今年は関東も関西も、桜の開花が早かったようですが、お住まいの近くの桜は、いかがでしょうか。
桜話題で、気持ちがひとつになれるのは、日本人同士ならではの感覚ですね。
さて、今日は、柔道の話題です。
東アフリカ大会（ケニア）ドタキャンにより、タンザニア国内大会を開催
ザンジバル柔道連盟は、3月24日に、タンザニア体重別柔道選手権大会を、ザンジバル武道館にて開催。 ペンバ島からの選手も含むザンジバル、そして、タンザニア本土の選手たちも集結し、競い合いました。
実は、この時期は、ケニアに遠征して、東アフリカ大会に参加しているはずだったのですが、開催予定だったケニア柔道連盟から、2月後半になって突然、東アフリカ大会開催ドタキャン連絡により、強化練習でがんばってきた選手たちのモチベーションを保つためにという苦肉の策で、急遽ザンジバルで、国内大会を開催したという経緯がありました。
ほんとうに、アフリカは、いつ、なにがドタキャンになるかわかりません。
ということですが、タンザニア本土側も、国内大会があったらありがたいということで、いつもは6月に開催している体重別柔道大会を、この時期に開催しました。
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「真面目人間、81kg級ハミシィの笑顔」
81kg級では、こつこつ練習して、超がつくほど真面目人間のハミシィ選手が、ベテランのマンサブを破って初優勝を飾り、表彰台にあがると、普段見せたことのないぐらい、満面の笑みを浮かべていました。
まじめで、おとなしすぎるハミシィに、ザンジバル柔道連盟の島岡強名誉会長は、大会前に、「練習で覚えた技を、思い切って出してこい、もっと自分を信じて積極的にいけ」とアドバイスしていましたが、今大会は、その言葉通り、1回戦から積極的に攻めたのがよかったようです。
ハミシィ曰く、
「今までの最高が３位だったので、いつか優勝して、一番上に立ってみたかった、一位の壇上からの眺めは最高だった！」そうです。
ハミシィ、おめでとう！
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「選手とコーチの、眠れない夜」
66kgで3位に入賞したラマダン選手も、道場でも、過去の大会でも目立たない選手でしたが、今大会は、敗者復活戦で勝ち上がって、三位をもぎとり、初入賞、初メダル。
ラマダン選手は、三位2名のうち、左側の背の低い方
大会終了後、柔道着から普段着に着替えてからも、銅メダルをかけたまま嬉しそうに家に帰っていきました。
その日の真夜中に、「コーチ、うれしくて眠れないよ！！」と、ナショナルコーチのモハメッドに電話がかかってきたそうです。
モハメッドはモハメッドで、コーチとして、他の選手の負けたシーンを思い出して、悔しくて眠れない夜をすごしていたそうですが、ラマダン選手からの喜びの電話で、少し気分転換できたそうです。
「大やけどからの復帰」
女子で優勝のラユー選手も、3年前に上半身を大やけどしてしまって、柔道から遠ざかっていましたが、昨年から復帰していました。入院は何ヶ月にも及び、本当につらくて痛い治療を経て、退院後も、皮膚が弱くなってしまって、日常復帰はできても、なかなか柔道には復帰できずにいたので、今大会の優勝は、ほんとうにうれしかったと思います。
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「今日の敗者は、明日の勝者」
今大会に、来賓としてきてくださったJICAダルエスサラーム長瀬所長が、閉会式で、多くのことわざを引用しながら、スワヒリ語でスピーチしてくださった中に、「今日の敗者は、明日の勝者」という言葉がありましたが、まさに、そのとおりですね。
今大会の勝者は、勝ってかぶとの緒を締め、敗者は次の大会での勝利をめざしてまた、各道場で精進してほしいです。
今年もまた、時々柔道マンたちの様子もお伝えしていきますね。
島岡由美子
★タンザニア柔道大会2018の写真は、https://www.facebook.com/Zanzibarjudo/
から。
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☆2018年も、GW～5月は、バラカ主催ティンガティンガ展があります。
みなさま、横浜・名古屋でお会いしましょう！
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バラカのティンガティンガ原画展2018＠横浜・名古屋
「しあわせのなる木～アート50年＆出版記念展」
第9回横浜展 4月27日（金）～5月6日（日）
会場：ギャルリーパリ＠日本大通り
第11回名古屋展 5月18日（金）～5月27日（日）
会場：妙香園画廊＠栄の大津通り
日時、場所、地図は、こちら
見所、現地での製作風景などは、こちら
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