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七夕と、サバサバデーと、ラマダン明けのお祭り』

ジャンボ!お元気ですか?
1つ前の便りで、ラマダン(断食月)2016の食事風景を紹介しましたが、今日は、ラマダン明けのお祭りのようすをお伝えします。
『七夕と、サバサバデーと、ラマダン明けのお祭り』
ところで、今年の7月7日の七夕の日は、きれいな星が見えたでしょうか?
こちらタンザニアでの7月7日は、数字の7「サバ」から、「サバサバデーという農業祭」の祝日で、ちょうどラマダン(断食月)明けのお祭りも6日からと、すべてが同時期だったので、国中がお祭りモードとなりました。
ということで、ラマダン明けのお祭りには、今年も、たくさんピラウ(肉や芋、たまねぎに、スパイスをふんだんに使った炊き込み飯)を炊きました。ピラウ作りの強力な助っ人、左から、ジョハさん、ファトゥマさん、スルヒアさん、ありがとう!

お茶菓子用のビスケットは、市販ので間に合わせ、材料を混ぜて焼くだけの、簡単コーヒーマーブルケーキは、自分で焼きました。簡単ケーキレシピは、→こちら。もちろん、コーヒーは、タニカ社のインスタントコーヒーです!

小さなお客様(こどもたち)もたくさん来るので、お年玉用も忘れずに準備☆
「バラカトゥライディ」(ラマダン明けましておめでとうございます)
↓   ↓
「ミラルライディーナ」(おめでとうございます」
という挨拶をかわした後は、子供たちが思いっきり、「お年玉ちょうだい」という顔になるのは、日本のお正月と同じようなものですね(笑)
それにしても、このお祭りのときしか会わない子達は、一気に背が伸びているので、見違えてしまいます。

兄弟でおそろいの帽子をかぶって☆
『親子孫三代の記念写真、パチリ』

アリさんと、子供と孫と一緒に、記念写真2016、パチリ。
手前の小さい子2人は、お孫さんだそうです。
末っ子くんは、まだ10歳にならずして、すでに、この子達の「おじさん」です。

『お祭りの屋台』

夕方からは、日本のお祭りと同じく、空き地にテントが並び、投げ輪やら、的あて、ビンゴゲーム、野外ディスコ、芝居小屋といったお祭りの屋台が、4日間でるので、子供たちは、もらったばかりのお年玉をもって、夜の屋台に行くのが楽しみでしかたない様子。
ただ、今年は、5月のコレラが流行して以来、屋台での飲食が禁止されているので、ジュージュー音をたて、美味しそうな香りを漂わせながら焼いているムシカキ(焼き鳥の牛肉版)や、ジュースなどの出店がないので、お祭りの楽しさが半減してしまったようです。
また、物騒な世の中なので、おもちゃの鉄砲の販売が、今年から禁止されました。お祭りの翌日から数日は、男の子たちが、おもちゃの鉄砲で遊ぶのが常でしたが、今年はその姿がないのが、いつもと違った風景でした。
『笑顔という花』が、世界中にたくさん咲きますように。

なにはともあれ、今年も、恒例の行事を滞りなく終え、いろいろ片づけを終えて、ほっとしました。
毎年の恒例行事を、わいわいと、みんなで祝うことができるのも、自分たち、そして、周りの人たちの健康あってこそと、ほっとした後は、しみじみと感謝の念がわいてきました。
また、今年は、ラマダンが明ける数日前に、ダッカで惨い襲撃事件が起きてしまいました。
亡くなられた方々のご冥福とともに、テロの負の連鎖が終わり、世界が真に平和になりますようにと心から祈っています。
そして、そのためにも、自分の目の前にある、今しなくてはいけないことを、それがどんなに小さいことでも、1つ1つしっかりやっていこうと、新たな気持ちになっています。

『笑顔という花』が、世界中にたくさん咲きますように。
      バラカタンザニア   しまおかゆみこ
☆ラマダン(断食月)2016中の様子や、料理についての便りは、→こちらです

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