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スパイスのある風景~コショウ

木の下で語らいながらのくつろぎの風景、いかにもポレポレっとしたザンジバルらしい雰囲気です。
ところで、この風景の中に、スパイス(香辛料)があります。何のスパイスでしょう?

近づいてみましょう。これです。

これは、胡椒(こしょう)です。

胡椒は、巻きつくための添え木が必要なつる性の植物。
一部が濃い色になっている木がありますよね。
その部分に胡椒が巻きついているんですよ。

ここザンジバルでは、木の幹にまでびっしり葉っぱがついているなと思ったら、胡椒が巻きついていることが多いんです。

今は胡椒の摘み取りのシーズンではないので、赤く熟した実はほとんど見られませんが、胡椒のシーズンになると、緑から赤く熟した胡椒の実も見られるようになって、胡椒を見つけるのが楽しい季節になってきます。
緑の実を、そのまま天日干ししたものが、黒コショウです。
この熟した赤い実は、皮をはぎとってから乾燥させると白コショウになります。

ザンジバルの家庭でも、粒コショウのまま料理に入れたり、他の香辛料と一緒に潰して料理に入れたりと、日常的に使われています。
スパイスアイランドとしてヨーロッパでは古くから知られているザンジバルの胡椒は、質がいいことで定評があるんですよ。
ザンジバルならではの、スパイス(香辛料)がある風景、まだまだ続きますのでお楽しみに!

「スパイスのある風景~コショウ」への16件のフィードバック

  1. バラカさん、ジャンボ!!
    胡椒がつる性植物っていうのも初めて知りましたが、黒胡椒と白胡椒の違いも初めて知りましたぁ~
    経験値UPしちゃったぁヽ(*⌒∇^)ノヤッホーイ♪

  2. ☆りらっくまさん、ジャンボ!
    胡椒は、つる性なので、どの木に添わせるかで、どんどん伸びていってしまうんですよ。
    時々、何十メートルもあるココナッツや、ジャックフルーツの高木に巻きついてしまっている胡椒があって、摘み取りが大変そうです。
    だから、木を選んで添わせるのがいいのだそうです。
    見る分には、高木にからみついてどこまでも伸びている胡椒は圧巻ですけどね。

  3. バラカさん、ジャンボ!
    コショウは、一番身近なスパイスです。
    パウダー・あら挽き・ホール・
    味塩コショウの4つを使っています。
    >木の幹にまでびっしり葉っぱがついているなと思ったら、胡椒が巻きついていることが多いんです。
    羨ましい環境です。
    日本だったらヤマイモのツルかな?
    どこにでもヤマイモは生えています。
    秋には紅葉して綺麗です。

  4. こんにちは~
    胡椒がなっているところ初めて見ました
    それにつる科とは知らなかったです
    びっくり、びっくり
    黒胡椒と白胡椒のことも初めて知りましたよ~

  5. ☆konekoさん、ジャンボ!
    ザンジバルがコショウなら、日本は山芋ですか。
    今は紅葉できれいでしょうね。
    konekoさんにとって、コショウが一番身近なスパイスですか。
    コショウって香りも味も美味しいですよね。
    私も大好きで、ほぼ毎日のようにつかっています。
    乾燥させて市場に出たばかりのコショウは、香りもさらによくって少し使うだけで、ほんと存在感あります。

  6. ☆づみさん、ジャンボ~!
    >びっくり、びっくり
     ↓
    づみさんにびっくりしていただけたのことで、載せた甲斐がありました~(笑)
    つるがどんどん伸びて、高い高い木の上の方まで胡椒が伸びて言っている様はほんと圧巻です。でも、高木についてしまうのは、摘み取りが大変なので、本当は、1枚目の写真のように低木や中木にそわせるのが一番いいらしいのですが。

  7. バラカさん ジャンボ!
    胡椒の実なんて初めてです
    それもつるになるのも知らなかった~
    ブログって凄いですね
    初めて知るって事が沢山で・・・
    胡椒の実だから熟しても鳥は、食べないですか?

  8. バラカさん、ジャンボ!
    日本にはないおおらかなポレポレな風景、PCの窓から見られてうれしいです!
    私は昨日「志」の本に出会いました。
    神様がちゃんと昨日出会うようにしてくれたのだと思います。
    カンガと一緒に宅急便が届いて、乾いた砂に水がこぼれるように読みました。
    カクメイジにもあいたいのですが、いつかバラカさんにあいたいと思いました。
    わたしが迷う時は自分の中の謙虚さが薄れた時。
    「青畳」もヒントです。
    「夢」じやなくて「志」、たいせつなことに気がつきました。

  9. ☆tukushiさん、ジャンボ!
    そうなんです。胡椒ってつるなので、どんどん伸びていっちゃうんですよ。
    コショウのつるが、大木にからみついて高く高くのぼっている様は、「ジャックと豆の木」を思い起こさせます。
    鳥が胡椒の実を食べるか食べないか・・・わからないので、今度誰かに聞いてみますね。

  10. ☆harumiさん、ジャンボ!
    私も、harumiさんの周りの山の風景に、いつもやすらぎを感じています。
    これからもお互いの風景を交換しましょうね。
    拙著を読んで下さり、ありがとうございました。
    夢と志って、似た感じで使われがちですが、大きく違いますよね。そこを感じとっていただけてとっても嬉しいです。
    カンガが翻るステージの成功もお祈りしています。
    だちょうのエルフとみのぶジュニアが合体したステージ、私もわくわくしています☆

  11. バラカさん、ジャンボ!
    胡椒ってこうなってるんですねー。
    ビックリです。
    こーで胡椒大好きなんですよねー。
    こんな遠いところから来てるんだな~。

  12. ★こーでねーとさん、ジャンボ!
    胡椒って、房になっててかわいいでしょ。
    かんでみると、緑の実のときから、しっかりコショウの辛さがありますけどね。
    ザンジバルのコショウは、ヨーロッパやドバイに輸出された後、様々な製品となって各国に輸出されていくので、日本にも行っているかもしれないですね。

  13. バラカさん、ジャンボ!
    胡椒が成っているところを初めて見ました!
    胡椒がつる性の植物ということも知りませんでした・・・
    いつか生でホンモノを見てみたいです!!

  14. ☆KYOさん、ジャンボ!
    胡椒が房状に生っているところ、ちっちゃなぶどうみたいで、とってもかわいいんですよ。
    でも、かじってみるとしっかり胡椒の味がします。
    KYOさんも、いつかどこかで見つけたら、記事にして教えてくださいね★☆★

  15. バラカさん、ジャンボ♪
    胡椒の実、初めて見ました~~~
    こんな風になってるんですね
    ザンジバルの胡椒、私も口にしているかな~♪
    七味や一味など香辛料が大好きなので(笑)、続きも気になります♪

  16. baraka_tanzania

    ☆おやびん、ジャンボ!
    ザンジバルの胡椒は、ヨーロッパやアラブの国々にまず輸出され、そこで加工されたりさらに他の国に輸出されたりするため
    製品としてはタンザニアやザンジバルの名前は残らないのですが、日本にもきっとザンジバルからの胡椒が回りまわって届いていると思いますよ。
    いつか、ザンジバルのスパイスとして、日本の方々に紹介していきたいなと思っています。

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