『テリハボクの花、シーズン到来!』
Let’s enjoy tropical flower~Alexandrian Laurel / Mtondo
ザンジバルは、待望の小雨季に入って、テリハボクの花が咲き始めました!
**********
テリハボクは『照り葉木』と書きますが、その花名のとおり、大きくて、ぴっかぴかの美しい葉を茂らせる高木(20メートル級の木も)。。
たっぷりの黄色いしべと、真っ白な花びらのコントラストが印象的な花がいっぱい咲いています。
ころころした、丸いつぼみもかわいいですよ。
************************
大木なので、木陰も大きく、人々が集う憩いの場。
かたまって咲くたくさんの白い花からは、甘いけれどさっぱりした香りが漂っていて、とっても心地いいのです。
****************
ザンジバルでは、ムトンドと呼ばれ、木材としておなじみの木です。硬くて、軽いので、漁船作りの最高の木材として重宝されています。
****************
もちろん、KAKUMEIJI号(漁船)の要所要所にも、このテリハボクの材木が使われています。
学名 Calophyllum inophyllum
英名 Alexandrian Laurel
高級木材ということで、ボルネオ・マホガニー.という英名も。
*************
この時期は、テリハボクの下を、むやみやたらに通りたくなりますいい香りの白い花が満開だから。
でも、花の季節は、もうすぐおわりそう。花の季節は短いなあ。テリハボクの下では、これもまた今の季節だけ、ジャックフルーツ屋さんが出て、人が集っています。
照り葉木の名前どおり、花がおわっても、大きな葉っぱは、いつでも、つやつやぴっかぴかですよ。
あまりにも連日花を見上げにくるものだから、これがほしいんでしょ!と、ジャックフルーツ屋さんが、飛び上がって花をつんでくれて、テリハボクの枝ごとプレゼントしてくれました。
アサンテサーナ!(Thank you very much!)
花瓶に生けてみたら、つぼみも毎日のように開いていって、一週間ぐらい楽しめました。
短い小雨季の次には、カスィカジと呼ばれる強風のシーズン、そして、暑くて厳しい大乾季が待っています。
***********
『今日の笑顔』
アフリカには、笑顔と言う花もたくさん咲いています。
今日の笑顔は、この1枚。
サンカクメイジ号造船中のときの写真です。
フンディ(船大工)のムゼーさん、
「まだ明るいけれど、今日の仕事は終わりだよ」
の笑顔です。
この船も、要所要所に、テリハボクの木材を使っています。
みなさんの周りには、どんな花が咲いているでしょうか?
byバラカタンザニア しまおかゆみこ
**********
[[pict:camera]]写真をクリックすると、大きな画像が見られます。
🌼バラカのHP熱帯の花・アフリカの花の目次は、こちらです。みなさま、ご一緒に、トロピカルフラワーを楽しみましょう!
******
☆タンザニア便りも綴っています。
最近の記事は、こちら、目次ページは、こちらです。
🌻「アフリカに咲く熱帯の花、笑顔の花 ワイルドフラワー120」(オ
ールカラー)
を、2022年2月にかもがわ出版から上梓しました。
この本は、書店、アマゾンなどオンライン、バラカのセレクトショップでも購入できます。図書館ご利用の方はリクエストしてくださいね。
🌺動画で、アフリカ花の旅に出ませんか?
https://youtu.be/qx4zy5uq4dw (1分半のショートバージョン)
https://youtu.be/6x8AY5rKz8E (たくさん花木がみられる5分のロングバージョン)
「テリハボク・照り葉木~Alexandrian Laurel 」への2件のフィードバック
バラカさんこんばんは。
宮古島では、テリハボクは「やらう」と呼ばれています。
我が家の敷地には防風林として植えられた、十数本のやらうがあります。
丸い実が可愛くって、それでここに家を建てることにしました。
本当に、植生が似てますね~♪
無有さん★コメントありがとうございます。
宮古島では、「やらう」と呼ぶのですね。
十数本の「やらう」とは、花の季節には、いい香りを運んでくれているでしょうね。
丸い実、かわいいですよね、・・・にしてもこの実も、無有さんのお家建設に大きなポイントになったとは、よい出会いだったんですね。
私も「やらう」のファンです。
>本当に、植生が似てますね~♪
↓
そうなんですよ、だから私は無有さんのブログを拝見するのがとっても楽しみなんです。
これからも植物も含めていろいろ見せてくださいね。