カンガマーケット！ ～タンザニア研修レポート 1～

皆さまジャンボ！
バラカは、タンザニア製品の輸出で、タンザニア経済発展の一翼を担おうという主旨の元、アフリカ雑貨、カンガ、キテンゲ布、コーヒー、紅茶、スパイス、ティンガティンガ・アートなどの輸入＆プロモートを行っていますが、
今回、現地でのタンザニア製品仕入れ、コーヒー紅茶のお取引先、ティンガティンガ村を実際に回り、現場研修に行かせていただきました。
アフリカは初めて！バラカジャパン川口が、現地レポートとして、色々ご報告＆ご紹介をしていきたいと思います！
日本時間23：40、関西空港を出国、カタール航空ドーハ行き便。
世界の航空会社の中でも最も新しい航空機を運航しているというだけあって、まっさらピカピカの機体で快適な客室です。
離陸時にはキャビン内が暗転、おもむろにカラフルな照明のライトアップショーが始まり驚きます！
日付を越え、夜明けのドーハ空港に到着。
真っ暗な砂漠のただ中に、いきなり煌煌と幹線道路や高層ビル群が光り輝く、なんとも不思議な景色。
とにかくだだっ広いハブ空港なので、トランジットターミナルまでのトラムバスも2、30分間走ります。
トランジットターミナルにて、世界各国から到着した長蛇の列（世界中の人が1,000人以上ひしめいて大混乱）に延々並び、やっとのことでセキュリティチェックを通って、ダル行きの搭乗口へ走りました。出発ギリギリでした。
いよいよ、トランジット便にてダルエスサラーム空港（正式名ジュリウス・ニエレレ国際空港）へ。
ここからは小型飛行機です。満席の客室内は、8割がインド系、2割がアフリカン系と白人系、日本人は私一人でした。
赤道を越え、関空を出発して21時間。現地時間14：00、いよいよアフリカ大陸に着陸！

飛行機を出た瞬間、むわあっと強烈な熱気が体を包みます。飛行機を出ただけなのに、もう汗だくです。
空港建物に入ると周りの人が全員黄色い紙を書いており、これは入国カード？と手に取り、何を記入するのかわからなかった項目には「ジャパン」「ジャパン」と強引に記入して入国審査の列へ並び、パスポートとビザと強引な入国カードで順調に入国。ビザはすでに日本の大使館で取得していたのでスムーズでした。
興奮気味に出口へ向かうと、バラカタンザニア会長夫妻と対面、嬉しさと暑さと興奮のメモリがぐんぐん上昇！！
そしてお二人の隣には大きな姿が！ティンガティンガアーティスト・ムブカです！
2011年秋の来日以来なので、たった2カ月ぶりなのですが、一緒に出迎えてくれてとっても嬉しい再会です！
そしてその隣には、雑貨類の仕入れを取りまとめてくれている、ルーカスに初対面です。
炎天下の空港駐車場でひとしきりご挨拶を交わし、ダルエスサラームの街へ。

街ゆく女性たち、皆カンガやキテンゲ姿です！カワイイ！
いよいよカンガの仕入れです！
10坪にも満たない小さなカンガ屋が、ずらりと軒を揃えるストリート。
店により品ぞろえが違うため、何件も良い色柄や質の良いカンガを求めて探し歩きます。
お店によって、カンガの品ぞろえが良い店、キテンゲの柄が美しい店もあり、アフリカ布好きの血が騒いで興奮が冷めません。

早朝の1件目のときは少し風があったのに、店を出るともうカンカン照りの猛烈な暑さ。
店の中で汗だくでカンガを選んでいたら、雑貨仕入れスタッフのルーカスが、甘いパイナップルを差し入れてくれました。

ここのパイナップルは今が旬。芯までしっかり濃密な甘さで美味しいです。
街角でフルーツを買って、その場で食べて涼をとるので、フルーツ売りがそこここに。
どれが甘いか、皆選ぶ目が真剣です。
主がここで食べていいよと言うので、手をべとべとにして店の中で食べました。本当に甘くて美味しい！
店主がお水を流してくれて手を洗って、引き続き仕入れです！
お店の小僧さんが、かついで持ってきてくれたカンガ、キテンゲを、シートを敷いて広げて。
仕入れる量が膨大なので、まずはその場できちんと記録フィルムに収めていきます。
お店のスタッフが、キテンゲ、カンガを広げ、頭の高さに掲げてくれて、準備万端。
こちらはシャッターをどんどん押しまくります！
撮影の時、風にあおられたカンガの端っこを、道に座る男たちがそっと手で押さえてくたり、周りの人たちも優しいのです。

そして大量のカンガキテンゲをすべてきちんと折りたたみ、次のコンテナ出港まで預かってもらいます。
春夏にはカンガ、キテンゲが大量入荷予定！
どうぞお楽しみにお待ちくださいね！
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本日のベストドレッサー

街かどのフルーツ売りとお客さん。みんなカンガがカワイイです。