謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
それぞれのお正月をお過ごしだったことと思いますが、いかがだったでしょうか。
私たちは、今年も、猛烈に暑いザンジバルで、トロピカルフルーツに囲まれながら、年を越しました。
大晦日から1月1日になった直後にベランダに出て、美しい月を眺めて月光を浴び、早朝にご来光を眺め神聖な気持ちになりました。
ザンジバルは新年を祝う習慣がないので普通に店もやっていて日常が流れていますが、我が家は日本的におぞうにでスタートしました。(もちろん、おもちは日本から持ち帰りました)
そんな年明けでしたが、日本は、元日に能登半島地震が起きたことを、少し遅れて知りました。
実は親戚が能登におりまして、やっと連絡が取れましたが、やはり家中のガラスが割れ、余震が起きるたびに不気味な音がしてとても怖かったそうです。避難所になった公民館に避難しているとのこと。 海が見渡せる美しい風景だったあたりも、地震によって一変してしまったことを知って胸が痛いです。
被災地のみなさまに心からお見舞い申し上げます。 また、救出、支援活動に従事されている方々にお礼申し上げます。
余震がおさまり、救助、支援、復興が進み、一日も早く安全と平和な日常に戻ることができますようお祈りします。
本当にどこで何が起きるかわからないですから、防災グッズの確認、避難経路など、家族や職場で確認しあっておくこと大切かと思います。
今年は、健康はもちろんのこと、いつ起きるかわからない天災にも、様々な事故にも気をつけながら、過ごさねばですね。
そして、今日会えること、今を生きていることはありがたいということ、平和な、安全な日常があることはあたりまえのことではないということ、忘れないで日々を大切に生きたいですね。
その感謝を胸に、それぞれの場所で、今自分にできることを、すべきことを気をわずに、はりきってやっていきましょう。
被災地の皆様に日常が一日も早く戻りますことと、皆様のご健康とご活躍を、ザンジバルの真っ青な空の下よりお祈り申し上げます。
島岡由美子
タンザニア便り 目次は、https://africafe.jp/afnew です。
★年末に日本から帰ってきた日本柔道留学組の奮闘や交流の様子なども綴りました。