『1年生は80、2年生は160ってな~んだ?』
こたえは、
『学校で習う漢字の数』 です。
1年生では、一、二からはじまって、気、車、糸、赤なんていうけっこうややこしい字も習うし、
2年生ではぐっとむずかしいのもはいっていて、
雲、歌、数、線、頭・・・なんていう漢字も読み書きできるようになるのですね。
1年生さん、2年生さんもなかなかやるなあ。
鳴くが2年生で、泣くが4年生って少しびっくり。
実は、久々に子ども(1&2年生)向けの本の出版が決まって、漢字とにらめっこの今日この頃。
テーマはもちろん、アフリカ(タンザニアを中心に)のむかしばなしで、挿絵はティンガティンガ・アートです。
お国柄、動物のおはなしも多いのですが、「動物」という漢字を習うのは3年生さんなんですって。
3年生は、駅、鼻、筆など、200字・・・6年生の漢字は、相当難しいです。 奮、縦、磁、臓とか警、厳、樹木・・・などなど入って191字。小学校6年生まで漢字をしっかり覚えたら、怖いものなしですね。
かつて、氷点という小説を書かれた三浦綾子氏が、「小学校6年生でも読める小説をめざしました」となにかに書いておられたのを覚えていますが、これだけむずかしい漢字も習うのですから、6年生さんはどんな小説でも読めそうですね。
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ということで、私は今日も、漢字の勉強中。
漢字、ひらがな、カタカナのある日本語っておもしろいなあとあらためて感じながら、1年生さん、2年生さんを思いうかべながら、あ~でもない、こ~でもないと原稿に向かう日々です。
私が原稿を進める一方で、アーティストたちが挿絵に取り組んでくれています。
今はまだ絵コンテの段階ですが、
誰の絵か、わかりますか?
一人は、「アフリカの民話集 しあわせのなる木」でも挿絵を描いてくれたヤフィドゥです。
とにもかくにも、どんなティンガティンガ・アート挿絵が仕上がるか、楽しみ、楽しみ♡
本については、まだ、こうしようか、ああしようかの試行錯誤の段階なので、タイトルや出版がいつごろかなど、もう少し具体的になったらあらためてお知らせしますね。
例によって、いつものポレポレ(ゆっくりのんびり)マイペースでやってますので、ポレポレ~っとお待ちください。
島岡由美子