横浜での自社展示会、「アフリカの現代アート、ティンガティンガ展atギャルリーパリin横浜Vol1」は、初日から最終日まで大変盛況のうちに無事終了することができました。
ご来場くださった皆様、そして、いろいろな形でこの展示会を盛り上げてくださった皆々様に、バラカ(タンザニア&ジャパン)一同、心よりお礼申しあげます。
横浜は、バラカ代表島岡強の出身地、展示会前、最中と、新聞(神奈川、産経、読売、朝日)、タウンニュース、ケーブルテレビなどに、ティンガティンガ展と、島岡の今までのアフリカでの取り組みが大きく取り上げられました。
中高年の方々は、新聞を見てご来場くださった方々が多く、若い世代の方々は、バラカのHPを含めてネット上で展示会を知ったという方々が多かったです。
世代によって、情報網が違うことも発見できた展示会でした。
また、NHKテレビその他で「ティンガティンガアート」のことはご存知で、でも、実際に見たことはないから、一度見てみたかったとおっしゃる方が多く、ティンガティンガアートの認知度の高まりも感じました。
初日(9月2日)夕方に開いたオープニングパーティーでは、在日本タンザニア大使シジャオナ氏と、ちょうど日本滞在中だった在タンザニア日本大使中川氏のご両名より、心のこもったスピーチをいただきました。
鏡開き後、祝い酒を酌み交わす~右から、島岡代表の盟友、大山宏治氏、在タンザニア日本大使中川氏、島岡強代表、在日本タンザニア大使シジャオナ氏
会場のギャルリーパリは、天井が高く、会場自体もとても広いのですが、その壁いっぱいに、約200点を展示しましたので、まさに、タンザニアのティンガティンガ村そのものの雰囲気になりましたので、ご来場の皆様には、カラフルなティンガティンガワールドにどっぷりひたっていただけたと思いますが、いかがだったでしょうか。
ギャルリーパリのオーナー、森田彩子さんによると、作品展示数も、1週間でのご来場数も、今までのどの展示会よりも多かったそうです!
鳥取で公開制作を経験してきたムスターファーも、引き続き、横浜でも、皆様が見守る熱い視線の中、渾身の力をこめて見事な作品を7作描き上げ、ティンガティンガアートのすばらしさをアピールするという大役を果たし、満足げな表情で、日本滞在を締めくくりました。
横浜でも、やはり、背景のグラデーションを塗った後のキャンパスに、下書きをしないでいきなりバオバブの木を描いていったり、べた塗りをした上に色を重ねておく手法で、日に照らされた動物たちのシルエットや影に潜む鳥たちといった細かい部分がだんだん描き出されていく様に、驚かれていました。
お客様のリクエストに応じて、「幸せの青い鳥とヒョウの親子」も描きました。
「親子で寄り添っている構図と優しい表情がいいですね、早速部屋に飾ります」とおっしゃっていただき、ムスターファーもにっこり。
「どうしても家に連れて帰りたくなった絵と出会ったのは初めてです。生まれて初めて絵を買ったので、どきどきしています。」
とおっしゃったのは、横浜市内にお住まいのNさん。アモンデのキュートなカバにひとめぼれして、作品をお持ち帰りになりました。
横浜の展示会では、200点を越す作品が、お嫁入り(お婿入り?)していったので、今頃は、いろいろな場所に飾られていると思います。
そのどれもが、タンザニアのティンガティンガ村で描かれた、世界でオンリーワンの原画です。それぞれが、皆様の元で、長く愛される絵であってほしいと願っています。
今回は、展示会前にアップしたタンザニア便りの中で、横浜での展示会の見所と称して、少々作品をご紹介していましたが、それを読んで、サユキのシャターニ画や、オマリの作品を目指して、見に来ましたとおっしゃってくださる方々ともお会いすることができて、話がはずみました。
拙著「我が志アフリカにあり」を読んで、島岡代表に会いたくてという若者も。
「短い時間でしたが、島岡さんから直に志という言葉を聞いて、今の自分のありかたをしっかり見つめて自分の志す道を考えなくてはという気持ちになりました」とすっきりした表情で去っていたのが印象的でした。来年は自分の立てた志に向かってはりきった顔で会場に来てくれるといいなと思います。
中には、10年前に立ち上げたばかりの初期からのHP読者もおられ、取り扱い品目がアフリカフェ1つだけだったころから応援してくださったいたとのことで、アフリカンマーケットコーナーに、所狭しと並べられたタンザニア製品を見て、「この製品一つ一つの裏側に、大勢のタンザニアの方々の笑顔があるんですね」とおっしゃってくださったのが、心に残っています。
また、私がずっと前に書いた、我が家で飼っていた「カメレオンのカメ吉」のことを覚えていてくださって、カメレオンの「レオン君」という名前のついたカメレオンのぬいぐるみをプレゼントしてくださった方がいて、とてもうれしかったです。
そして、自分でも何気なく書いているようなことも、しっかり読んでくださっていることに感謝の気持ちがわくとともに、文章を書いて公開することの責任というものも感じました。
横浜での初自社展示会も、たくさんのよき出会いと再会多く、笑顔いっぱいの思い出深い展示会となりました。
ご来場下さった皆様、ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。
バラカは、来年も、横浜のギャルリーパリで、ティンガティンガ展を開催します。
皆様、来年もぜひ、横浜でお会いしましょう!
by島岡 由美子
☆私たち(バラカタンザニア)は、タンザニアに戻ったら、横浜での展示会の様子や、ご来場者の方々のお声をを、ティンガティンガ村のアーチストたちに伝えるとともに、名古屋での自社展示会(5月)の収益金から筆の贈呈をしたのに引き続き、この横浜での展示会の収益金からは、ペンキやキャンパス地(布)をプレゼントする予定です。
☆横浜でのティンガティンガ展に関する記事(展示会の見所や中間レポート)は、こちらにもあります。
「横浜での自社展示会「アフリカの現代アートティンガティンガ展Vol1」9/2~9/8レポート」への7件のフィードバック
バラカさんジャンボ!
横浜での大盛況ぶりまぶしく拝見しました。
大使はじめ、名だたるマスコミ各社の取材等
本当にすごいです。
ティンガティンガアート200点はまるで美術館のようですね。
多くの方々の温かいお言葉に疲れも吹っ飛んだことでしょう。
ご成功おめでとうございます。
☆ジュマさん、ジャンボ!
いつも応援してくださり、ありがとうございます。
おかげさまで、横浜のティンガティンガ展も盛況のうちに終了することができました。
名古屋で毎年続けてきたように、横浜でも回を重ねていきたいと思っています。
これからも、ティンガティンガ村のアーティストたちの作品を毎年楽しんでいただけるよう、日タン両方でがんばろう!と心をひとつにしています。
また来年の展示会でもお会いできたらうれしいです!!
横浜での「ティンガティンガ展」大成功おめでとうございます。
あんなにティンガティンガをまとめて観たのは、初めてです。二十年位前のタンザニアの旅の時には、それほど深い印象を持たず、お土産物の一つくらいにしか捉えていなかった記憶があります。今回会場でじっくり観ることができて、認識を変えられました。直弟子のアモンデの描く世界、若いムスタファ達の新しい流れ、共に素晴らしかったです。
絵の内容や画家達の背景を語ってもらえることも、観る側にとっては貴重な経験ですね。
来年も開催されるとのこと。楽しみにしています。
☆みちこさん、ジャンボ!
いつも応援してくださってありがとうございます。
二十年ぐらい前と今とでは、ティンガティンガアートもずいぶん進化してきていますよね。
長年のあじわいを出し続けているアモンデの世界とともに、人気、実力NO1のムスターファを初めとするアーティスト達の作品をたくさん展示することができ、楽しんでいただけてよかったです。
現代アートティンガティンガは、これからも、創始者ティンガティンガの教えのとおり、自由な発想で進化していくと思いますので、来年の展示会にも期待していてくださいね。
こんにちは。初日に、横浜のティンガティンガ展にお伺いした者です。
会場に入った瞬間、ティンガティンガワールドにひきこまれてしまいました!!
あんなにたくさんの、しかもとても迫力のある大きなサイズの作品まで、生で見られるとは想像しておらず、圧倒され、感激しました。
それぞれのアーティストの紹介も詳しくされていたので、なんだか、より身近にアートを感じられた気がします。
さわやかな笑顔が素敵なムスターファさん。暑い中、外で一生懸命筆を動かしていた姿が印象的でした。彼と同じように、他のアーティスト達も、一生懸命、タンザニアで作品を描いているのでしょうね。
今回は、やはり来日されていたムスターファの作品に一目ぼれしましたが、ダリーニの鳥の絵、ベイカーのキリンの絵もとても素敵でした・・・!!次回には、きっとまた、アーティスト達の力作が揃い、また目移りしてしまうのだろうなぁと思いますが、それも楽しみです★
素敵な展示会を開催してくださって、ありがとうございました!
☆nobukoさん、ジャンボ!
初日にご来場くださったとのこと、ありがとうございます!
横浜の展示会では、過去最高の点数を展示しました。会場内に、約200点の作品が並ぶ様は、まさに、ティンガティンガ村のティンガティンガワールドを演出できたと思っております。
お楽しみいただけたようで、うれしいです。
ムスターファーにとっては、日本の夏は、さほど暑くなかったようで、ダルエスサラームのティンガティンガ村の中で描いているより、涼しいよ」と平気な顔で言っていましたよ☆
ダリーニの優雅な鳥やベイカーのほのぼのしたキリンもいい感じですよね。来年は、誰のどんな作品がnobukoさんの目にとまるでしょうか。
来年もティンガティンガ村から旬のアート作品をじっくり選んで日本へ送りますので、ぜひティンガティンガ展にお越しくださいませ。そして、来年はぜひ「nobukoです」とお声をかけてくださいね☆
☆Mさん、Yさん、Moさん、ジャンボ!
拍手コメントありがとうございます。
Yさん、初日にご来場くださりありがとうございました。アフリカの民話の方も楽しみにしていてくださっているとのこと、また新しいのをアップしていきますので、待っててくださいね。
Mさん、Moさん、ご声援ありがとうございます。横浜の自社展示会は、来年も続けて開催することになりました。継続は力なり!で、ティンガティンガ村のアーティストたちと一歩一歩前進していきながら、ティンガティンガアートを大勢の方々に楽しんでいただきたいと思っています。