ジャンボ!皆さん、お元気ですか?
夏といえば、海。今年の海計画はいかがでしょうか?
さて、こちらザンジバルでは、半年ほど前から、北端にあるヌングイ(タウンから約55km)という漁村の砂浜で、ビーチバレー・・・ではなく、ビーチ柔道が始まっています。
昨年11月のザンジバル武道館杯を見にきた村の漁師を中心とする若者たちが、自分たちの村でも柔道を教えてほしいということになり、まだザンジバル武道館を立てる前の青空道場時代からの選手イブラヒムが漁師で、ヌングイの漁場にも出入りしていた関係で、イブラヒムがここヌングイでの指導者として立つことが決まり、村の若者たちも大喜び。
まずは、何はなくとも青空道場から練習を始めようということで、昨年末からから自主的にスタートして以来、ビーチ上での青空道場が週に3回ずつ開かれています。
その後、ザンジバル柔道連盟から、ヌングイの若者たちに柔道着を支給し、島岡師範も、ザンジバルナショナルチームの数名を連れて時折出張稽古に出て、正坐、礼の仕方から始まり、受け身、寝技、立ち技と、基本からみっちり指導しています。
彼ら自身で、しっかり畳の管理ができる体制が整えば、町から畳を運び、ヌングイでも本格的な道場を開こうと計画中。
いくらビニルシートを敷いているとはいっても、この道場ではずぐに砂だらけ、練習しているみんなの顔も、汗をかくほどに、細かくて真っ白な砂がくっついていくので、だんだんまだら顔になって、なんだか某民族が化粧してお祭りに挑むような風体になっていくので、見ている側としてはかなり笑いをこらえるのが大変な場面もあるのですが、もちろん、やってる本人たちは、大まじめ。
強くなって、町で開かれる試合に出たいと意欲的。
ナショナルチームのキャプテン、モハメッドを初め、先輩達が教えてくれると、それについていこうと一生懸命です。
漁に出る時間待ちの漁師仲間や、造船中の船をおっぽり出して見学にきた船大工さんたちなど、ギャラリーが見守る中、砂だらけになりながら、がんばっています。
たとえ野外道場でも、最後は、揃って正坐、黙想、礼。
礼をして、稽古終了後は、皆等しき柔道仲間になって、記念写真、パチリ。
村の子供たちも興味津々で見ているので、このヌングイの砂浜道場の若者たちが強くなって、村のヒーローになっていくといいなと思います。
島岡師範によると、「漁師だけあって、足腰が強く、バランスがいい」とのことなので、これからが楽しみです!
時間になると、一斉に帆をあげて、沖に向かうヌングイのダウ船。
ヌングイ村に行った日は、大漁と柔道の発展の両方を祈りながら家路に着くのが恒例となってきました。
☆写真がいっぱい入ったザンジバル柔道サイトは→こちらです。
「ビーチで柔道!~ヌングイ村砂浜道場」への18件のフィードバック
バラカさん、ジャンボ!!
柔道もどんどんと広まっていきますね~♪
こうやって少しずつ広まって、そして人々に夢が出来たりするといいですよね~☆
努力するってこと大切だな~
私も諦めずに努力することを忘れないようにしないと♪
☆ぺんぺんさん、ジャンボ!!
ゆっくりでも、継続していると、いろいろな輪が広がっていくものですね。
>こうやって少しずつ広まって、そして人々に夢が出来たりするといいですよね~☆
↓
ほんとにそうですね。
ヌングイ村の青年達が、柔道を通じて新しい目標を持って、はりきって練習をする姿は、設備のあるなしとは関係なく、とてもいきいきしています。
試合にも積極的に参加して、ヌングイ村の代表選手として、胸を張って出場してほしいです。
☆前の記事のコメントに、東急ハンズ渋谷店でのイベントは、7月末頃までと書いてしまいましたが、7月22日までと決まったそうです。
このコメント、読んでくださるといいのですが・・・。
バラカさん ジャンボ!
海の無い信州には、海が見える場所って羨ましいです
砂浜でやるビーチ柔道は、いいですね
下が土よりは、痛くないでしょうね
でも、真っ白になってしまい終わった頃には、全身砂まみれって感じですね
ただ、目に入らないか心配ですが・・・
でも、こうして日本の柔道が広まって行くっていいですよね
バラカさん、ジャンボ!
青空道場からスタートで、畳の管理が出来るようになったら・・・という所がよい♪です。
砂だらけの顔の記念写真はいつか、ヌングイ村の柔道の歴史の一歩になり懐かしむ日が来ることでしょうね。
ダウ船の風景もいいぁ。。。
バラカさん、ジャンボ!
砂浜で柔道!すごい組み合わせですが、
どこでもやる気があれば練習ができるというのは
すごいです。
「ザンジバル柔道連盟から、
ヌングイの若者たちに柔道着を支給」
というところも素晴らしいです。
島岡師範の柔道着姿も素敵です。
ヌングイにもナショナルチームができるといいですね!
☆つくしさん、ジャンボ!
ここは、海に囲まれた島なので、年中美しい海を見ながら過ごしています。
そのかわり、つくしさんのお住まいの場所のように、四季折々の美しい山々の風景は見られません。
だから、私の方は、時々山の景色が懐かしくなります。
>ただ、目に入らないか心配ですが・・・
砂浜道場、砂が柔らかい分、土より痛くないらしいんですけど、足がとられて、あんまり踏ん張れないようです。
そういえば、意外と砂が目に入った!と大騒ぎしている人はいないですね。
あんなに顔中砂だらけになっているのに、不思議です。
☆harumiさん、ジャンボ!
畳は、しっかり管理しないと、すぐに痛んでしまいますからね。
保管場所が見つかり、責任者はもちろん、メンバー一人ひとりが畳を大切に使うという精神面での統一ができれば、畳を運ぶことになっています。
ここでは、まだ帆船ダウが現役で活躍中。
白い帆をあげた船から、次々に出港していく様は、壮観です。
☆koneoさん、ジャンボ!
物がなくとも、やる気がある人同士集まって、始めていけば、道は拓けていくような気がします。
konekoさんのおっしゃるように、根本は、本気でやるぞという気もちですよね。
ヌングイの選手の中から誰かがナショナルチームに選ばれて、国際大会出場となったら、村中が湧きかえるでしょう。
そういう想像をするとわくわくしてきますね。
まずは、町での大会に出場することが、一人ひとりの目標のようです。
バラカタンザニアさん、ジャンボっ!
実はhamasamasaは高校時代1年間だけ柔道部に
所属してました。夏合宿を1回だけ経験したのを
思い出しました。毎日受身と乱取り、蒸し暑い
格技場での練習でした。それでも畳というのは
ずいぶん恵まれているわけで、ヌングイの皆さんの様に砂の上では本当にたいへんだと思います。
寝技では口の中も砂だらけになりそうですし…。
でも、集合写真の精悍な顔立ちを見てるときっと
近い将来やってくれそうな期待感が出てきます。
楽しみですね。
訪れたことのない身には、ダウ船の様子は、
ザンジバルの生活のひとコマを切り取った
とても貴重な画像に思えます。
知らない土地なのになぜか懐かしい気がします。
いつか必ずや訪れたいと思います。
バラカさん、ジャンボ!
ビーチでビーチ柔道。
砂だらけの顔「受けました~」
本人たちはどころではないでしょうけれど。
m(__)m
帆を上げて進むダウ船。
素敵な風景ですね。
☆hamasamasaさん、ジャンボ!
元柔道部だったら、ご自分の経験と照らし合わせて、より細かいことまで、リアルにイメージできるでしょうね。
この集合写真では、後方に立って、砂だらけで失妙な面持ちのぬんぐい村の新人たちも、いつかは、試合後の集合写真で、前方に出て余裕の笑顔で写れるようになるといいなと思います。
そういった想像をするのもまた楽しいものですね。
これからも、ザンジバル柔道の行方をお伝えして行きますので、ヌングイ村の青年たちのこと、応援していてくださいね。
ザンジバルの中心部であるマリンディ港では、もう内臓エンジンが主体の船がほとんどなので、ダウ船は少なく、こんなにもダウ船ばかりが帆を上げて出港していく風景は、ヌングイ村ならではのものです。
ヌングイは、漁港とともに、美しい砂浜と共に、遠浅すぎず、泳ぎやすいビーチとしてもお勧めの場所なので、いつの日か、hamasamasaさんがザンジバルにいらっしゃったら、ヌングイにも行ってみてくださいね。
☆ジュマさん、ジャンボ!
この砂だらけの顔には、どれだけ一生懸命やってても、ふきださずにはいらない場面があります。
鏡がないからまじめにやっていられるという部分もあるかな(笑)
日中は、帆をたたんでいるのですが、漁に出る時間が来ると、ほぼ一斉に各船帆をあげて、次々に出発していくんです。
真っ白い砂浜の美しい海岸、真っ青な海なども素敵ですけど、ヌングイ村では、魚をとってくるぞと白い帆を上げて希望に満ちて出港していくダウ船の風景が一番好きです。
すばらしいですね
青空柔道
最初の一歩という感じでしょうか?
日本に少なくなった精神のように思います
世界へ旅立つ選手が育つといいですね
貪欲は大きな力になります
☆づみさん、ジャンボ!
最初の一歩は、何事も新鮮ですね。
物事には、準備に準備を重ねてから出発するべきことと、設備はなくても、とりあえず一歩を踏み出すべきことの両方がある気がします.
まずは、町の試合での一勝をめざしてがんばっていくことでしょう。
そして、いつかはづみさんが書いてくださったような、世界を目指せる選手へ・・・希望は大きくもちたいですからね☆
バラカさん、ジャンボ!!
お久しぶりです(・∀・)∩
ビーチで柔道・・・
とても不思議な感じがしちゃいましたが、でも、とても素敵ですね♪
漁師さん、柔道強そう(笑)
ダウ船の写真も、壮観ですね~!!(^^)
☆カコさん、ジャンボ!!
こちらこそ、お久しぶりです☆
ビーチで柔道・・・これは、確かに見ていて、かなり不思議な雰囲気はありますよ(笑)
>漁師さん、柔道強そう(笑)
↓
網を引いたり、船の上でバランスを取りながら力仕事をしているせいか、足腰の安定がとてもいいそうですよ。
本当に強くなってほしいな~。
>ダウ船の写真も、壮観ですね~!!(^^)
↓
ダウ船が次々に出港していく風景は、ヌングイ村で一番好きなシーンです。
☆新ブログオープンおめでとうございます。
カコさんの素敵な写真と心があったか~くなる記事を楽しみにしていますね。
はじめまして!
92~94年頃、行ったり来たりでしたが、ザンジバルにちょっとすんでいたゆみといいます。こんにちわ!今日初めてこのブログを見つけました
私はロスにすんでいるので今まで知らなかったのです~
柔道の先生は現地で有名な「革命児」さんですよね?
私は、17年前現地の漁師のヨメになろうとしていたことがあり、革命児さんのうわさは彼からよく聞いていました。結婚してヌングイにすむ予定で土地も買いましたが、政府に取り上げられてしまったいたい経験があります。。パラダイスバンガローのさおりちゃんも同じ頃にいたので今でも友人です
今年の6月、15年ぶりにザンジバルに行き、あまりにすべてが変わり果てていたので、本当に驚きました!
15年の間に私はレイキヒーリングのマスターとなり、気功と太極拳のインストラクターになったので、今回滞在していたブエジューのビーチで、あまりに気持ちがいいので毎日気功と太極拳をやっていたら、現地の若い子たちやマサイたちがならいたい、というので気功と太極拳を少し教えてきました。。。本当はザンジバルに暮らしてヒーリング&アートエデュケーションセンターが作りたいです!!子供たちの右脳を刺激できるような場所をつくりたいのです。。。
でも、女性一人では難しい。イスラム国家ですからね~さおりちゃんも苦労しています。。。
話が長くなりそうなので、今日はこの辺で!
Yumi
☆ゆみさん、はじめまして。
ロスからのコメントありがとうございます。
15年前に比べると、ずいぶんザンジバルも変わりました。
特にオールドタウンが世界遺産に指定されて、観光地としてのザンジバルがクローズアップされたところから急速に変わったような気がします。
特にシャンバのビーチに大きなリゾートホテルが建ったのが大きな変化ですね。
気功や太極拳をザンジバルのビーチでするのは、気持ちがよさそうですね。
周りの人たちもゆみさんが気持ちよさそうに体を動かす姿に、やりたくなったことでしょう。