ジャンボ!(こんにちは!)
タンザニア鉄道、ポレポレ列車の旅、第2弾です。
各駅停車の駅には、近くに集落がなく、まったく人の気配がない駅もありますが、少し大きな駅になると、大勢の人が乗りこむ・・・のではなく、各地の名物を手にしながら待ち構えています。
ドドマワインで有名なドドマ駅に着きました。
ワインとくれば、ぶどうですね。
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たくさんのぶどう売りがいましたが、私は、このカンガ姿が素敵なママから買いました。実は私、このカンガの黄色版を愛用しているので、ぶどうよりも色違いのカンガの話でも盛り上がってしまいました。
肝心のブドウの味は、日本ほどの甘さは望めませんが、さっぱりしたおいしさで、大満足でした。
ここは、バナナの産地。
生食用のバナナがずらり、一本から買えますよ。
こちらは、料理用のグリーンバナナです。
ピーナッツの産地では、ゆでピーナッツ。
トマトばかりずらりと並んでいる駅、じゃがいもをバケツにいっぱい入れた人々が待ち構えている駅。
このほかにも、パイナップルや、マンゴーが山積みで大安売り・・・と駅は、産地直送野菜&果物のオンパレード。
その他、さまざまな名物が、各駅ごとに並んでいました。
蜂蜜の里で有名な駅に着いたのは真夜中でしたが、暗いホームに蜂蜜売りがずらりと待機。
真夜中にかかわらず、車内の客もたくさん買い込んでいましたよ。
土が良質で、焼き物で知られている場所では、手に手に素焼の鍋や色づけをした花瓶、炭を焚く器などを持ちよっていました。
しゃもじ、杖など木製品ばっかり売っている駅もありましたよ。
↑
これは、米やとうもろこし、稗などを搗くための臼、スワヒリ語でキヌといいます。
香辛料を搗く小さなものから、餅つきのように二人がかりで使えるような大きなものまでそろっています。
隣の部屋に乗っていたマリアンさんは、一抱えほどある大型のを購入したので、元々狭い客室が、さらに狭くなっていました。
これ、なんだかわかりますか?
ヒント:サラダ用のフォークではありません。
↓
これは、髪を梳くための櫛(くし)です。ちりちりにカールした髪をとくために、タンザニアではこのような櫛が使われています。
ちなみに、使い方は、前方から髪の根元に沿ってぶすっとさしこみ、髪を引っ張り上げながらといていくので、カールした髪が引っ張られて、かなり痛そうな感じがします。
実際、痛いようで、小さい女の子など、髪を梳くのがいやで、逃げ回ったり、べそをかいたりしています。
ここは、ほうき草の産地。
手編みのかごや、ほうきが、たくさん売られていました。
私も、買いたい日用品がいっぱいだったのですが、行きに荷物が増えるのはと、ぐっと我慢。
帰省する人たちが、列車が止まるごとに、あれこれ楽しそうに吟味して、お土産買いにいそしんでいる姿をながめていました。
各駅に停車する時間も長く、人が待ち受けている駅では、30分など当たり前。主要駅では停車時間が数時間にも及びますので、買い物するにも、買い食いにも時間はたっぷりすぎるほどあります。
この各駅での停車時間を短縮すれば、かなり到着時間が早くなると思うのですが、逆に、この週2本の列車停車時に、土地の産物を売って生計を立てている人たちも大勢いるので、一概に早く行ければいいというわけにもいきません。
それにしても、時刻表はあったなきがごとしの中、中途の駅で、何時に来るのかまったくわからない列車の到着を待つ乗客も、お土産売りも大変だと思うのですが、みんなそんなことは慣れっこで、全く意に介していない様子。
タンザニアでは、「待つ」ことができないと、何も完結できずに終わってしまいます。
物事を進ませたければ、人事を尽くしたあとは、ひたすら待つこと。
今回も、スワヒリ語のことわざ、「ハラカ ハラカ ハイナ バラカ」(急いてすることに、祝福はない)を何度もつぶやきながらの旅でした。
「タンザニア鉄道の旅~各駅の名物」への29件のフィードバック
☆バラカさん ジャンボ!
ワイン、フルーツ、など、豊かな土地のように見えますが、どうなんでしょう。
料理用のバナナ、どんな味?
駅舎にたたずむ人の姿。赤毛のアンの一場面を思い出しました。
アフリカ産の素焼きの鉢を持っていますが、何を植えるかいつも考えているうちに時が過ぎ去ります。今度こそ、植えるぞーー(決心している心の声です)(^o^)(^o^)
バラカさん、ジャンボ♪
タンザニア鉄道の旅、いいですね~
なんか、時間を気にしないでのんびりとした感じがとっても惹かれます♪
便利な日本に住んでいると、「待つ」という事がなかなかできなくなるんですよねf^^;
各駅の名物も楽しいですね~
買うのを我慢するのが大変そう(笑)
☆はなこさん、ジャンボ!
タンザニアは、農業に適した土地が多いです。
ドドマワインは、タンザニアでは有名ですが、他では知らせていないでしょうね。
料理用のバナナは、湯出たり焼いたりしますが、食感は芋に似ていますよ。
赤毛のアン・・・ありましたね~。駅のシーン。「赤毛のアン」は、映画も小説も大好きでした。
小説は、村岡花子さんの訳がすばらしいですよね。
アフリカ産の鉢、ぜひぜひ何か育ててくださいね。
☆はなこさん、ジャンボ!
タンザニアは、農業に適した土地が多いです。
ドドマワインは、タンザニアでは有名ですが、他では知らせていないでしょうね。
料理用のバナナは、ゆでたり、焼いたりしますが、食感は芋に似ていますよ。
赤毛のアン・・・ありましたね~。駅のシーン。「赤毛のアン」は、映画も小説も大好きでした。
小説は、村岡花子さんの訳がすばらしいですよね。
アフリカ産の鉢で、ぜひぜひ何か育ててくださいね。
☆おやびん、ジャンボ♪
タンザニア鉄道では、時間を気にしないようにせざるをえません。
時間を気にしていたら、ノイローゼになっちゃうかも(笑)
こんなに駅ごとに、産物や名物に特徴があるとは思っていませんでしたので、とても楽しかったです。
お土産買えなかった分、食べ物で楽しみました♪
なんて素敵な旅行何でしょう
多分私が乗っていたら持ちきれないくらい購入してしまいます
バラカさん、よく我慢できましたね
長旅もこんな地元の方とのふれあいがあると楽しさ倍増ですね
☆づみさん、ジャンボ!
あはははっ!づみさんだったら、絶対いっぱい買い物されたでしょうね~。
でもね、最終駅のキゴマから、さらに国境を陸路で超えてブルンジに行かなくてはいけなかったし、何といっても、タンザニアでは宅急便で気軽に送るということができないですからね~。
今回は、じっと我慢の子でしたよ。
その分、あれこれいっぱい買い食いしましたが(笑)
バラカさん、こんにちは~♪
列車に乗りながら各地の名産品がお買い物出来るなんて
いいですね~^^
見てるだけでお買い物したくなってきました!
日本は忙しすぎますよね~
時間、時間とぴりぴりすることが多くて(^^;
バラカさん、ジャンボ!
停車駅ごとに楽しみがあると思えば、
たいくつしないですみますね。
>、「ハラカ ハラカ ハイナ バラカ」(急いてすることに、祝福はない)
とても素敵な言葉だと思います。
ハチミツって聞いただけで想像してしまいます。
アフリカのハチミツっておいしそうなイメージです。
櫛は、先がこんなに尖がっていては、
痛そうです。
バラカさんは何を購入されたのかなって思いました。
ジャンボ!!
女性の着ている服のカラフルさに目を奪われました~。みんな綺麗な色の服を着てますね!そして似合ってる。
日用雑貨思わず買ってしまいそうです。
はちみつもいいな~。
バラカさん、こーで、ずーーーーーっと、バカラさんだと勘違いをしてました。すいませーーーん。(T^T;
バラカさん、ジャンボ!
カンガの色が鮮やか、そのままアートのような風景ですね。
旅気分、満喫です。
汽車の中が荷物でいっぱいになりますね。
冷房車?じゃなければ暑いだろうし・・・。
う~ん、、、
「ハラカ ハラカ ハイナ バラカ」
二年に一度歳をとるなら、「待つ」を体験してみたい旅です。
焼き物もほしいし、味見も全部したいし・・・。
今はこのブログで充分、旅出来てます!(笑)
ジャンボ!
へ~、楽しそう♪というと、顰蹙をかってしまいそうですが^^;
バラカさんのレポ?には、いつも、「生きる」ことを大切にしているアフリカの方々の様子が、画像からも見えますね。
日本では、今、「待つ」ということを出来ない人が多いようですね。というか、携帯や、メールの普及などで、生活が便利になりましたが、その代償のひとつとして、結局「多忙」となってしまって、心にも余裕がなくなってしまってる気がします。
あはは、それって、「あわてるなんとかは、もらいが、少ない」とか、「果報は寝て待て」でしょうか(笑)
乗客にとって、2泊3日の旅が3泊4日になってしまう
ということは、駅で物売りをする方も、列車が
今日来るか、明日来るか、ってことですよねぇ~
夜中でも蜂蜜屋さんが並んでいたわけですよね!!
バナナ屋さんの女性が、赤ちゃんをおんぶするのに
使っているのもカンガですよね!!
同じカンガを2ヶ所に使うのって、おしゃれですね♪
バラカさん ジャンボ!
これだけゆっくりしていれば、長旅になってしまうのですね
でも各駅ごとに売っている物が変わるのが面白いですね
ゆでピーナッツって美味しいですよね
トマトの駅は、パスしたい私です^_^;
料理用のグリーンバナナは、甘味が無いのですか?
前にテレビで蒸して食べるってやっていましたが、どんな味なんでしょう?
ほうき草の産地は、私も寄ってみたいです
☆rosaさん、ジャンボ~♪
移動するたびに名産品が変わっていくのが、とっても面白かったです。
売り子さんがホームで産物を持って歩きながら売っているので、車内にいながらにして買えるところが、さらに購買意欲をそそられるような感じでした。
時間を守るのはとても大事なことですが、日本の人には、世界には、時間を守ることができない環境もあることを知ってほしいですね。
☆konekoさん、ジャンボ!
そうですね。これだけ各駅が個性的だと、次の駅は何があるかな~と楽しみでした。
タンザニアの蜂蜜は、美味しいですよ。
混じりっけなしのピュア蜂蜜が手に入りますから。
地方ごとに、蜜を集める木や花が違うので、味も品質も違っています。
ザンジバルのペンバ島には、クローブの花から集める蜂蜜があって、高いですけど体にいいと珍重されています。
私は、旅の途中だったため、かさばる物は買えず、もっぱら買い食いの方を楽しみました。
☆こーでねーとさん、ジャンボ!
そうですね~。カラフルな服やカンガで、すっごく明るい雰囲気ですよね。
おお、すごい色の組み合わせ!というようなものでも、さらっと着こなしてるとこがかっこいいです。
日用雑貨を見るのって、どうしてこんなに楽しいのでしょうか。
女性たちは、みんないきいきしながら、選んでましたよ。
>バラカさん、こーで、ずーーーーーっと、バカラさんだと勘違いをしてました。すいませーーーん。(T^T;
↓
あれれ、そうだったんですか。
よく間違われるので、気にしないでくださいね~。
バラカは、スワヒリ語で、祝福という意味があります。
次回から、バラカ→「馬鹿か?」じゃなくって、「薔薇の花」を連想してくれるとうれしいで~す(笑)
☆harumiさん、ジャンボ!
カンガを巻いた女性がいっぱいだと、ほんとカラフルできれいです。
汽車は、もともと狭い中に人も荷物もごった返していてすごいことになってる上に、さらに皆さん買い物してますから、さらにすごいことになってましたよ。
冷房&暖房?、もちろんありません。
昼間は、蒸し風呂のように暑かったですよ~~~~。
焼き物好きですか?私も素焼の器で、あっこれ、ほしいな~っていうのがあったのですが、じっと我慢の子でした。
これからも、現代版どこでもドアのブログを通して、一緒にアフリカの旅に出ましょう!
☆みんとさん、ジャンボ!
顰蹙なんてとんでもない。実際、時間を気にしなければ、人情味があってとても楽しい旅ですよ♪
メールや携帯電話はとっても便利だけと、やっぱり心が急がされますね。
でも、一度持つとなかなか後戻りはできないですけどね。
私だって、今になって、メールから手紙だけでやりとりしていた時代に戻れと言ったら、困りますもの。
やっぱり、便利グッズを使いつつも、それに振り回されないで、マイペースで使っていけるといいですよね。
☆cinnamonさん、ジャンボ!
そうなんですよ。
いつ来るか、いつ来るかで、丸々1日待ちぼうけですからね~。
真夜中の駅に、ずらりと蜂蜜屋さんたちが待ち受けていた時は本当に驚きました。
がまん強くないと、とてもできないことです。
バナナ売りの女性がおんぶするのに使っている黄色い布もカンガです。
2枚上下に使うと、それぞれ巻き具合によって柄の出方がかわるので、とってもおしゃれですよ。
ママとお揃いのカンガで,おんぶされてる赤ちゃんは、よりほのぼのしてかわいく見えてきます。
☆tukushiさん、ジャンボ!
そうなんですよ、走行速度が遅いだけじゃなくて、各駅にとまる時間も長~いので。
ゆでピーナッツ、大好きです。
殻つきで、紙にくるくるっと巻かれて売っているのを見ると、ついつい買ってしまいます。
グリーンバナナは、甘味が薄いので、煮物や焼きバナナにして食べます。
このバナナは、芋系の食感と味ですよ。
ほうき草を使って、ほうきだけではなく、いろいろなタイプのカゴや、敷物が編まれているのでとても楽しいですよ。
日用雑貨の好きな私は、ここの駅には、もっと止まっていたいな~と思いました。
バラカさん、ジャンボ!
カラフルな写真いっぱいのレポート、なんか自分も列車に揺られて旅をしている気分になりました~。
美味しそうなものがたくさん売られているんですね。私だったら停車のたびに買い食いして、列車を降りる頃にはかなり太ってそうです(苦笑)
ところで、ぶしつけな質問かもしれませんが・・・列車の料金はどのくらいなのですか?もし差し支えなければ教えてください。
バラカさんご無沙汰してます。
すてきな旅ですね。 ゆったりと人や物と触れ合う旅は私も大好きです。うらやましい~
遠い昔、よく祖母とゆでたまごなど食べながら一駅ごとに停車する単線の列車に乗るのがすきでした。
今では時間短縮ばかりいわれるけど、バラカさんの言われるように待つことって大事なことですね。
ゆでピーナッツって一度たべてみたいとおもってるんです、産地に行かないと食べれないのでまだ食べたことないんですよ。
ところで、私のブログは事情により3月をもって閉鎖してます。本当にバラカさんには暖かいお付き合いをしていただき感謝しています。ありがとうございました。
バラカさんのところには今までどうりお邪魔させていただきますので宜しくお願いします。
☆yokoさん、ジャンボ!
私も、3泊4日の中で、かなり買い食いを楽しみましたよ。
列車の料金は、一等寝台 54300T/Sh 二等寝台 39700T/Shでした。
私たちは3週間前に予約と切符購入に行ったのですが、ダル駅の駅長さんにかけあって、やっとのことチーム全員10人分の席が確保できました。
というのも、行き来する人が多いのに本数が少なすぎることが一番の原因ですが、もう一つは、ダフ屋がいて、かなり前からたくさん席を買い占めておいて、法外な値段で売買しているということもなかなk」切符が買えない大きな原因のようです。
☆tantanさん、ジャンボ!
ゆっくりと時間が流れる旅も、たまにはいいものですよね。
おばあ様との単線列車の旅は、何年たってもよき思い出でしょうね。
それにしても、ゆで卵食べながらっていうのが郷愁をさそいますね~。
ゆでピーナッツって美味しいですよ。
殻をむきながら食べるのがなんともいえず楽しくて、美味しさがさらに増すような気がします。
食べだすと止まらないのがたまにきずですが(笑)
ブログのお知らせをありがとうございました。
tantanさんのブログは、心がほわっとする話題がいっぱいで、訪問するのが楽しみでしたので、閉鎖のお知らせはとても残念です。
こちらこそ、tantanさんのブログ記事や会話(コメントのやりとり)でたくさん楽しませていただき、どうもありがとうございました。
>バラカさんのところには今までどうりお邪魔させていただきますので宜しくお願いします。
↓
そういっていただけて嬉しいです!
これからも、ずっとお付き合いしていきましょうね。どうぞよろしくお願いします。
バラカさんジャンボ!
駅と言っても日本のようなプラットホームはないのですね。
皆さん扉の階段から降りるのかしら・・・。
こんなにお土産を見せられたら
迷っちゃう・・・。
え~っとね、ん~とね・・・、
あ、私は乗ってなかった(^^)ゞ
バラカさん、とても素敵な旅ですね。♪(*’-^)-☆
☆ジュマさん、ジャンボ!
そう、プラットホームのない駅が多いのです。
だから、乗車口についている鉄製のはしごで上り降りしなくてはならないので、女性やお年寄りには、かなり大変です。
はしごは垂直ですしね。
そんなふうなので、駅についても、乗客は窓や乗車口で待っていて、おみやげ屋さんの方が歩き売りして、汽車の外と中で品を吟味したり、値段交渉したりする方が多いんですよ。
確かにこれだけ次々お土産を見せられると迷いますね~。
んでもって、とりあえず、あれこもれも買っておこう~とか思ってしまいますよね。
これが帰りだったら、私の部屋もお土産であふれていたかもしれません(笑)
バラカさん、ジャンボ!!
た(*^O^*)だ(*^O^*)い(*^ー^*)ま(*^O^*)~♪
東京から帰ってきました。
各駅で色んなものが売ってるんですね。
昔の日本もこんな感じだったのかな~
旅行で行ったら各地の名産品買いたくなっちゃうから私だったら各駅で買っちゃって持ち歩けないくらいの荷物になっちゃうかも~o( ̄д ̄o;)エーッ
☆りらっくまさん、お帰りなさ~い!
東京は、桜がきれいだったでしょうね~。
タンザニアの各駅列車の旅も、なかなかいいものですよ。
でもね、調子に乗って各駅であれもこれもと買っていったら、本当に荷物だらけになってしまいますよ~。
だって、止まる駅数がすごいですから(笑)