ジャンボ!(こんにちは)お元気ですか?
タンザニアは、日に日に暑さが増しており、乾いた風が毎日砂埃を盛大に巻きあげています。
横浜での自社主催展示会「アフリカの現代アート~ティンガティンガ展atギャルリーパリ(9/2~9/8)は、大変盛況のうちに終了することができました。これも一重にご来場くださった方々、いろいろな形でご協力くださった皆様のおかげと、バラカ(タンザニア&ジャパン)一同、心から感謝しております。ありがとうございました。
私達(バラカタンザニア)は、その後、タンザニアに戻り、横浜での展示会の様子を、ダルエスサラーム郊外にあるティンガティンガ村のアーティスト達に伝え、展示会の収益金の中からペンキとキャンバス布を購入し、手渡してしてきました。
鳥取(砂の美術館)と横浜でのライブペイントをすませて、一足先にタンザニアに帰っていたムスターファからも、すでに日本での様子を聞いていたようでしたが、あらためて、日本での様子や、会場の皆様の反応やお声をそれぞれのアーティストに伝えると、ある者はニコニコと、ある者は真剣な表情で、ある者はうんうんとうなずきながら、熱心に聞いていましたよ。
そして、皆様からご好評をいただいたので、来年は、横浜でも引き続き、ティンガティンガ展開催する運びとなったことを伝えると、拍手がわきおこりました。
5月に名古屋で開催した自社展示会「アフリカの現代アート~ティンガティンガ展atギャラリー余白 Vol3」の収益金では、ティンガティンガ村に絵筆の贈呈をしたので、今回は、「ペンキ」と、「キャンパス用の布60メートル」をプレゼントすることにしました。
絵筆とペンキとキャンバス用の布地がそろえば、ティンガティンガアーティストに怖いものなし。きっとまた、それぞれ素敵な新作を描いてくれることでしょう。
そして、今回は、横浜での展示会で人気のあったアーティストに、金一封を渡すことにしました。本当の人気No1は、もちろん来日して会場でライブペイントを行ったムスターファでしたが、ムスターファ自身が金一封は辞退して、タンザニアに残っていた仲間の画家達に渡してほしいとのことでしたので、2位から順に繰り上げになったことを伝えると、ムスターファに感謝の拍手がわきおこるというほのぼのした一幕もありました。
(横浜会場では、時折、会場外の木陰でもライブペイントをしました。暑い夏の日でしたが、ムスターファは、「ダルエスサラームより涼しいよ」と言っていましたよ)
ということで、横浜でのティンガティンガ展人気アーティストベスト3を発表します!
1位長老アモンデ、ジミー大西さんが弟子入りした様子を描いたNHKテレビの番組をご覧になった方々が多くご来場くださり、アモンデコーナーで多くの方が足を止めてじっくり観入っておられました。アモンデの絵は、とぼけた表情のカメレオンや、ひらひら楽しそうに舞っている蝶々などの脇役も存在感があって楽しいですね。
(どこがアモンデコーナーか、おわかりになりますか?この写真で見ると、一番奥の壁です)
2位は、丁寧に仕上げた小作品が大人気のルーカス、小さな25cm四方の作品の中に、複雑に絡まり合った枝を携えてそびえ立つバオバブの木と、ころころっとした優しいシルエットの動物たちをかわいくまとめた作品は、どの展示会場でも根強い人気があります!
3位は同点2人、繊細なタッチで躍動感あふれる動物たちを描いた作品が好評だったムテコと、美しい色彩と、背景に密林のような植物を大胆に描いて、ティンガティンガアートには珍しい試みをして新しいタッチを披露したムワメディ・チワヤ。
予想外の金一封にみんなホクホク顔でした☆
(左から、ムテコ、ムワメディ、島岡強会長、アモンデ)
(ルーカスは、残念ながら、この日は風邪でお休み)
また、展示会に出品できなかった他のアーティスト達にもゆきわたるように、ソーダとビールを50本ずつ差し入れしました。ティンガティンガアーティストはのん兵衛も多いので、大喜びでしたよ。ティンガティンガ展in横浜の成功を、ティンガティンガ村のみんなと分かち合えたことがとてもうれしかったです。
来年は、名古屋で4回目、横浜で2回目の自社主催ティンガティンガ展を開催する予定であり、大阪でも展示会を計画中と伝えてきました。毎年日本でのティンガティンガ展に出品することが、アーティスト達の目標となって、切磋琢磨しながらティンガティンガアートを発展させていってくれるといいなと思います。
その後も、ティンガティンガアートを通じて、佳きご縁が広がっており、10月23日まで熊本のひとよし森のホールにて、鳥取砂の美術館の特別企画は10月末日まで。東京のLAMPADAでも、10月16日~末日までティンガティンガ展が開催されます。
どの会場でも、カラフルなティンガティンガアート(すべて世界でオンリーワンの原画です)がたくさん展示され、タンザニアのティンガティンガ村体験ができますよ☆
ご都合があえば、ぜひおでかけください。
by島岡由美子
「ティンガティンガ村へのペンキ、キャンパス布の贈呈2010」への8件のフィードバック
更なる皆さんの素晴らしい作品が生まれることを楽しみにしています
来年は引き続き名古屋、横浜に続き大阪でも開催されるとのこと
ティンガティンガがまた多くの方が見れますね
バラカさんもがんばって下さい
☆づみさん、ジャンボ!
ありがとうございます。
これからも、日本の展示会に出品するということが、アーティスト達のモチベーションにつながって、よりよい作品が描き出されるといいなと思っています。
そして、日本の皆様にティンガティンガアートのよさ、楽しさを実感していただけるような展示会にしていきたいです。
バラカさんジャンボ!!
リンク貼り替えありがとうございます。
大阪でも展示会が企画されているのね。一度ゆっくり見てみたいです~。
☆makiさん、ジャンボ!
新しいブログも、楽しく美しいですね☆
ブログを一本化されたことで、私の方としても、1回アクセスすれば、アクセサリー記事も、日常の楽しい記事もいっぱい見られるのでうれしいです。
来年のティンガティンガ展in大阪開催の折には、ご都合があえば、ぜひぜひお越し下さいね。
村の皆さん、とても嬉しそうですね。
お渡しになったキャンバス布が また新しい作品になって戻って来るのが楽しみです。
☆ジュマパパさん、ジャンボ!
ありがとうございます。
布地もしっかりした厚手のを選んできたので、きっとしっかりして描きやすいと思います。
新作を楽しみにしていてくださいね。
こんにちは。
廃ペンキに関することを調べていているうちに、こちらのブログへ流れ着きました。
こちらの記事を大変興味深く読ませていただきました。
塗料に関していろいろ勉強になりました。
ありがとうございました。
☆新人廃ペンキ屋さん、はじめまして。
廃ペンキ関連から、このサイトに来てくださったとは、珍しい経路ですね。ネットでは思わぬワードからご縁がつながるものだなあと、嬉しく思っています。
こちらこそ、貴サイトを拝見し、いろいろ勉強になりました。確かに余ったり、固くなってしまったペンキの処分は専門家が必要ですね。
コメントありがとうございました☆