『砂漠のバラ、アデニウム』
~熱帯の花、タンザニアの花
Tropical flower in Tanzania~Desert Rose:Adenium
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白い花筒の先が5つに裂けて開花すると、白と紅色のコントストがとっても美しいアデニウム。
こんなに美しい花なのに、根もとはというと、まるでとっくりのように、ぷっくりと膨らんでいて、とてもユーモラス。
それに加えて、根元以外の幹は細くって、枝の先から伸びた多肉質のつやつやの葉も含めて、面白いを特徴を持つ植物です。
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原産は、東アフリカ&アラビア南部。
東アフリカといえば、タンザニア・ケニア・ウガンダ三国が中心ですから、
「おお、このアデニウムは、このあたりに自生しはじめた植物だったんだな~」
と思うと、愛着が増すから、我ながら単純です。
サバンナ気候の土地で、よく育つというのも、熱帯サバンナ気候の土地が多いタンザニアにどんぴしゃです。
学名:Adenium obesum キョウチクトウ科
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花言葉は、『一目惚れ』
私も、花の美しさだけではなく、幹や葉のユニークな部分も含めて、アデニウムに惚れています★
********アラビア半島に咲く『砂漠のバラ』***
もう1つの原産地アラビア半島でも、アデニウムに出会うことができました。
砂漠と海と山の国オマーンのサラーラ地方に咲いていました。
「38度や39度なんて普通だよ。暑いっていうのは、40度以上のことを言うのさ」
というオマーンの人たちとの会話に驚きましたが、
50度以上になる暑い国に咲く花なのだから、よほど強いのでしょうね。
★日本はとっても寒いようですが、オマーン国の50度の気温を想像してあたたまってください(笑)
アラビア半島に咲く「砂漠のバラ・アデニウム」、まさにワイルドで、とってもかっこよかったです!
その雄姿(?)をたっぷりお楽しみください。
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世界には、笑顔と言う花も、たくさん咲いています。
今日の笑顔は、この1枚。
オマーンのサラーラにある魚市場の一こま。
右のおじさまのイスラム帽子、刺繍つきでおしゃれです。
前方をたててかぶるのがオマーン流だそうですよ。
(★私が住むザンジバルは、昔はオマーン国の一部だったので、今でもオマーンとの結びつきガ強く、服装、料理、香りを楽しむ習慣など、生活の多くの場面に、オマーン流が残っています)
皆さんの周りには、どんな花が咲いているでしょうか?
バラカタンザニア しまおか ゆみこ
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🌼バラカのHP熱帯の花・アフリカの花の目次は、こちらです。みなさま、ご一緒に、トロピカルフラワーを楽しみましょう!
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☆タンザニア便りも綴っています。
最近の記事は、こちら、目次ページは、こちらです。
🌻「アフリカに咲く熱帯の花、笑顔の花 ワイルドフラワー120」(オ
ールカラー)
を、2022年2月にかもがわ出版から上梓しました。
この本は、書店、アマゾンなどオンライン、バラカのセレクトショップでも購入できます。図書館ご利用の方はリクエストしてくださいね。
🌺動画で、アフリカ花の旅に出ませんか?
https://youtu.be/qx4zy5uq4dw (1分半のショートバージョン)
https://youtu.be/6x8AY5rKz8E (たくさん花木がみられる5分のロングバージョン)