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東アフリカ柔道大会inナイロビ～East Africa Judo Championship

2007-03-03
1:43 pm
バラカ・タンザニア

ジャンボ！皆さん、お元気ですか？
さて、今日は、2月15～18日にケニアのナイロビで開催された第一回東アフリカ柔道大会～East Africa Judo Championshipの模様をお知らせします。

これは、東アフリカで初めての柔道大会で、ケニア、ブルンディ、ウガンダ、ザンジバル、タンザニア本土といったスワヒリ語圏のチームが参加して開催されました。

試合場は、ナイロビにあるニャヨ・スタジアムの室内競技場。
ケニアにも、真っ青な空が広がっていました。

絶対メダルを持ち帰ろうと意気盛んのザンジバルチーム

試合当日
国際大会初出場ながら大健闘の末、3位に輝いた60kg級、アブダラ・ハッサン（右）

66kg級の中でも一番小柄なアリ・ジュマ（右）3位

73kg級ハマディ・シャーメ（青）、惜敗して決勝に駒を進められず、3位。

まじめな人柄でキャプテンを務めた81kg級モハメッド・サイディ3位。

100kg級で見事優勝、東アフリカ100kgチャンピオンに輝いたマスーディ・アムル。彼は、無差別級にも参加し、銅メダルもゲット。1人でメダルを2つ国に持ち帰ることが出来ました。

2日間に渡って熱戦が繰り広げられた結果、我らがザンジバルチームは、選手6名で、金メダル１つ、銅メダル５つという成績でした。

閉会式風景

マタタ（問題）だらけの東アフリカ大会
とまあ、終わってしまえば１つの柔道大会に過ぎませんが、いくらアフリカ内での大会とはいえ、その準備不足にはあきれはてるほどで、他国チームがナイロビ入りしてからも、一切の予定などが知らされず、すべていきあたりばったり。試合会場も情報が二転三転する中、試合当日の朝には、大会開催国であるケニアの選手たちが柔道連盟幹部への不満から試合をボイコットして選手宿泊所から家に帰ってしまう始末。
あわてたケニア柔道連盟会長が、あちこちに電話をかけまくり、すったもんだの末、なんとかケニアの選手も会場に戻ってきて、試合に参加することに同意し、大会開催にこぎつけましたが、なんともマタタ（問題）の多い大会でした。
しかしながら、とにもかくにも東アフリカの柔道家たちが一堂に会する大会は、これが初めてだったので、各国選手同士交流が持て、柔道連盟同士としても、これからも各国持ち回りで毎年継続してこの東アフリカ柔道大会を開催し、東アフリカ柔道の発展につなげていこうと各国会長話し合い、来年は、ブルンディ、再来年2009年は、ザンジバルでこの東アフリカ柔道大会を開催することが決まるなど、意義深い大会でもありました。

ブルンディ柔道連盟会長（左）ザンジバル柔道連盟会長島岡強（中央）ケニア柔道連盟会長（右）
追伸：ザンジバル柔道サイトの方でも、東アフリカ大会の様子をアップしています。よろしければこちらもご覧ください。