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タンザニアの結婚式は、おそろいのカンガ・キテンゲで!

ジャンボ!
このところ、結婚式が続いていました。
しかも、友人本人ではなく、友人の子の結婚式が続き、あの小さな子がこんな立派になって、・・・と、すっかり親戚の叔母になった気分での参加となりました。
時は確実に流れて、子どもたちはぐんぐん成長し、すてきな大人になって結婚していくのですね。
結婚式の衣装は、花嫁花婿はもちろんですが、招待を受けた側のものにとっても大きな話題というのは、ザンジバルも日本と同じです。
結婚式当日の、その時間になってもまだどれにしようかと迷っていたり、アクセサリーを貸してと友達に頼んだりとおおさわぎ。
ザンジバルでは、花嫁サイドの親族一同で、同じ柄のカンガやキテンゲで、おそろいの衣装を用意することも多いようです。
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おそろいの衣装で花嫁の門出を祝うとともに、
「これからは、花嫁を、そちらの家族として受け容れてください、よろしくお願いします。
ところで、私たち花嫁サイドの親族はこんなに結束固くおります。
なにかあれば、私たちが後ろにいるということをお忘れなく」
ということを伝えるという意味合いもあるそうです。
なるほど、こうやっておそろいの衣装でいけば、たしかに誰が花嫁サイドかよくわかりますし、一族の結束の固さが伝わってきますね。

腕にまいているのは、ジャスミンやバラなどで作られた香りの良い腕輪です。
会場に来た人全員の腕につけてくれるんですよ。
良い香りに包まれると、幸せな雰囲気が増しますね。

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この結婚式では、妹ちゃんが最初に結婚したので、お姉ちゃん二人がおそろいの衣装で妹の門出を祝っていました。

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ティンガティンガ村でも、女性ティンガティンガ・アーティストたちが、おそろいの、すてきなキテンゲの衣装で来ていた事があり、やっぱり、「今日は友達の結婚式に行くのよ」 と言っていたので、ザンジバルだけでなく、ダルエスサラームでもこういった習慣があるようです。

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真ん中の水色の衣装を着たのが花嫁さんで。両脇が、妹たち。
お姉ちゃんの結婚を、おそろいの衣装で応援していました。
花嫁のジョハも妹たちもみんな赤ちゃんのときから知っている子達なので、私もすっかり親戚の叔母気分でのうれしい結婚式でした。
お幸せに!
                  バラカタンザニア   島岡由美子

「タンザニアの結婚式は、おそろいのカンガ・キテンゲで!」への2件のフィードバック

  1. 鮮やかな色のカンガやキテンゲのドレスがとても綺麗でお祝いムード満点ですね。列席の皆さん、思いっきりおめかしして新婚さんの門出をお祝いするのですね。気合入ってます。笑
    おそろいの衣装は、「チーム花嫁」とか「チーム○○家」のユニフォームのようで結束のイメージぴったり。頼もしくっていいですねぇ。

  2. baraka_tanzania

    雅ハハさん☆コメントありがとうございす。せっかくコメントいただいていたのにレスがめちゃくちゃ遅くなってしまってすみません!
    結婚式は、各国、いろいろなしきたりや、お祝いの仕方がありますね。
    チーム花嫁のおそろいのドレスは人数が多いと圧巻です。 まさに結束感があり、「この花嫁を、よ・ろ・し・く・ね」とおそろいのドレスが語っています(笑)  

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