ジャンボ!今年も、ティンガティンガ展開催のため、名古屋に来ています。
5月12日は安城市アンフォーレ(図書館)、13日は丸善名古屋書店での、アフリカの民話集出版記念講演をしてきました。お集まりの方々に、アフリカの民話を通じて異文化の扉を開くということを共有していただけていたら幸いです。
続きまして、妙香園画廊6F@栄*大津通り でのティンガティンガ展は、5月18日~27日まで開催します。
ぜひいらしてください。
*********
さて、今日の花便りは、オクラの花です。
オクラが、アフリカ原産ってご存知でしたか?
『ねばねばオクラの花は、嘆息するほど、美しい花でした』
~熱帯の花、タンザニアの花
Tropical flower in Tanzania~Okra
*********
夜から早朝にかけて咲き、昼には萎んでしまうオクラの花、見事に、美しく咲いていました。
美しい花に惹かれて近づいたら、オクラの実が、まるで花を守るナイト(騎士)のようにきりっと立った状態で生っていて、
「おお、これが、オクラの花だったんだ!」
と感激した次第です。
********
ねばねばオクラは、アフリカ原産、オクラという名称は、日本語だとばかり思っていましたが、Okraという英名だと知ったのは、アフリカに渡って、はじめてケニアの市場の八百屋さんに、「Okra『オクラ』という言葉を連発されたときでした」
「え、この人、日本語を知っているの?」
と思い、
「でも、それにしては、「キューカンバー(きゅうり)だとか、エグプラント(なす)だとかは英語で言っているよなあ・・・」
と不思議に思ったのですが、実は、オクラという言葉自体が英名で、日本語ではなく、日本で使われているのは、外来語だったことを知ったのは、後日のことでした。
**********
オクラは、アフリカ各国で人気食材の1つです。
オクラを煮込んだねばねばシチューも大人気、
ザンジバルはもちろん、タンザニア本土、ザンビア、南アフリカ、ナイジェリアでも食べたことがありますよ。
市場にも、オクラは毎日必ず並んでいます。
みなさんは、どんなふうにオクラを調理して食べるのが好きですか?
************
<オクラを食べよう!>
実は、我が家は、最近ちょっとしたオクラブーム。
といってもアフリカ的なオクラシチューとしてではなく、熱湯でさっとゆがいて、細かく刻んで、しょうゆをたらし、ぐるぐるかきまぜて糸を引かせ、熱々のご飯といっしょに食べるのが気に入っています。
日本を離れていると、「納豆が食べたい!!」という気持ちが突如おきるのですが、そういうときは、このオクラが強い味方。
ねばねば感が、たまらなくいいですね(笑)
*********
オクラにも、ちゃんと学名なるものがありました。
↓ ↓
Abelmoschus esculentus
英名 okra(オクラ) の語源は、ガーナのトウィ語 nkrama からきているそうです。
アオイ科★トロロアオイ属
花言葉は、『恋によって身が細る』 『恋の病』
なんだか、意味深な感じですね。
**********
**********
アフリカには、笑顔と言う花も、たくさん咲いています。
そして、その花たちは、いつも私を励まし、Happyにしてくれます。
今日の笑顔は、この1枚。
アルジェリアの街角のティーショップ。
手元も見ずに、大きなやかんからアツアツの紅茶をカップに注いでくれました。
ミントの生葉をたっぷり入れた、ミントティーの美味しさが忘れられません。
皆さんの周りには、どんな花が咲いているでしょうか?
バラカタンザニア しまおか ゆみこ
**********
[[pict:camera]]写真をクリックすると、大きな画像が見られます。
🌼バラカのHP熱帯の花・アフリカの花の目次は、こちらです。みなさま、ご一緒に、トロピカルフラワーを楽しみましょう!
******
☆タンザニア便りも綴っています。
最近の記事は、こちら、目次ページは、こちらです。
🌻「アフリカに咲く熱帯の花、笑顔の花 ワイルドフラワー120」(オ
ールカラー)
を、2022年2月にかもがわ出版から上梓しました。
この本は、書店、アマゾンなどオンライン、バラカのセレクトショップでも購入できます。図書館ご利用の方はリクエストしてくださいね。
🌺動画で、アフリカ花の旅に出ませんか?
https://youtu.be/qx4zy5uq4dw (1分半のショートバージョン)
https://youtu.be/6x8AY5rKz8E (たくさん花木がみられる5分のロングバージョン)
「アフリカ原産・オクラの花~ねばねばオクラは、人気料理」への2件のフィードバック
バラカさん、ジャンボ!
オクラ、私も大好きです。子供の頃は食べなかったのにね。生でも煮物、炒め物、揚げ物でも美味しいので、食卓に欠かせません。一番手軽なのはおみそ汁の具かしら。
あら、お花のブログなのに食べる話に飛びついてしまいました(^^ゞ
農家育ちの私は毎年畑にオクラの花が咲いていました。オクラの真っ直ぐな立ち姿はとても凛々しく、先端の大きな花は気高くて、ついつい花をつまんでは叱られたものです。最近では食べられるオクラのお花「花オクラ」も見かけます。これもまた美味しいです。と、やっぱり最後まで食いしん坊でした(^^)/
ハリーマさん★ジャンボ!
ハリーマさんもオクラがお好きなのですね。 私も子どものころはぜんぜん興味なかったですが、アフリカにいってから、意外と美味しいものだなと感じるようになりました。 オクラを育てていた畑には、毎朝美しい花が咲いていたでしょうね。 私もオクラの姿勢のいい立ち姿と、花の美しさにびっくりしました。日本では一度も見たことがなかったので。 オクラの花を食べる習慣は、まだタンザニアにはないようです。 オクラは、食べて美味しい、観て美しいの両方を備えていますよね。