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9月に開催する、バラカ主催ティンガティンガ原画展2020@横浜名古屋みどころ~W出版記念

(2020/08/23 UPDATE)
コロナウィルス感染拡大防止のため、今年の5月には開催できなかった、バラカ主催ティンガティンガ原画展2020横浜・名古屋は、9月に開催いたします。

第11回横浜展
会期*2020年9月3日(木)—-9月13日(日) 11日間
    11:00~19:00 (最終日17:00まで)
会場*ギャルリーパリ
横浜市中区日本大通14KN日本大通ビル1F
TEL:045-664-3917
アクセス:JR「関内」駅南口徒歩5分、地下鉄「関内」駅徒歩5分、みなとみらい線「日本大通り」駅3番出口すぐ
入場無料
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第13回名古屋展
会期 2020年9月16日(水)—–9月22日(火祝) 7日間
    月~木 10:00~17:00 / 金土日 10:00~18:00 (最終日16:00まで)
▼会場:妙香園画廊 6F
 名古屋市中区栄3丁目14-14(大津通り沿い)
 TEL:052-241-1533
▼アクセス:地下鉄「栄駅」サカエチカ7番出口徒歩3分、地下鉄「矢場町駅」6番出口徒歩3分
入場無料
***見所が、増えました!***
もともと、「アフリカから、あなたに伝えたいこと」(中学生からのノンフィクション)の出版記念展でしたが、延期している間の7月に絵本「どうぶつたちのじどうしゃレース」も上梓しましたので、思いがけず、W出版記念展となり、見所も増えました!
新刊のタイトルにあわせて、ティンガティンガアーティストたちが、「アフリカから、あなたに伝えたいこと」を描いた作品にプラスして、
絵本にちなんで、「ウサギ」や「七色のカメ」が描かれた作品も登場します。
いかにもとんちものという表情のウサギやカメが!・・・会場で探してみてくださいね。

タンザニアからの来日アーティストは不在ですが、私たちバラカタンザニアこと島岡(強・由美子)は、すでに日本入りしていますので、全日程在廊し、みなさまをお迎えします。
9月には、横浜・名古屋でお会いしましょう。
*****8月23日、追記 ここまで******
ジャンボ! 今年も、バラカ主催ティンガティンガ原画展2020@横浜・名古屋を開催する運びとなりましたので、お知らせします。 おかげさまで、横浜展は11回め、名古屋展は13回めとなります。
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今年のテーマは、『アフリカから、あなたに伝えたいこと』~出版記念展
1月に上梓した本のタイトルに沿って、ティンガティンガ・アーティスト達が、それぞれ「アフリカから、伝えたいこと」をテーマに作品を描きあげました。
今年の展示作品には、地球というこの星で、差別をしないで、多様性を保ちながら、共に生きていこうといったメッセージが含まれています。
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特別作品にこめた思いは、
「タンザニアには動物だけではなく、美しい海と魚たちもたくさんいることを知らせたい。
そして、ひょう(レオパード)をとおして、生きる基本は家族を大切にするところからということを伝えたいと思い、ふだんは、母子ひょうしか描かないのですが、今回は、雌雄の親ひょうと、親の元で安心して遊ぶ子ひょうで平和を表現しました。(ズベリ談)

ダイナミックな海の絵も!

「はじめて船でザンジバルに渡ったとき、海がこんなにきれいなんだと知りました。
イルカが泳いでいるのも見られましたよ。
日本にいったときに、バラカジャパンに大阪の海遊館に連れて行ってもらいました。
海の中が巨大な水槽の中にあったのには驚きました。この水槽のガラスが割れたらどうしようと不安でしたが、周りの日本人はだれもが楽しそうにみていたので、そんな心配いらないんだなと思ったけれど、実はずっとひやひやしていました。
そのときのことがヒントになって、今年は、どの国も、美しい海を残そう、というメッセージをこめて、描きました。」 (ズベリ談)
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作品は、横浜展、名古屋展、それぞれに用意していますので、どちらもお楽しみに!
作品の振り分けは、バラカジャパンの采配なので、どの絵がどの会場に並ぶのか、私も楽しみです。ちなみに、海の中に「エビ」がいる絵のほうは、即、名古屋行きとバラカジャパン川口が決めたそうです☆
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「この世から差別をなくすためには、差別の歴史をふまえて、二度としないとみんなで思いあうことだよ」
といったのは大御所のチャリンダさん。
アフリカの奴隷の歴史を作品にこめ、ダイナミックに、それでいてティンガティンガらしくユーモラスに描きあげました。
過去の負の歴史に眼を背けることなく、今を生きるためにもぜひ観ていただきたい作品です。

そして、チャリンダさん得意のモチーフ、「望郷~都会に出た娘の見る夢は~」作品を描きながら言っていた、「離れていたって、親子の情愛は万国共通だよ」の言葉にじんとしました。

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レイモンドの美しい鳥作品もお披露目します。

「共に生きている様子をあらわすために、得意の蝶もはいっていますよ。探してみてください」(レイモンド談)

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父の作風を追及し続けているサユキジュニアのシェターニ作品も登場
父親譲りの、丁寧でおしゃれな壁紙風背景には、日本画に通じる青海波の模様も。

シャターニは、妖怪、精霊といった、人間の善悪の心をひっくるめた存在。
悪魔のささやきになったり、社会のためになったり、いろいろです。
サユキのシャターニたちも、相談して助け合ったり、お酒をのんだり、お産を手伝ったりと、とっても人間くさいのです。
ぜひアフリカのシャターニ文化にもふれてみてください。
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ムテコ、アブダラ、ドゥケ には、ザンジバルのYAWARA(ヤワラ)でライブペイントをしながら、日本に展示会用の作品を描いてもらいました。
~YAWARA(ヤワラ)は、ザンジバルの柔道家たちが運営する、整体マッサージ&ティンガティンガ・ギャラリーです~

ムテコのすばらしい作品に、ヤワラスタッフたちも「ムズリサーナ(Very good)」を連発していました。

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マサイ作品一筋のドゥケによるマサイ作品
今年は、マサイの今の生活の様子を、もっと皆さんに伝えたいとのことで、マサイライフを表現しました。

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モノクロキリンの継承
昨年3月に急逝した「キリンのベイカー」、彼の美しいキリン作品を覚えておられる方々も多いと思います。
実は、こういったモノクロのキリン作品というのは、もともとティンガティンガ・アートの中にあった作風で、ベイカーだけではなく、複数のアーティスト達が描いています。
私たちが、キリンの・・・と呼んだ人は、ベイカーが二代目でした。ベイカーは約10年の間に、この路線をすばらしく発展させ、まさに「キリンのベイカー」としての作風を確立させました。
ベイカー亡き後、「キリンのモノクロ作風を残し、そしてそれをさらに向上させていきたい」と、複数のアーティストたちがトライし、試行錯誤していた1年でした。
そのなかで、実力派のアブダラが、自身の工夫をまじえて素晴らしいキリン作品を描き始めています。
アブダラの作品の中には、ベイシックなキリンや鳥にまじって、リアルで珍しいタンザニアの鳥や、タンザニアのどこにでも元気に咲いているニチニチソウの花が登場して、アブダラ独自の個性も発揮しています。

ベイカーの遺志を受け継いだ、アブダラによるモノクロキリン作品にご注目ください。
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日本から帰ってきたルーカス
昨年冬に、バラカの招聘アーティストとして日本行きを果たしたルーカス。
私がルーカスと出会ったときは、まだ15歳か16歳のあどけなさが残る少年アーティストで、小作品を丁寧に丁寧に描いているのが印象的でした。
その彼もすでに32歳となり、はじめてバラカの招聘アーティストとして日本に向かったときは、感慨深かったです。
そんなルーカスも、日本各地でのライブペイント披露で、さらに自信をつけて帰ってきました。
そして、すぐに、春の横浜、名古屋用に新作を描きました。
ルーカスの描くカシューナッツと鳥、憩う動物たち、いろいろなサイズでお披露目します。

追記
ルーカスには、絵本出版記念にあわせて、ウサギやカメが出てくる絵も新しく描いてもらいました。

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アバースの 定番となってきたオールブルー作品
タンザニアの誇る大自然に生きる動物たちを、タンザニアで採れる宝石、タンザナイトブルーで表現しました。

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女性アーティストたちの自立サポートを目的に、2006年に結成した、バラカのコースターチーム
今年も、鉛筆やコースターなどのミニ作品を丁寧に仕上げました。

☆どれもほのぼのムードのオンリーワンたちです。
会場で、ぜひお気に入りをみつけてください☆
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【2020は、9月に、横浜・名古屋で、お会いしましょう!】
この両展示会には、私たちバラカタンザニア(島岡 強&由美子)も日本に行き、会場にて皆様をお迎えします。
バラカのティンガティンガ原画展2020、アートやグッズを通してアフリカを楽しみながら知り、アフリカのことを考え、そして、上梓したばかりの本からアフリカの人々がたくましく生きる様子を知り、ご自分の志をふりかえるきっかけにしていただけたら幸いです。

「アフリカから、あなたに伝えたいこと 革命児と共に生きる」(かもがわ出版)
☆中学生以上の漢字に、ふりがながふってあります
『日本とタンザニアの両国に、バラカ(恵み・祝福)ある展示会になりますように~』
今年も引き続き、展示会収益金の一部で、ティンガティンガ・アーティストへの画材支援や工房修繕、そして、日本の被災地への義援金といたします。
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『アフリカンマーケットもお楽しみに!』
両会場とも、ティンガティンガグッズ、アフリカ雑貨、コーヒー紅茶スパイス、カシューナッツといった食品、アフリカンプリント布やアクセサリー、本などずらりと並ぶアフリカンマーケットも同時開催。

今年も、両会場で、キテンゲウェアや、アクセサリーの新作も発表します。
男性向けのキテンゲシャツも充実していますので、お楽しみに。
バラカ一同、お会いできる日を、心から楽しみにしております。
             by バラカタンザニア 島岡由美子
会場地図、チラシなどは、こちらをご参照ください。

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