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「子どもの本棚2月号」~エッセイで、恩師に出会いました

楽しみに待っていた、「子どもの本棚 2017年2月号」が手元に届きました。
児童書の書評誌「子どもの本棚 2017年2月号」(日本子どもの本研究会発行)の、「民話で楽しむ多文化の発見」という特集にむけて、エッセイを依頼されたので、
「恬淡かつ朗らかなアフリカの民話」と題して、アフリカの民話に対する思いや、民話採集のエピソード、そして、現在、アフリカの民話集出版をめざし、新たに原稿と向き合っていることなどを書きました。
このエッセイの中にも書きましたが、アフリカの民話が、読者にとって異文化への扉となり、「違いを大切にしながら、ともに歩もう」という、国際理解へのはじめの一歩につながれば幸いです。
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これらの写真も、掲載されていました。
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アフリカの民話(バラカ社)
絵本「しんぞうとひげ」(ポプラ社)
バラカのアフリカグッズといっしょに。

絵本「しんぞうとひげ」(手前)と、読者が作ってくださったあみぐるみの「心臓」と「ひげ」と、出版記念にいただいたメッセージ(奥)
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ところで、「子どもの本棚2月号」が手元に届き、開いたところ、巻頭エッセイが、かつおきんや先生だったので、とても驚きました。

私が大学時代に所属していた民話ゼミの教授が、かつお先生だったからです。
かつおきんや先生は、大学教授として教える一方、児童文学者として、童話や民話に関する本など、数多く出してこられた方です。

今号の巻頭エッセイでは、大学を退官された後の今でも、現役の児童文学者として執筆を続けれておられ、昨年七月にも、300年も昔に金澤で暮らしていた庶民の日常を描いた中学生向けの短編集を出版されたばかりであること、そして早くも続編をという声が上がっていることなどがさらさらっと書かれており、感動しました。
かつお先生は、1927年生まれなので、今年で90歳になられるのですよ!
学生時代に、かつお先生にお会いしていなかったら、私は今のように、アフリカの民話を集めたり、文章にして発表したりはしていなかったでしょう。
かつお先生が巻頭エッセイを書かれた同じ冊子に、私のエッセイも掲載されたという、とってもうれしい偶然に、「いや、これは必然だ、私もかつお先生のように、ライフワークとしてアフリカの民話採集と再話を続けていこう」と思ったことでした。
この冊子は、学校や図書館などに配布されているようなので、もし身近にあったら、ぜひ読んでみてください。
                  島岡由美子
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バラカ主催ティンガティンガアート原画展2017年@横浜・名古屋のお知らせ
『共に、生きる。~地球へのオマージュ<憧憬>~』

2017年も、バラカ主催ティンガティンガ原画展を、横浜、名古屋で開催します。
バラカ設立の年から始めた名古屋展は、今年で10回目、横浜展は8回目になります。
ティンガティンガ・アーティストはもちろんのこと、この自社展示会には、私たち島岡も、日本に行きますので、ぜひ会場にいらしてください。

これは、2016年横浜展の写真です
☆第8回横浜展
▼期間::2017年4月28日(金)~5月7日(日)(入場無料*10日間*休廊なし)
▼会場:ギャルリーパリ@日本大通り
    横浜市中区日本大通14 KN日本大通ビル(旧横浜三井物産ビル)1F TEL:045-664-3917
★会期10日間、休廊日なし、連日開催!
▼交通アクセス:
 JR根岸線「関内」駅南口下車、徒歩5分、
 横浜市営地下鉄「関内」駅下車、徒歩5分、
 みなとみらい線「日本大通り」駅3番出口すぐ
★昨年の横浜展の様子は、こちらです。

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☆第10回名古屋展
2017年5月19日(金)~28日(日)(入場無料*10日間*休廊なし)
◆場所:【妙香園画廊6F】
名古屋市中区栄3丁目14-14
TEL:(052)241-1533
FAX:(052)241-6228
最寄駅:栄、矢場町
★妙香園画廊は、名古屋の中心・栄の大津通にあり、松坂屋・パルコ・ナディアパークが立ち 並ぶ場所に位置しています。
★1階は、お茶の妙香園栄店の販売所で、上の階が、妙香園画廊スペースになっています。
お茶屋さん入ってすぐのところにあるエレベーターで、6階にお上がりください。
昨年の名古屋展の様子は、こちらです。

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