ジャンボ!きょうは、ソープストーンのカバたちの話題です。
ソープストーンは、天然石。石鹸のようになめらかな手触りということからソープストーンと呼ばれます。
ソープストーンのカバは、アフリカの職人さんによる手作りなので、大きさも、色も形も、表情もまちまちで、まさに一体一体が、オンリーワンの存在です。
ソープストーンのカバが、バラカの定番グッズとなって数年、私は、一体何千頭のカバを日本へ送ったでしょうか?
カバたちに会いに行くと、みんな一斉に私を見上げて「ジャンボ!(こんにちは)」そして、「ぼくを、日本に連れてって」「私も日本に行ってみたい!」と話しかけられるので、みんな連れて行きたい気持ちになりますが、毎回、心を鬼にして(?)カバの選別をします。
もちろん、こんなふうに、積極的に話しかけてくるカバだけではなく、私がそばによっても、ただただ、ぽかんとしているだけのカバもいて、それはまたそれでかわいくて、日本へ連れて行きたくなります(笑)
このカバは、日本でどんな人にめぐりあい、どんな場所に飾られるのかな?という想像をしながら。
カバは、長い船旅をして日本に着きます
選んだカバは、コンテナに入れて船で送るので、インド洋を渡る長旅にも耐えられるように、しっかり丁寧に包んでもらいます。
カバは、強い動物の代名詞
スワヒリ語では、「カバ」のことを「キボコ」といい、「最強」とか、「ナンバー1」ということを、「キボコヤオ」といいます。
ザンジバルに渡って、My夫(島岡強)が漁業を始めて、最初の漁船カクメイジ1号ができた当時(1988年)、船体が美しく、速い船ということで、「カクメイジ、キボコヤオ!(カクメイジ、ナンバー1!)という言葉が、ザンジバルのマリンディ漁港で流行ったことも、なつかしい思い出です。
(漁業の始まりは、拙著「我が志アフリカにあり」に書いてあります)
「キボコヤオ」を直訳すると、「彼ら(彼女ら)のカバ」なので、 当時は、その言葉のニュアンス(最強、ナンバー1)がわからず、「なぜカクメイジ号が、カバ扱いされるの??」と思ったのですが、カバは、強い動物の代名詞だったんですね。
とはいうものの、この、とぼけたソープストーンのカバたちを見ていても、「最強」というイメージはまったく浮かんでこないですが・・・☆
カバの花子と希望子(キボコ)さん
ソープストーンのカバの体には、様々な模様が彫られていますが、私は、花模様が彫られているカバのことは、カバの花子と呼んでいます。花模様を彫る職人さんが少ないのか、なかなか花子は見つからないので、花子がいると、今日は会えたね!とうれしくなります。
ちなみに、日本の動物園には、希望の子と書いて、希望子(キボコ)さんという、リアルカバさんがいるそうですよ。最強で、希望も持てたら、人生(カバ生?)怖いものなしですね。ナイスネーミングと感心しました。
ところで、バラカジャパンから届く、日々の報告によると、意外にも、このソープストーンのカバたち、男性陣にも人気があるそうです。男性は、このカバたちの、「見た目はおっとり、実は最強」という雰囲気を、本能的にキャッチされるからでしょうか?
男性の方々は、会社のデスクに置かれる方が多いとのことなので、アフリカから海を渡ったソープストーンのカバたちが、日々のお仕事の中の癒しの存在になっていたらうれしいです。
バラカタンザニア
島岡由美子
☆初めてソープストーンのカバを紹介した時の記事(今読むと、懐かしいです!)は、こちらです。
「ソープストーン~カバは、スワヒリ語で「キボコ」、「キボコヤオ」は、最強!」への7件のフィードバック
確かにこのカバ癒されそうですね(^O^)
バラカさん、ジャンボ!
キボコ君もキボコさんも行儀よく整列していますね~♪希望を背負って、次にうちに来てくれるのはどの子かしら?
☆恵介さん、ジャンボ!
私も、このカバたちに、いつも癒されています。
カバたちの顔を見ていると、「あせるな、おこるな、あわてるな」という気になってきます(笑)
☆ハリーマさん、ジャンボ!
いつも、カバたちを選ぶと、100個単位がいくつあるかというのがわかるようにずらっと整列させてから、全体でいくつあるかを数えます。その後、1つ1つ包んで箱にいれていく作業をします。
カバたちは、並べられて、さらに再点検と称されて、じろじろ見られても、どこ吹く風という感じで、ぽけ~っとしています(笑)
希望を背負って次にハリーマさん家に行くのは、どのキボコ(オ?)でしょうか?
バラカさんジャンボ!
余白さんのティンガティンガ展にお邪魔した時に
ひなちゃんがカバさんを欲しがって、長いことどれにするか迷っていたことを思い出します。
今もひなちゃんちに飾ってありますよ。
たくさんの海を渡って来てくれたカバさんたち・・・
それぞれのご家庭で可愛がってもらっていることでしょう。
☆ジュマさん、ジャンボ!
ティンガティンガ原画展@余白では、お孫さん連れでにぎやかにきてくださってありがとうございました。ブログで拝見しているお孫さんたちともお会いできてとってもうれしかったです。
あれからまたまた大きくなって、しっかり成長されれているご様子で、頼もしいですね!
ひなちゃんが、今でもカバを大切にしてくれているんですね。そういうエピソードを知ると、選び涯があります。
★★★さん、あけましておめでとうございます。
12月12日の拍手コメントありがとうございます。
気づかずにおりまして、レスが年を越してしまい、大変失礼しました。
リアルカバの希望子ちゃんは、姫路動物園にいるのですね。カバ舎から姫路城がすぐそばに見えるなんて、絶景の場所にいるのですね。
そういえば、ソープストーンにも、時々ゾウがまじっていますよ★姫路動物園のゾウは姫子ちゃんというのも、かわいらしいですね。