がった川を見ると、雨季の到来が待ち遠しいです。

各駅停車の鈍行なので、草ぼうぼうの、小さな小さな人影のない無人駅にも丁寧に止まります。
いったん止まると、エンジンかかるまでが大変です。
なんせあちこち壊れかけの古い古い列車ですから。
線路沿いに、きれいな白い花が！
ちなみに、この風景が30分ほど続きました。

週に2回だけしか通らない列車を眺めるのが、この子たちの楽しみなのでしょうね。
見えなくなるまで、ず～と手を振ってくれました。

寝台車は、一等2人部屋、2等6人部屋のみで、3等車は寝台車両ではないので、人と荷物がごった返しています。
タンザニアの列車の窓に、カーテンはありませんので、カンガと洗濯ばさみも持参することをお勧めします。
大判綿布のカンガは、こういう長旅のとき、ほんと便利ですよ。
車中だけでも、カーテン、スカート、ショール、シーツに掛布、風呂敷という具合に、大活躍しました。

タンザニア鉄道、ポレポレ列車の旅は、少し大きな駅に停車するごとに、それぞれ違った名物が売られているのも楽しみのひとつです。
次回は、タンザニア鉄道で楽しめる、各地の名物をご紹介しますね。