【Let’s drink Hibiscus tea~Roselle、Hibiscus sabdariffa】
近頃のマイブームは、ハイビスカスティーを飲むこと。
美しいルビー色で、酸味のあるハイビスカスティーに、ザンジバル産のピュア蜂蜜を入れると、そのおいしさがひきたちます。
ホットでも、アイスでも、美味しく、美しいです。
ハイビスカスティーの味と、クランベリージュースの味って似ているなと感じているのですが、どちらの味も、紅色の美しい色あいも、甲乙つけがたいですね。
・・・って甲乙つける必要はないし、もちろんザンジバルにクランベリーはないのですが。
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ところで、「ハイビスカスティー」というからには、真っ赤なハイビスカスの花から作られるのかと思っていたら、アフリカ原産のローゼルというアオイ科の植物の、きれいな赤い実の愕(ガク)部分を乾燥させて作ると知って、驚きました。
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そして。やっと、ハイビスカスティーの原料のローゼルの花と実に、出会えました。。
ローゼルの花は、意外にも、クリーム色で、オクラの花をこぶりにしたような感じで、とってもきれいでした。しぼんだ花は何度か見ていたのですが、なかなか開花した様子が見られませんでした。ある日、うんと早朝にでかけていったら、咲いている花に会えました。
これも少し経って通ったら、もうしぼんでいました。
実の方は、濃い紅色で美しく、つやつやでした。
「お~、この愕(ガク)部分のレッド色が出ているんだ」と、感動。
それにしても、実の中身は、使わないで、ガクだけ使うって珍しくないですか?
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スパイスもハーブも、乾燥した状態は色が黒っぽくなってあんまりきれいじゃないですが、乾燥前の生身の(?)状態はどれもほんとうにぴかぴかで美しいです。
この乾燥ローゼルは、本来とってもきれいなレッドカラーの実で、ここからあの味と色が出ているんだとわかったら、ますますハイビスカスティーが好きになってきました。我ながら、単純です。
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ザンジバルでも、ローゼルは昔からの使われているので、市場にも、乾燥ローゼルが出回っています。
タンザニア全体でいうと、モロゴロ地方などでたくさん栽培されているようです。
乾燥ローゼルを、ティーポットに、数個ほおりこんで、熱々のお湯をいれて、数分(私は5,6分)蒸らすだけでできあがり。
お好みで、蜂蜜やお砂糖をいれます。
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常夏の島ザンジバルでは、ハイビスカスティーをはじめ、バオバブの実、青マンゴー、タマリンド、ライム、パッションフルーツなど、酸味がある果実が、料理の中に、うまく取り入れられています。
暑い国では、さっぱりするためや、疲労回復のために、このような酸味のある飲み物や食べ物が好まれるのかもしれませんね。
日本も暑い夏の到来です。見た目も美しく、きりっとした酸味のあるハイビスカスティーをはじめ、酸味をとりいれて、リフレッシュ兼夏ばて対策というのも一計かもしれません。
日本の夏も、亜熱帯化してきているようですので、くれぐれもお気をつけてお過ごしください。
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アフリカには、笑顔 という名の花もさいています。
暑さもふきとぶ笑顔の花、今日は、この1枚。
ザンジバルの北部にあるディジャニという村の野球ボーイ。
外での練習の後で、ザンジバル武道館に集まったときに、パチリ!
「ボクは、野球を始めて、ちょうど1年、野球大好きだよ!」の笑顔です。
これからも、ディジャーニ村でがんばって!
みなさまの周りには、どんな花が咲いているでしょうか?
byバラカタンザニア しまおか ゆみこ
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🌼バラカのHP熱帯の花・アフリカの花の目次は、こちらです。みなさま、ご一緒に、トロピカルフラワーを楽しみましょう!
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☆タンザニア便りも綴っています。
最近の記事は、こちら、目次ページは、こちらです。
🌻「アフリカに咲く熱帯の花、笑顔の花 ワイルドフラワー120」(オ
ールカラー)
を、2022年2月にかもがわ出版から上梓しました。
この本は、書店、アマゾンなどオンライン、バラカのセレクトショップでも購入できます。図書館ご利用の方はリクエストしてくださいね。
🌺動画で、アフリカ花の旅に出ませんか?
https://youtu.be/qx4zy5uq4dw (1分半のショートバージョン)
https://youtu.be/6x8AY5rKz8E (たくさん花木がみられる5分のロングバージョン)