今年も、8月が来て、終戦の日がめぐってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今日のアフリカの花は、提琴桜(テイキンザクラ)。
提琴とはバイオリンのことで、花名の由来は、葉っぱの形がバイオリンを連想させることによるそうです。
別名、南洋桜とも呼ばれ、南方戦線の兵隊さんたちが、日本の桜を偲んでつけたとのこと。
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「南洋桜」と呼ばれる花は、他にもいくつかあるようですが、実際に、この花を前にすると、大きさといい、可憐な五弁の花の様子も含めて、桜を偲ぶ日本人の心にぴったりだったのだろうなと感じます。
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紅色とピンク色があるようですが、私が出会ったのは、美しい紅色の花の方でした。
淡い桜色とはちがって、熱帯の花らしく、はっきりとした紅色の花を、南洋桜といって愛でる気持ちに共感します。
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とはいえ、実は、桜との類縁はなく、
トウダイグサ科ナンヨウアブラギリ(ヤトロファ)~Jatropha integerrima
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本物の(?)ナンヨウザクラ科の南洋桜(Muntingia calabura Linn)は、白い花をさかせ、赤い実がなります。
このナンヨウサクラも熱帯の花で、あちこちで見られますので、また別の機会に紹介しますね。
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アフリカには、笑顔という花も、たくさん咲いています。
今日の笑顔は、この1枚。
学校帰りに、ザンジバル武道館の前のグラウンドで、サッカーをして遊んでから帰るのが日課のカスムくん、
「あ~、楽しかった!」の笑顔です。
どこの国でも、子どもは、
「よく学び、よく遊べ!」ですね。
皆さんの周りには、どんな花が咲いているでしょうか?
バラカタンザニア しまおか ゆみこ
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🌼バラカのHP熱帯の花・アフリカの花の目次は、こちらです。みなさま、ご一緒に、トロピカルフラワーを楽しみましょう!
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☆タンザニア便りも綴っています。
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🌻「アフリカに咲く熱帯の花、笑顔の花 ワイルドフラワー120」(オ
ールカラー)
を、2022年2月にかもがわ出版から上梓しました。
この本は、書店、アマゾンなどオンライン、バラカのセレクトショップでも購入できます。図書館ご利用の方はリクエストしてくださいね。
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https://youtu.be/qx4zy5uq4dw (1分半のショートバージョン)
https://youtu.be/6x8AY5rKz8E (たくさん花木がみられる5分のロングバージョン)