日本は、春の花の開花が待ち遠しい季節ですね。
今日は、めずらしく✿花の話題です。
バオバブというと、このような大きくて、葉っぱもなく、幹がまるで根っこのように複雑にからみあってそびえたつ木というイメージがあると思います。
ずっと見たかった、「バオバブの花」にめぐりあいました!
私も、バオバブは、大きな大きな木、太い幹、大きな実、といったことばかりに気をとられていましたが、昨年、FACEBOOKにバオバブの実の写真を載せたら、「花はどうなっているのでしょうね」とコメントくださった方がいて、
「そういえば、バオバブの花って見たことなかったな」
と思い、「バオバブの花、見てみたい!」という気持ちになっていました。
それは、昨年の6月のこと、年をまたぎましたが、2016年早々に、願いがかなって、Happyです。
さざんかが開ききったような雰囲気でありながら、つばきのように、長く突き出したおしべが球状になっていて、真下を向いて、ぶらさがっている、見方によっては、傘つきの裸電球のようにも見える、面白い形状の白い花でした。
【生命体の中で、恬淡と生きる】
よりによって、高い位置にしか咲いていなかったので、動物サファリ以来使ってなかった望遠レンズをひっぱりだしてきて、撮ってみたら、偶然、蜂の姿も写っていました。
バオバブの花の開花時間は短く、約1日でしおれてしまいます。
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でも、その短い間に、受粉できるように、開花と同時に、うんと甘い蜜を分泌して、ハチや虫をよびよせるそうです。
バオバブの花も、蜂たちも、地球上の大きな生命体の中で、それぞれに与えられた役割を、果たしているのですね。
【バオバブの木の下に集う】
私が、初めて花を見ることができたバオバブの木は、これです。
前の方にうつりこんでしまったのは、電柱からのびて、びろびろになっている電線。これ、危ないと思うのですが・・・。
このバオバブの下は、ショップあり、移動パン屋あり、焼き芋(キャッサバ)屋あり、くだもの屋(今の季節は、マンゴー)ありで、いつもにぎやかです。
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この写真の中央よりやや右上方に、花が1つ見えるのですが、わかりますか?
接写するとこんな感じ。電灯のように見えませんか?
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ザンジバルでは、今でもこういう傘&裸電球が現役で活躍しています。
この写真の、花の隣にみえているのは、実ではなく、つぼみです。
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この薄緑色のつぼみがふっくらしてくると、花が咲くのが待ち遠しくなります。
【バオバブの木に見守られながら、通勤・通学】
このバオバブの木の下は、通勤、通学路でもあります。
久々に会ったズベダさん親子と、あいさつを交わした後、パチリ。
お母さんはお仕事に、息子たちは、学校に。
親子で、同じ時間に行けるのはいいですね。
右側は、バイクで娘さんを送るお父さんの姿、小さな足が、ちらっと写っていました。
見送りの親御さんたちの姿に、いつも、見えなくなるまで手を振っていてくれていた、MY母の姿を思い出しました。
「行ってらっしゃい」という日本語が、なつかしいです。
【バオバブの花咲く季節】
バオバブの花は、葉っぱの落ちて実が生り終わったときからたくさん咲くようです。
私が行き始めたのは、もう葉っぱが繁って、花は終わりかけの時期だったので、なかなか見つからなかったのですが、バオバブの花見たさに、足しげく通う私のために、毎朝、一緒になって、大きな木を仰ぎ、花を探してくれる人もいて、ありがたかったです。
そんなこともあって、最初の花を見つけた時は、とても感激しました。
人々のやさしさの中で見つけたバオバブの花2016は、恬淡(てんたん)としたようすの、白く、美しい花でした。
☆もっぱら「花よりだんご」派でしたが、バオバブの花を見つけたことがきっかけで、このところ、身近な花に興味が出てきました。
常夏の島ザンジバルでは、年中ハイビスカスやブーゲンビリアが咲いていて、熱帯植物は、年中同じなのでつまらないと思っていましたが、じっくり見ると、同じ花などなく、みんなそれぞれの表情をしていることに気がつき、新しい世界を発見したような気もちです。
花よりだんご派だった、昨年6月に撮ったバオバブの実の写真です。下にしいてある布は、カンガで、約90㎝×160㎝の大きさです。バオバブの実は、けっこうな大きさがあります。
大きな実の中には、ラムネ菓子のようなほろほろした感じの実がはいっていて、ジュースにしたり色粉をつけておやつになります。
今年も花が終わるごとに、実がなりはじめ、葉っぱが落ちるごとに、実が大きくなっていくことでしょう。
みなさんの周りには、何の花が咲いているでしょうか?
by島岡由美子
☆今年から、私もバラカFACEBOOKの方にも参加して、こちらはプチタンザニア便り的に書いています。
バラカのFacebook公式ページ https://www.facebook.com/baraka.jp
FB上では、タンザニアの花シリーズも、始めてみました。今で6回ですが、何回続けられるかな??
熱帯の花も、意外といいものです。
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バラカ主催ティンガティンガ・アート原画展@横浜&名古屋、2016年も開催します!
今年のテーマは、「家族愛~幸福への道標
Family,where love begins and creats peaceful world」です。
どうぞお楽しみに。
2016GW~5月は、横浜・名古屋で、お会いしましょう!
☆名古屋展は、今年から会場がかわります☆
☆第7回横浜展
▼期間:2016年4月29日(金祝)~5月8日(日) <会期10日間休廊なし>
▼会場:ギャルリーパリ@日本大通り
横浜市中区日本大通14 KN日本大通ビル(旧横浜三井物産ビル)1F
TEL:045-664-3917
▼交通アクセス:JR根岸線「関内」駅南口徒歩5分、横浜市営地下鉄「関内」駅徒歩5分、みなとみらい線「日本大通り」駅3番出口すぐ
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☆第9回名古屋展
☆今年から、会場が変わります!
▼期間:2016年5月13日(金)~5月22日(日) <会期10日間休廊なし>
▼会場:【妙香園画廊 4F&6F】
名古屋市中区栄3丁目14-14
TEL:052-241-1533
FAX:052-241-6228
▼交通アクセス:地下鉄東山線「栄」駅徒歩5分、地下鉄名城線「矢場町」駅徒歩5分
★妙香園画廊は、名古屋の中心・栄の大津通にあり、松坂屋・パルコ・ナディアパークが立ち 並ぶ場所に位置しています。
★1階は、お茶の妙香園栄店の販売所で、上の階が、妙香園画廊スペースになっています。
お茶屋さん入ってすぐのところにあるエレベーターをご利用ください。
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「バオバブの花は、恬淡として美しい、白い花でした!」への6件のフィードバック
本当に裸電球そっくりですね~♪愛らしい花ですね。
でも、おおきな実を付けるだけあって、花の軸(?)が太いですね。
望遠レンズもいいですね。
わたしは、スマホにクリップみたいにつけるマクロレンズをゲットしました。
小さい物に挑戦する日々になりそうです。
❀無有さん、ジャンボ!
はい、バオバブの花は、あっさりした裸電球のようでいて、実に美しい白い花でした☆
軸も大きく、つぼみも大きいので、てっきり、実の生り始めなのかと思ってしまいました。
スマホにつけるマクロレンズがあるのですか?軽くて持ち運びによさそうですね。
無有さんの植物や宮古島のほのぼの話題とお写真、これからも楽しみにしています。
☆☆☆さん、ジャンボ!
「素晴らしい花をありがとうございました。」
というコメントいただきまして、こちらこそ、ありがとうございました! わたしが花便りを始めたきっかけとなった、なついかしいバオバブの花記事に拍手コメントいただけて、とっても励みになりました。 気づくのがおそくなってレスが今頃ですみませんでした。 100花まで続けようと思っていますので、これからもアフリカの花々をお楽しみください。
素晴らしい記事を見つけて、大好きなジャンルなのでとても嬉しかったです。ポテトブッシュから来ました。長年育ててもなかなか花芽がつかなかったのですが、たった今、初めての蕾をつけているのを見つけたところ。
また訪問したいと思います。
junさん☆ジャンボ!
ポテトブッシュからきてくださり、ありがとうございます。せっかくコメントいただきながら、レスが遅くなってしまってすみません。初めての蕾、その後はどうなったでしょうか?開花してかわいい花をさかせていますように。 またこれからも、花便りを綴っていきますので、一緒に、お花の情報交換をしましょう。
☆☆☆さん、拍手コメントありがとうございます。
私も、初めてバオバブの花を見たときはものすごく感激しました。
あんなに花で感動したのは初めてでした。
それぐらい、恬淡とした美しさがありました。
>バオバブの木の花 初めて見ました
>白くて美しい花ですね
>見せていただいてありがとうございました