皆さん、こんにちは。
私たち(島岡強&由美子)は、秋のティンガティンガ原画展(札幌&仙台)のため、現在札幌に来ています。
ライブペイントをするアーティスト、アブダラも昨夜日本に到着。9月16日には、敬老の日に合わせて、月寒中央にある老人ホーム「天」さんを訪問し、絵と民話本の寄贈&交流会をしてきました。
まずは、お集まりいただいた約50名の前で、ティンガティンガアートと、「アフリカの民話」本の寄贈を。ごく簡単な自己紹介の後、
除幕式で、絵にかかっていた布が取り除かれると、
「おお~、きれいな絵じゃないか!」「あらまあ、あざやかね」といったお声が上がり、施設長さんと職員の方が絵を移動させながら会場を周ると、皆様お体を乗り出すようにしながら絵をご覧になっておられました。
次は、アーティストのアブダラが、ティンガティンガアートの始まりと特徴、そして、絵に込めた思いをスワヒリ語で語りました。
いつもは、スワヒリ語の挨拶は、「ジャンボ!」(こんにちは)ですが、ここはお年をめした方々ですので、年長者への敬いを込めた挨拶「シカモー」から始まり、会場の方々からは「マラハバー」と答えていただきました。
タンザニアには、「お年寄りは知恵袋、七人の若者にも優る」ということわざがあるほど、お年寄りは敬意を払われていますので、アブダラにとって、皆さまに敬意を表するために自然と出たのが、この「シカモー」という言葉だったのです。
次は、島岡強会長から、自分の志とアフリカでのとりくみについて話しました。
先進国の援助なしでアフリカの国々が回っていくようになるような手助けをするという志に沿ってアフリカ独立革命を進めていること。具体的には、漁業、運送、貿易、柔道をやり、貿易部門では、タンザニア(アフリカ)の製品を扱うことによって、外貨をアフリカの国に多く入れることを目的としていること、その中の1つとして、ティンガティンガアートの普及にもとりくんでいることなど。
うんうんとうなづきながら聞いてくださる方々も多く、静かながら、会場の皆様と心のつながる時だったと思います。
質問コーナーでは、タンザニアの国旗の色の意味や、白い大きな鳥はいますか?の質問に、「ヤンゲヤンゲという鳥がいます」と答えたりした後、英語もフランス語も堪能なご婦人が、日本の干支の説明と共に、干支の絵が描かれた日本てぬぐいのプレゼントしてくださるというハプニングがあり、アブダラも、思わぬ展開にびっくり&とても喜び、干支の絵を興味深そうに眺めていましたよ。
おかげで、タンザニア人のアブダラの方も、日本の文化を知ることができました。ウサギやトラまではふむふむという感じでしたが、龍(ドラゴン)にはかなりびっくりしたようです(笑)。
最後は、アフリカの民話の朗読をというリクエストをいただいたので、22篇の中から「母からのみやげ」を朗読しました。貧しい母親が、裕福な家に嫁いだ娘に、貧しい暮らしの中からやりくりした心のこもったみやげを持って娘に会いに来るというお話です。
スワヒリ語でも、昔話は、「むかしむかしあるところに(ハポ ザマニザカレ)」から始まることもお伝えしました。
私はすでに両親が他界しているのですが、自分の父や母の前で朗読をしているような、そんな気持ちで読ませていただきました。
ところで、この「天」さんに訪問することになったのは、昨年第一回札幌展に来られた職員さんが、「明るくて元気の出るティンガティンガアートを、施設に入っておられるご老人たちにも楽しんでいただきたいのですが、外出が難しい方々も多いので残念です」とおっしゃった一言がきっかけでした。私たち自身も、ティンガティンガ・アートをお年寄りの方々に楽しんでいただきたいという思いがありましたので、今回の老人ホーム「天」さん訪問というご縁につながりました。
またいつの日か、玄関にある「天」と染め抜かれたのれんをくぐって、皆さまにお会いし、「シカモー」、「マラハバ」から始まる会話を交わせたら嬉しく存じます。
「シカモー!」
皆さまのご健康とご幸福を、アブダラと一緒に心よりお祈りしています。どうぞお体に気をつけてお過ごしください。
by島岡由美子
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秋のティンガティンガ原画展~第2回札幌展が近づいてきました。
アブダラも、ライブペイントにやる気満々、武者震いという感じで気合入ってます。常時150点の作品が並ぶバラカの展示会、今年も札幌で開催することになりました。皆様お気軽にご来場ください。
そのあとは仙台展に続きます。宮城の皆様、10月に参りますので、待っててくださいね☆
バラカ主催ティンガティンガ原画展2012秋 in 札幌&仙台
●第2回札幌展●
■日 時:9/21(金)~9/30(日) 会期中無休
11:00~19:00 (最終日は17:00まで)
▼会 場:ギャラリーエッセ
札幌市北区北9条西3丁目9番1号 ル・ノール北9条
TEL 011-708-0606
http://www.esse.co.jp/gallery/
▼交通アクセス:JR「札幌駅」北口徒歩4分会場の地図は、こちらです。
●第1回仙台展●
■日 時:10/5(金)~10/14(日) 会期中無休
11:00~19:00 (最終日は17:00まで)
▼会 場:LBギャラリー
仙台市青葉区大町1-2-1 ライオンビル
TEL 090-5845-6813 (会期中のみ通話可)
http://www5e.biglobe.ne.jp/~lionblgd/index6.htm
▼交通アクセス:JR「仙台駅」徒歩15分
地下鉄「広瀬通駅」西3番出口徒歩9分
市営バス「晩翠草堂前」徒歩1分
会場の地図は、こちらです。
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「札幌の老人ホームに行ってきました~ティンガティンガと本の寄贈」への6件のフィードバック
バラカさん、ジャンボですヽ(^o^)丿
ティンガティンガ展、いよいよですね。
そして楽しくおしゃべりする夜も・・(*^。^*)ムフ!
わくわくしています。
アブダラさんとはジェスチャーならぬ「絵スチャー」で
コミュニケーションがとれたらと思い、
スケッチブック持参でうかがいますね♪
そして老人ホームにうかがわれたとのこと。
おりしも今日は敬老の日なので、
お年寄りの皆さんへの素晴らしいプレゼントになったと思います。
写真を見ると、車椅子の方も多くいらして、
アフリカが遠くて近い国になってよかったヽ(^o^)丿
☆shukuさん、ジャンボ!
はい、第2回札幌展、いよいよ近づいてきた感じです。
再会を楽しみにしていますね。
スケッチブック持参で?ナイス・アイディア!(笑)
老人ホームへの訪問は初めてでしたが、人生の先輩方のあたたかく優しげなまなざしが印象的でした。
敬老の日の前日というタイミングでプレゼントできたのもよかったです。いいご縁でした。
バラカさん、ジャンボー♪d(^-^)b♪
昨日はありがとうございました。
再会のお酒と料理、美味しかった!
ご主人は本当に懐が深くて、魅力的な方ですね。
たくさんの方がご主人に憧れ、
海を越えて会いに行く・・というのも納得。
アブダラさんともお話(?)ができて大満足でした。
大好きなものから大切な家族のこと、
ときたま友人と飲むビールの話まで、
描いてくださった絵を見せながら娘に説明します!
今日、明日とお忙しいスケジュールだと思いますが、
どうぞ体調崩されませんように。
ティンガティンガ展でお会いするのを楽しみにしています。
PS.お味見用のジャムとピクルス、どちらも酸味が強いので
お口にあわなければ、支援者の皆さんにどうぞ(^^ゞ
バラカさん、ジャンボ♪
昨夜は本当に楽しい時間でした。
ミスド前に佇むバラカさん、とっても素敵~と、
近づいたら、昨年と変わらない笑顔もやっぱり素敵だった(*´д`*)
初めてお話するご主人に、
本当は、直前までドキドキの二人だったんですよ(◎-◎;)!!
でも、お話してみると、
思っていたとおり(いえ、それ以上に)
エネルギーに満ち溢れた方で、
それでいて、shukuちゃんが書いているように懐の深さを感じる、
温かな方でした。
アブダラさんとも、shukuちゃんのようにもっとたくさんお話すればよかったなって、
思いました。
展示会ではライブアートのお邪魔しながら(コラコラ)
たくさん話しかけたいと思います。
☆shukuさん、ジャンボ♪
こちらこそ、と~っても楽しかったです。
アブダラも、shukuさんと絵話したこと、とっても楽しかったようで、今日もあれこれshukuさんと語り合ったことを教えてくれました。
私がブログで知っていたこと以上に、お子さんの性格も把握してるようです(笑)
ナシュクル クワ シュク(shukuさんに感謝)という言葉を連発しています☆
☆ジャムもピクルスもお世辞抜きで抜群においしかったです。酸味、私の大好きな加減でした。美味しい手作りのお土産、うれしかったです。どうもありがとうございました。
☆みかんアイスさん、ジャンボ!
私の方も、ゆっくりお話できて楽しかった~☆
・・・にしても、お二人とも、はじめっから会話スムーズだったから、全然ドキドキしているってわからなかったです☆
アブダラもとっても楽しいひと時だったようで、札幌が一気に好きになったようです。
みかんアイスさんがまぜてくださった、ちゃんちゃん焼きも美味しくて好きになったそうです(笑)
主人も、お二人の本名より、みかんアイスとかshukuっていうHNがインプットされてしまったようです(笑)