ひな祭り2018が近づいていますが、春らしい気候になっているでしょうか?
ひな祭りと言えば、桃の花。
ザンジバルには桃の花がないので、ブーゲンビリアを飾って、おひなまさまと記念写真、パチリ。
さて今日は、東アフリカから南下して、アフリカの南部、レソト王国の桃の花をご紹介します。
私がレソト王国に行ったのは「初春」にあたる9月、丸いハット形の家ごとに植えられた桃の花が咲いていて、とても美しかったです。
(レソト的には春でしたが、私的には寒く感じました)
ちなみに、レソトの人たちは、花より団子で、「花」よりも、その後に生る「実」が目的で、植えているそうです。
時々立っている白旗は、『地酒売ってます』の印。
案内していただいて、中に入ってみると、家の中で、ぶくぶくと音を立てて発酵している地酒を、カップ売りしていました。
カフェアフリカの故郷タンザニアのブコバでは、バナナ酒、ザンジバルではココナッツ酒など、地酒がありますが、レソトでは、穀物のお酒でした。
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地酒屋さんで飼われていた猫、
「吾輩は、レソト王国の猫である」
という感じの、なんだか高貴な雰囲気をかもしだしていました☆
桃だけでなく、美しい緑の柳の木もあちこちでみられ、アジアにいるような錯覚も。
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レソトは、南アフリカ共和国にぐるりと囲まれた小さな小さな王国。
「天空の国」と、観光のキャッチコピーで謳われているとおり、本当に景色が良く、絶景というのはこういう眺めなのかなと感じました。
レソトの山では、季節によってはスキーも楽しめるそうですよ。
アフリカでスキーと聞いて、びっくりしました。
とはいえ、まさに山岳地帯ばかりで、岩肌がむき出しの荒涼とした土地が続いていたり、緑のない砂地も多く、住むのは、とても大変なところだと感じました。
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草をさがして険しい山を登るヤギたち
レソトの国境を越えて、南アフリカに入ってしまえば、すぐそこからは延々と肥沃な平野が広がり、牧畜、農村の風景が続くのを見ながら、その感を強く抱いたレソト王国の旅でした。
ということで、今日は、アフリカ南部のレソト王国から、おひな祭り用の「桃の花」をお届けしました。
ひな祭り2018がよいお天気になりますように。
島岡由美子
レソトの旅をアレンジくださり、大変貴重な体験をさせてくださった、在南アフリカ日本大使館公使川口周一郎・玉江ご夫妻に心から感謝します。
☆またいつか、タンザニア便りの方でも、レソト王国のことを綴ろうと思っています。
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☆タンザニア便りも綴っています。
最近の記事は、こちら、目次ページは、こちらです。
🌻「アフリカに咲く熱帯の花、笑顔の花 ワイルドフラワー120」(オ
ールカラー)
を、2022年2月にかもがわ出版から上梓しました。
この本は、書店、アマゾンなどオンライン、バラカのセレクトショップでも購入できます。図書館ご利用の方はリクエストしてくださいね。
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https://youtu.be/qx4zy5uq4dw (1分半のショートバージョン)
https://youtu.be/6x8AY5rKz8E (たくさん花木がみられる5分のロングバージョン)