こんにちは!お元気ですか?
4月29日から始まる、ティンガティンガ原画展@横浜・名古屋開催のため、日本入りしています。
展示会に先駆けて、三河安城@愛知と湖西市@静岡で、講演会に行ってきました。
「アフリカ独立革命~援助に頼らない真の自立と独立を目指して」
4月23日(土)三河安城中央図書館
4月24日(日)湖西市民活動センター
島岡会長は、子供のころから、自分とかかわりのない人のためにも平気で命を懸けられるような革命家であれといわれて育ったこと、革命家たる資質を天に問うため、高校2年で八甲田山に登ったときのこと、そしてアフリカに渡ってからの展開などを交えて話し、確固たる志を持ち、等身大の自分で思いやりを持って生きること、人一人の力を信じ、途中でやめないで、継続していくことの大切さを伝えました。
そして、若い人には、もっともっと壮大なる志、希望をもって、自分がもっともっと大きくなっていくという気持ちで歩んでほしいこと、
最後は、ベトナムのホーチミンの足跡をたどったエピソードから、50歳以上のかたがたに向けて、「20代、30代では、5年、10年かかってしかできないことも、今までつみあげた力を発揮すれば、半年、1年でできるはず。そう信じて、がんばっていきましょう」
という言葉でしめくくり、全世代の方々にエールを送りました。
(於:安城中央図書館)
(於:安城中央図書館)
島岡会長が講演をした後、私由美子のほうで現地の写真を上映しながらお話をしました。
講演会では、私たち島岡が、過去にやってきたことだけではなく、「今そのとき」を伝えようということで、今年の写真では、新しく野球の様子や、バオバブの木・実・花、カシューナッツの実といった珍しい熱帯アフリカの植物の紹介、そして、新しいアフリカの民話ことも含めて、今の私たちを、私自身も、等身大でお伝えすることを心がけました。
最後は質疑応答でしたが、両会場とも最後の時間まで活発に質問も出され、会場のかたがたが、いろいろな思いで聴いてくださっていたことが伝わってきました。
(於:安城中央図書館)
島岡会長が、自分の生い立ちの中で、父親から革命家になるための5つの掟を課せられていたことなどのエピソードについて、
「普通とはまったく違う教育をされることで、一般世間とのギャップがある中で、親に反抗するというはなかったのですか?」
という素朴な疑問も出され、島岡会長が、
「親に反抗したり、ぐれたりするというのはまったくなかったし、学校で言われることより、両親に言われるほうが正しいと思っていた」
という両親との強い信頼関係があったことを伝えると、なるほどと納得の表情になっておられたのが印象に残っています。
(於:湖西市民活動センター)
安城図書館では、「しんぞうとひげ」の絵本を暗記して語子供たちにかたってくださっているという方もきておられ、その方のリクエストにより、「しんぞうとひげ」を数ページ、スワヒリ語で語るということもしました。
スワヒリ語の音を、楽しんでいただけたかな?
~2つの講演会のきっかけは、拙著「我が志アフリカにあり」~
安城図書館でのご縁は、昨年始めて開催した第一回三河安城展@バルーレがご縁で、昨年出版した絵本や、著書を図書館に寄贈に行った際に、「我が志アフリカにあり」を10年以上前に読んでくださっていた神谷さんから、島岡会長が質問をたくさん受け、せっかく出会えたこの縁を大切にしたいということで、今年の講演を依頼されました。
湖西市とのご縁も、9年前に「我が志アフリカにあり」を読んでくださっていた読者の藤原さんが、昨年のティンガティンガ原画展@名古屋と、安城の2会場に来てくださり、直接島岡会長に会って話している際に、ぜひ自分がいる湖西市で講演をしてくださいと、熱烈に直談判されたことが始まりでした。
(向かって左側の司会者が、藤原万里子さん)
(於:湖西市民活動センター)
(於:湖西市民活動センター)
(於:湖西市民活動センター)
(於:湖西市民活動センター)
こうした、「偶然ではなく、必然の出会い」の中で、2年連続三河安城に降り立つことになり、麦畑がひろがる景色が懐かしかったですし、湖西市にいたっては、初めて行く土地でしたので、豊橋から眺めのいい山道を通って、峠を越え、浜名湖の畔、湖西国際交流センターについたときは、浜名湖の向こうに見える赤い橋のあたりは、みかんで有名な三ケ日ですよと教えていただき、浜名湖、三ケ日と一度に見えてしまう不思議な景色に、インパクト大でした。
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三河安城図書館は、来年6月に、安城駅のすぐ前の病院の跡地に新しい中央図書館として生まれかわるのだそうです。楽しみですね!
駅付近にある公園のあちこちに、春の花がたくさん咲いていました。現在の中央図書館からすぐそばにあるデンパークでは、もっともっとたくさんの花が咲いているそうです。
湖西市は、豊田グループの創始者豊田佐吉氏の生まれた土地で、今でも湖西市の小学校では、4年生になると、佐吉物語の劇を上演し、佐吉音頭というのを踊るのだそうです。
新しい土地で、地元のかたがたに土地のエピソードを教えていただきながら見た風景は、心に焼きつきますね。
講演会場となった、湖西市民活動センターの窓の外には、浜名湖が、おだやかに広がっていました。
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また、こうした新しい出会いとは別に、三河安城でも、湖西市での講演会場にも、思いがけない、大阪、東京、山梨などの遠方からのサプライズゲストがいらっしゃり、司会の方から紹介を受けながら会場に入ったとたんに、目が合って、おっという感じで、びっくり顔になってしまったりもしました!!!
こうした、思いがけない方々との再会も、とてもうれしかったです。
その中には、赤ちゃんと一緒にキテンゲルックで決めたおしゃれな米田さんとの再会もあり。
お子さんとは初対面でした。
大人同士だと忘れがちですが、まだお腹の中にいた子が、こんなに大きくなるほど月日が経っていたんだと考えると、本当に1日1日の積み重ねって大きいなと、あらためて感じますね。
(ちなみに、米田さんが携帯を振っているのは、お子さんを振りむかせるための技です★)
今度会うときに成長ぶりが楽しみです。
このような、よきご縁の中で、安城、湖西での2つの講演会を終了することができ、感謝しながら横浜に移動。
途中で、美しく雪を冠した富士山2016に出会うこともでき、日本滞在中しっかりがんばっておいでと、富士山からエールを送られているような気持ちになりました。
さて、そうこうしているうちに、GW2016がちかづいてきました。
ティンガティンガ展、横浜@ギャルリーパリは、4月29日~5月8日
名古屋@栄の妙香園画廊は、5月13日~22日です。
みなさま、今年も、横浜・名古屋でお会いしましょう!
by島岡由美子
★講演会の前に、三河安城図書館では約20日間、湖西中央図書館にて約10日、ティンガティンガ展をコーナー展開していましたが、講演会当日は、原画やパネルを会場に並べて楽しんでいただきました。
(於:安城中央図書館)
(於:湖西市民活動センター)
(於:湖西市民活動センター)