ジャンボ!このたび、「ザンジバル柔道をテーマにしたティンガティンガアート」が完成したので、ご紹介します。
この絵を注文するにあたって、実力派のアブダラと、ムブカに描いてもらうことにしたのですが、せっかくなので、柔道を実際に見てから描いてもらおうということで、7月にダルエスサラームで開催された東アフリカ柔道選手権大会2011に二人を招待して、よ~く柔道大会の様子を見てもらいました。
アブダラ、ムブカは、東アフリカ柔道選手権大会の一部始終を見てから描いたので、柔道の雰囲気がよくわかる、とても面白い作品を仕上げてくれました。
まずは、ムブカの作品から。
ムブカの作品は、キリマンジャロのふもと、アフリカの青空の元で開かれている動物たちの柔道大会というイメージが画面いっぱいに広がっています。
中央の試合会場の中では、まさに、「こそとがけ」が決まる瞬間を表現しており、見事です。
畳の中に、微妙な感じで座っている副審や、コーチの小動物達がとても笑えます。
ムブカは、秋のバラカ主催ティンガティンガ原画展2011~福岡・札幌に向けて来日し、両会場にてライブペイントをおこないます。彼が、日本で、どんな作品を描いてくれるか、とても楽しみです。こんなふうに擬人化された作品も描いてくれるかな?
九州の皆様、北海道の皆様、どうぞお楽しみに!
続いて、アブダラの作品です。
アブダラの方は、東アフリカ柔道大会の詳細にまで視点がいっており、コーチも定位置にいて、電光掲示板もあり、副審のいすのあたりには、判定用の旗まで描いてありました。ちなみに、私達(島岡強&由美子)が、大会当日どこにいたかまでわかるように描いてあり、画面右横で、スーツを着て、何やら記録をとっているのが私達だとのこと。2匹描かれた動物の一方は、ちゃんとひげがはえている動物だったので、笑ってしまいました☆
その隣りに、大きなワニがはちまきして立ってますが、当日、私達の隣で大会進行アナウンスをしていたのが、確かに背の高い人でしたので、なるほど!と思いました。
正面上に、陸ガメがのぼりを持ってますが、スワヒリ語で、「東アフリカ柔道選手権大会にようこそ!」と書いてあります。ちなみに、このカメさん、私にもあてはまる人がいたので、アブダラに聞いてみたら、まさにその人だと言うので思わず笑ってしまいました☆
アブダラは、大会当日、スケッチしながら観てましたが、そのときには、すでに、柔道大会の会場にいる人々を、いろいろな動物にあてはめながら見ていたんですね。とても面白い観察眼だなと思いました。
ということで、二人とも、思い切り力をこめて、かつ楽しみながら描いてくれ、どちらの作品も、ティンガティンガアートの楽しさと柔道が、見事に交わって、素晴らしい作品に仕上がっています。
この2作品は、今後、ザンジバル柔道基金(ザンジバル柔道連盟の活動支援を通して、ザンジバル、タンザニア、東アフリカ柔道発展を願い、応援するNGO)が参加するイベント会場に展示されることになります。皆さま、ザンジバル柔道基金が参加するイベント会場で、作品の実物を見る日をお楽しみに!
byバラカタンザニア 島岡由美子
☆デビューは、10月1日、2日に、日比谷公園@東京で開催されるグローバルフェスタJAPAN2011です。
【Green Area】ブース№:G35
「柔道をテーマにしたティンガティンガアートが完成しました」への12件のフィードバック
大変面白い作品ですね!ティンガティンガアーティストのみなさんが、どんどん新しい取り組みをされている様子がわかり、札幌での展示会に大変期待が持てます。11月を楽しみにしています。
☆Miyukiさん、ジャンボ!
柔道をテーマにした作品というのは、まったく新しい試みでしたが、とてもいい感じに完成していたので、とってもうれしかったです。
アーティスト達と一緒に考えながら、新しい試みをしていく過程は、とてもスリルがあります。
札幌展用の作品も全部、日本に送り終わり、現在、バラカジャパンの方で額入れやキャプション作りの最中です。
オーソドックスなタイプから、新しい取り組みの作品まで、旬のティンガティンガアートをずらり並べてお迎えしますので、11月を楽しみにしていてください。
とても楽しい企画を考えられたのですね☆彡
柔道大会の様子をさまざまな動物さん達に
みごとに置き換えて表現なさっているところがすごいですね。
ムブカさんはほのぼのとしてとっても親しみのある画風&
全体の構成力も素晴らしいのではないでしょうか?
遠くに山や木を配置して、全体的に余計な余白や乱れがなくって。
アブダラさんの作品は審判がポーズをとっていることで
さらに試合の臨場感、熱気がこちらに伝わってくるようです。
そして細部にわたるこだわりと観察力を楽しみながら
ご自分なりの表現をなさっておられるように感じました^^
☆ももさん、ジャンボ!
丁寧にみてくださり、ありがとうございます。
ムブカにも、アブダラにも、ももさんからのおほめの言葉、伝えてきますね。
>ムブカさんはほのぼのとしてとっても親しみのある画風&全体の構成力も素晴らしいのではないでしょうか?
↓
ありがとうございます。
ムブカの構図の安定感は、擬人化作品になっても健在でした。彼の絵はどれをみてもどっしりとした感じで安心できます。
アブダラの作品の中の審判のジェスチャー、しっぽまで含めて(笑)臨場感あふれていますよね☆
これはとても面白いですね!!
しっかり観察していたのが 良く分かります。
題材に広がりが出てきそうな気がします。
鳥獣戯画を思い出しました。
☆ジュマパパさん、ジャンボ!
楽しんでいただけて嬉しいです。
ジュマパパさんが思いだしてくださったように、私も、まさに、タンザニアの鳥獣戯画だなあって感じたんですよ。
日本の鳥獣人物戯画は、800年以上の時を超えて、私達にたくさん当時の様子を伝えてくれたり、作者のユーモアを感じさせてくれますが、このタンザニアの現代鳥獣戯画も、これからテーマを広げて、タンザニアの今昔を楽しめる作品群になっていけるといいなと思っています。
バラカさん、ジャンボ~
どちらの作品も、躍動感があって
観客や選手などの表情なども、とても豊かで・・・
臨場感のわく作品ですね!
すごいです~
☆こはるさん、ジャンボ!
楽しんでみてくださり、ありがとうございます。
明日、ムブカとアブダラにも会うので、こはるさんのご感想、二人に伝えてきますね。
バラカさん ジャンボ!
どちらも、可愛くてステキな作品ですね
その場に居た人たちの特徴を上手に描いてあるのですね
私がこの場に居たら、どんな動物に例えられるのかな?
興味ある~(笑)
☆つくしさん、ジャンボ!
2作品を楽しんでいただけたようで、うれしいです。
そうなんですよ。
作品を見ながら思い起こすと、それぞれの動物にあてはまる人がいたんです。
>私がこの場に居たら、どんな動物に例えられるのかな?
>興味ある~(笑)
↓
そうやって考えるのも、面白いですね。
つくしさんが作品の中に描かれる際には、必ずハッピーちゃんも登場するでしょうね☆
バラカさんジャンボ!
柔道をテーマにした絵
ますます日本とタンザニアの架け橋になりそうですね。
動物たちが柔道着を着ている姿
いかにもアフリカと言う感じがして面白いと思いました。
札幌や福岡でもライブペイントを見せてくださるのですね。
会場を訪れた人はラッキーですね。
札幌も福岡も美味しい食べ物がいっぱいありますから太って帰ってくださいね~(笑)
☆ジュマさん、ジャンボ!
ご一緒に楽しんでみてくださり、ありがとうございます。
動物達、意外と柔道着が似あってますよね(笑)
はい、ムブカは、福岡、札幌のティンガティンガ展で、ライブペイントを披露します。どんな絵を描いてくれるか、私もとても楽しみです。
美味しいものは食べたいけど、太りたくはないという矛盾の中で、どう過ごすかが、私にとっての福岡、札幌滞在中の勝負どころでしょうか(笑)