ティンガティンガ・ライブペイント～ひょうの親子ができるまで

ジャンボ！お元気ですか？
早いもので、バラカ主催ティンガティンガ原画展～2011秋・第一回福岡展も、後半に入りました。
初来日しているティンガティンガアーティスト、ムブカのライブも絶好調。
レオパード（ひょう）の親子の絵が、着々と仕上がっていく様子をご紹介します。

これは、5日目の夕方の状態。鳥の絵を描きました。
6日目の朝、テレビ朝日からの取材が。

そのときには、ひょうの点々が、ちょっとだけでしたが、昼の2時ごろには、こんな感じに。

よく、この丸い模様は、スポンジなどを使って型を押しながら描いているのですか？と聞かれますが、１つ１つ手で丁寧に描いているんですよ。

黄色い点々の中に、１つづつまたオレンジの点々をつけてぼかし、ひょうの部分が完成。
98㎏の巨体で、細かい作業を黙々とするムブカ、ものすごい集中力です。

次に、鳥とひょうの上の方に葉っぱと花を描きはじめましたが、ペンキがまだ乾かないので、作業は終了。

ちょうどそんなころに、カメルーンの人たちが4人でにぎやかに登場。
ムブカも、アフリカン同士ですぐに意気投合！
明るく陽気なカメルーンの4人組がきて、会場は、一気にアフリカンムード♪
せっかくなので、記念写真、パチリ！
私はいつものようにタンザニアのキテンゲの服を着ていたので、アフリカンウーマンと呼ばれ、島岡会長は、日本人といってもまったく信じてもらえず、アラブ人とのハーフだと言い張られました。

福岡に住んでいるカメルーンの人のところに、東京や、山形に住んでいるカメルーン人の友達が遊びに来たのだそうです。
カメルーンにいる家族へのお土産にと、カウホーンブレスレッドをお買い上げの人がいて、「アフリカから日本に来て、日本でアフリカングッズ買って土産にするのか？？」とからかわれていました☆
西アフリカ（カメルーン）、東アフリカ（タンザニア）と位置は違えど、アフリカ仲間に激励されたムブカも、ますますモチベーション上がっていました。
そして、7日目（10月27日）には、鳥の表情や羽根の細部とお花を描いて、ついにひょうの親子が完成しました！

作品を描きあげた瞬間の笑顔から、ムブカの充実感が伝わってきます。
第一回福岡展も後3日となりました。皆様のお越しを心よりお待ちしております。
そして、ご来場の際は、ムブカのライブペイント作品にもぜひご注目ください。
福岡にて　　　　　島岡由美子