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BS日テレ「世界に活躍する~グレートジャパニーズ」3月28日

3月2日~8日までの間、BS日テレ「世界に活躍する~グレートジャパニーズ」の撮影隊を迎えていました。
「NHK 遠くにありてにっぽん人-サンゴ礁の島に我が志あり」に続き、6年ぶりのテレビ出演となります。
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番組名:「世界で勝負!グレートジャパニーズ」
(BS日テレ開局10周年特別番組)
http://www.bs4.jp/guide/entame/great_jp/
放送局:BS日テレ
放送日時:3月28日(日) 19:00~20:54

出演: エジプトを代表する日本人プロダンサー・木村カスミ
カンボジアの伝統織物クメール織物職人・森本喜久男
タンザニアで漁業革命に挑戦する日本人・島岡強
~番組紹介~BS日テレHPより抜粋
意外なところで大活躍している突き抜けた日本人たちがいます。
異邦人のハンディをものともせず、夢を実現する挑戦者たち!
そんなまっすぐに生きる人たちの姿を通して、夢を持ち続けることの大切さ、いつでも夢を持つことの尊さを伝えます。

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我が夫、島岡強は、ザンジバル、タンザニアで、漁業、運送、貿易、柔道等、様々なことをしています。
漁業は、20年以上続ける間に、漁船は6隻に増え、雇用も100人を超えました。
運送も然り、クレーン車、ダンプカー、乗り合いバス、フォークリフト・・・車が増えるごとに、働く人々も増えています。
原材料ではなく、製品の輸出でアフリカに外貨をもたらそうという趣旨のもとで推進するアフリカ製品プロジェクトも、11年目となり、最初はインスタントコーヒー「アフリカフェ」一品だけでしたが、その後、紅茶「アフリカンプライド」、アフリカの生活布「カンガ」「キテンゲ」と輸出品目が増え、また、文化の輸出ということで、タンザニアが誇る現代ポップアートの「ティンガティンガ」のプロモートにも関わるようになりました。
そして、精神面での修養を含めた柔道の指導も長きにわたって続けています。
このような多岐にわたる活動のまん中にあるのは、彼の志~仕事の場が圧倒的に足りないアフリカで、人々が自活できるよう、働く場を作り、経済的にも精神的にも援助に頼らない真の独立ができるよう手助けをするという「アフリカ独立革命」です。
島岡強の生き方を伝えるドキュメンタリーを作り、日本の人たちに夢(島岡的には志ですが)を持って生きることの大切さを伝えたいという依頼を受け、この番組の出演を承諾したという経緯がありましたので、その根本の部分が、多くの方々に伝わる番組として完成するといいなと思っています。
そして、それを表現するための取材ということで、アフリカフェ製造元、紅茶製造元、ティンガティンガ村、カンガや雑貨問屋から、漁船SUNKAKUMEIJI号や、新しいKAKUMEIJI29号、運送の現場から柔道や生活面にいたるまでを撮影。
どの場面が、どのように編集されて出てくるか、とても楽しみです。

ティンガティンガ村にて
6年前のNHK取材のときは、拙著「我が志アフリカにあり」が出版されて間もなくだったので、本の中のことがベースになっている部分が多かったですが、今回の番組取材は、本には書いていないその後の部分が多いので、前の番組をご覧になった方々にとっても、きっと新鮮な番組になっていると思います。
また、ザンジバルでは、昨年12月10日以来3カ月にわたっての長期停電の真っ最中の取材で、撮影隊の方々がいたときも、連日40度近くまで上がる気温と、雨期に入る前の、雨が降りそうでふらない時期独特の、湿度の高い、体にまとわりつくような熱い空気、そして、ホテルですら、発電機を回しての電気供給は一日中はできないので、撮影隊がホテルに帰る時間には、どこもかしこも真っ暗闇。
懐中電灯と蝋燭の明かりを便りに部屋に帰り、エアコンはもちろん扇風機すらつかない真っ暗な部屋で眠るというザンジバルライフを体験しながらの取材でしたから、体力的にもかなり大変だったと思います。

この番組の撮影隊は、59歳の大ベテランディレクター杉目さんと、カメラを回して22年、パスポートを増ページしてもまだ足りないぐらいしょっちゅう海外ロケに行っているいう志村さん。
お二人とも、世界各国行っておられますが、このザンジバルの取材が、今までの取材で一番暑いですと口をそろえておられました。
杉目さんは、真夏のブラジルロケより暑い、志村さんは、はじめて熱中症に罹ったという南太平洋の熱帯の島でのロケと同じぐらいかそれ以上に暑いですとのこと。
しかも、漁の撮影では、文字通り炎天下の砂浜の上で、出船準備をしているカクメイジ29号や、広場での編み縫い作業風景の取材などもあり、水なしではいられないといったご様子でしたが、すべての撮影を無事終了して、実にさわやかな顔でザンジバル空港を後にされたので、安心しました。

酷暑の中、停電と断水が続くザンジバルでの密着取材は、かなりハードなものになりましたが、その分、今のザンジバルだからこそ撮影できた映像がたくさんあったと思います。
停電の様子、ザンジバルのあちこちで水を求めてバケツを持って移動する人々、1杯の水を汲むために長蛇の列に並ぶ人々、発電機の騒音、電気が消えたままの信号、そしてそんな中でめげずに笑顔で暮らす人々・・・

アフリカンライフは、日本から比べたら不便で、たくさん我慢しなくてはいけないことがありますが、そのかわり、水を得たときの喜び、電気がつく喜び、日本では忘れてしまったような日常の喜びを大勢と共有することができます。
何気ない日常生活を続けるだけでも、問題が山積みなので、自分が困っているときは相手も困っているはずという気持ちにも自然になれます。
だから、自分が何かを得たら、もっと困っている人に分けようという気持ちになります。
そして、いくら問題が山積みだって、底抜けに明るい笑顔で暮らしています。人は今日一日生きていることがありがたいことなんだということを、誰もが知っているからかもしれません。
島岡強の志に沿った生き方が描き出されることとともに、ザンジバルのけっして便利とは言えない、何事にも手間と時間がかかる日々のライフの中に灯る、人の心の光の部分にスポットが当たった、素敵な番組が観られることに期待しています。
私たちは、日本にいないので、番組をオンタイムで観ることはできませんので、ご覧になったら、番組の内容や感想などを教えていただけると嬉しいです。
この番組は、BS日テレ開局10周年特別番組だそうで、3月28日放映後も、何回か再放送をするそうです(再放送の予定日はわかりませんが)

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