ザンジバル武道館の突然の取り壊し→建て直し（現在まだ未完成）によって、仮道場での練習を余儀なくされたピンチをチャンスにということで、ナショナルチームの若手5人を、日本に柔道留学に送り出していたのですが、その5人が12月後半に無事帰ってきました。
ザンジバルから日本柔道留学は今回で9回目、順天堂大学で受け入れていただいたのは7回目です。 菅波先生、廣瀬先生、竹澤先生、そして、順天堂大学柔道部の皆様、ありがとうございました。
ハミシィ、アリ、ハリッド、モハメッド、イブラヒムの５人は、口々に、
廣瀬先生、菅波先生に大変お世話になりました、順天堂柔道部の方々については、３か月間の練習を通しても、なかなか力が及ぶところまではいかなかったけれど、たくさん柔道を学べました、そして、柔道部の皆さんと、同じ柔道家として友達になれましたと喜び、３か月の思い出をたくさん語っていました。
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＜日本で、2つの大会に出場＞
滞在中に、文京区柔道大会、千葉県大学柔道選手権大会に、順大の留学生として出場するという機会もいただき、日本で大会出場という経験もできました。
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＜高校にも出稽古＞
時々、成田高校にも出稽古に行ったそうです。
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＜島岡名誉会長との再会＞
9月から始まった柔道留学、10月には、ザンジバル柔道連盟名誉会長島岡も、関係者の方々へのご挨拶と、彼らの練習を見に順天堂大学に行きました。
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＜日本de異文化体験＞
柔道だけでなく、留学中には横浜で、ザンジバルスポーツ教育振興会の方々との懇親会や、高橋さんに東京、横浜観光に連れて行っていただいたり
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＜大阪で、整体マッサージの学び＞
数年にわたって、ザンジバルで整体マッサージ指導をしてくださっている奥井さんのお招きで大阪にも。もちろん、真面目に整体指導を受けに。
長井市＠山形での柔道交流
11月後半には、東京オリンピックでのタンザニアのホストタウン、長井市＠山形からお招きいただき、長井市でも柔道交流の機会をいただきました。
いろいろな貴重な体験をすることができました、みなさま、ありがとうございました。
★長井市での柔道交流については、いろいろなエピソードがあるので、あらためて別のタンザニア便りに書きますね。
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日本到着時にも、出発時にも、菅波先生と、大山さんはじめ、ZSE振興会の方々がかけつけてくださり、心強かったです。
成田空港で、左から、高橋さん、磯貝さん、青木さん、ハリッド、モハメッド、菅波先生、
ハミシィ、大山さん 前列は、イブラヒムとアリ
「暑いザンジバルの狭い仮道場で、練習を再開！」
日本で柔道はもちろん、それ以外にも様々な体験をして帰国した5人、さっそく仮道場での練習を再開。
かなり寒くなった12月の千葉から帰ってきたので、「ジョト、ジョト（暑い、暑い）」を連発し、
「ここがおまえたちの生まれた場所だろ」と島岡名誉会長に言われて苦笑いしながら練習に励んでいます。
仮道場のガラスのない窓の向こうにはバナナの葉がわさわさ。
主力選手5人が帰ってきたので、新しい柔道場の完成が待たれます。
そんなこんなで新しい年に向かいます。
辰年2024年がすばらしい1年になりますように。
良い年末年始をお過ごしください。
島岡由美子
★文京区大会＠講道館 での結果 http://juntendo-judo.r-cms.biz/topics_detail5/id=398
★千葉県学生選手権大会＠国際武道大学での結果 http://juntendo-judo.r-cms.biz/topics_detail5/id=398
