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今年もザンジバル革命記念日の布デコレーション・コンテスト2023

2023年のスタート、いかがお過ごしでしょうか。
私の方は、日本より6時間遅れて、暑い暑いザンジバルで新年を迎え、元気にしています。

ところで、私の住むザンジバル@タンザニアは、1月12日のザンジバル革命記念日に向けて、各省庁、学校や病院などの公的機関に、国旗の色を使った布でのデコレーションが施されて街が華やかです。

*タンザニア連合共和国は、タンガニーカ本土とザンジバルとの連合で成り立っているので、ザンジバルにもタンザニア大統領とは別にザンジバル大統領がいて、各省庁があります。
国旗や国歌もタンザニアとは別にあり、連合共和国になるまでは別々の歴史を歩んできています。

1.ザンジバルの市役所 毎年立派な布飾りでかっこいいです。
2.
4 副大統領オフィスは、布で作られたお花がゲートにあしらわれて、メルヘンチック。
5 奥の建物が、柔道や野球関係でかかわりの深いザンジバルスポーツ局
6 世界遺産のストーンタウンの中にある省庁は、昔ながらの歴史的建物をリノベーションしながら使っています。
7 劇場のカーテンのような雰囲気を醸しだしていたオフィス
8 ここは、外のフェンスまで黄色い布でおおって、
さらにその上に青と緑の布飾りをしてあって、気合が入ってました。
9 この建物、1階はあっさりしてますけど、2階の窓にご注目ください。
10 統一感としては微妙ですけど、よく見ると、
ゲートには布2種類をねじねじしてまきつけてあるなど、意外と手が込んでましたよ。
11 ザンジバル武道館のある アマニ国立競技場のゲートもかわいいデコレーションが。
12 クローブなどスパイスの輸出の許可はこのオフィスでとるのですが、結構広い敷地なんです。
このデコレーションが、長~い壁一面にされていて、よくやったもんだなあと感心。
13 小学校の壁も布飾りが長い壁にぐるり。 この日は大雨の後だったので、せっかくの布飾りも濡れちゃってましたけど、この布はすぐに乾くので、ハクナマタタ(ノープログレム=問題ない)。
14あっさりめだけど、かわいかったのが、この飾り方。
風が吹くとひらひらひらひら布がゆれて乙女チックでした。

各オフィスの職員の人たちで飾り付けをおこなうので、それぞれのオフィスでの工夫が反映されるため、それぞれが個性的で、毎年この時期の楽しみになっています。

また、このデコレーションが始まると、新年・・・ではなく、ああまた今年もザンジバル革命記念日の時期だなって感じるんですよ。

早いところはクリスマス前後から、のんびりしているところは、1月に入ってからデコレーションをし始めるところもあり、なにはともわれ、1月12日にまにあえば、ノープログレム(問題ない)のようです。

15 AIR TANZANIAオフィスは、のんびりと、1月に入ってから飾ってました。

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<心の中で勝手にコンテスト>

それにしても、国旗の色4色という限られた条件の中で、
よくこんなに個性あふれる飾りになるものだなって毎年感心します。

日本や外国では、電飾をふんだんに使ったイルミネーションが流行りだと思いますが、建物をこんなふうに布で飾る付けるって珍しいのではと思い、一緒にザンジバル歩きしている感じでお伝えしました。光沢のある布を使っているので、天気のいい日はまさにピカピカに輝いていますし、雨にぬれてもけっこう早く乾きます。布をつかったデコレーション、手間はかかってますけど、職場のチームワークとエコにつながっているかも。

ということで、2023年のザンジバル革命記念日(1/12)に向けての布デコレーションの様子をお伝えしました。

私は毎年、自分の中で勝手にコンテストして、これは「センス抜群で賞」、「かわいいで賞」「チームワーク大賞」 とか、いろいろ考えて楽しんでします。

みなさんは、何番の飾りがお気に入りだったでしょう(賞)か?

                       島岡由美子

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