友人の娘のベラが、赤ちゃんを見せにきてくれました。
友人にとっては初孫です。
さっそく、むっちむちでずっしり重い、生後3ヶ月のコリンを抱っこさせてもらいましたが、あまりのかわいさに、ほっぺたぷにぷにを、何度もしてしまいました。
【魔よけのなかみは？】
むちむちのコリンの左腕に巻かれているのは、魔よけのお守り。
この中には、「へその緒」が入っているそうです。
ママとつながっていたへそのおは、シャターニ（精霊・妖怪）をよせつけない強さがありそうですね。
お守りにへその緒を入れるのは、はじめてききましたが、ご主人方（シンギダ）の実家の慣習だそうで、ベラの実家（ブコバ）の慣習とはまた違うそうです。
タンザニアの中でも、地域、民族によって、お守りの中身が違うのですね。
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すっかり母親の顔になっていたベラと、かわいいコリンを囲んで、私たちも幸せな気持ちになりました。
ちなみに、めでたくおじいちゃんになった友人は、さわるのがこわくて、3ヶ月になるのに、まだ一度も抱っこできず、毎日、初孫のコリンを目を細めてながめているばかりだそうです。
孫には、わが子とはまたちがう、格別な可愛さがあるのですね。
コリンは、いつになったら、おじいちゃんに抱っこしてもらえるかな？
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こちらも、おじいちゃんになって、とろけるような顔で初孫を抱く別の友人。
孫って、特別にかわいいものなのですね！
「この子の出産で里帰りしていた娘といっしょに、孫もパパが待つダルエスサラームに帰ってしまうんだ」
とちょっぴりさびしそうでもありました。
babyの帽子と洋服は、おじいちゃんからのプレゼントだそうです。
それにしても、赤ちゃんの目ってなんてきれいなんでしょう！
きらきら瞳の赤ちゃんから、希望と未来が感じられますね。
お孫ちゃんたちの、健やかな成長と、世界中の子どもたちに、笑顔多き人生がひらかれますようにと祈ります。
島岡由美子
