こんにちは!
いろいろ面でパソコンに向かうゆとりがなく、御報告が大変遅くなってしまいましたが、朝日新聞社から毎月発行している小冊子「一冊の本」誌上でのアフリカ民話連載は、2009年3月号で最終回を迎えました。
最終回3月号掲載の民話は、「黒い肌の女から生まれた白い肌の息子」
むかしむかし、あるところに、白い肌を持つ男がやってきて、真黒い肌のムニャムエジ族の女に子を産ませました。・・・
2007年1月号から始まった連載の中で、日本との共通点を感じる話、日本と全然違う考え方だなと驚くような話など、いろいろなタイプのアフリカの民話をご紹介してきましたが、これらの民話を通して、アフリカの文化や社会の様子を想像し、紐解いていくという楽しみを、皆様と共有できたのであれば、大変幸いです。
足かけ3年にわたる長期に渡っての連載中、皆さまからの感想、励ましのメッセージにどれほど支えられてきたことでしょうか。
改めて、アフリカの民話を読んでくださった皆様、感想やメッセージをくださった皆様に心よりお礼申し上げます。どうもありがとうございました。
by島岡 由美子
★この民話は、朝日新聞社HP「OPENDOORS」の[一冊の本]紹介ページより、ネット上からも読めます。
(*「一冊の本」紹介ページを開いたら→「最新号」をクリック→「目次ページ」→「アフリカから」の記事に進んでみてください)
「アフリカの民話3月号:最終回」への6件のフィードバック
バラカさん、ジャンボ!
最終回なんてさみしいです!
どこかで書かれるご予定はないのでしょうか?
今までの分に書き下ろしをくわえて本として出版される日が来たらいいなと思っています。
最後の話は、よく分かります。
親子でも「言ってはいけない」「人を深く傷つける」言葉はありますね。
「親を否定することは自分を否定するのと同じ」だと思います。
名古屋でのイベント、行きたいナーなんてぼんやり考えています。
バラカさん、ジャンボ!
最終回なんですね。
最初間違って4月号を見に行ってしまって、あれ?ないぞー??って思ってたんです。
いつもお話楽しみにしていたのでとっても残念です。
☆konekoさん、ジャンボ!
長い間、御愛読ありがとうございました。
最終回は、大変シビアな話で締めくくりました。
これは、現実にあった話をもとにしています。
どんな事情があっても、親を否定することは、けしてしてはいけないですね。
名古屋のイベント、お時間がゆるせば、ぜひいらしてくださいね。サプライズゲスト、konekoさんの登場を、心よりお待ちしております☆
☆こーでさん、ジャンボ!
毎号楽しみに読んでくださって、ありがとうございました。
誌上での連載は最終回となりましたが、民話の掘り起こしは、私のライフワークの1つとして、これからも楽しみながら続けていくつもりです。
またいつの日か、新しいアフリカの民話を読んでくださいね。
最後に一番大切な、心にとどめておく必要なお話となりましたね。
まして、実際にあった話だとは・・・。
お母さん、息子を許してあげれば?・・・といいたくなりそうだけど、この母親は、夫にそして息子に2度まで否定されたんですね。
本当に人として大切なものは何か、常に心しておかないと、このような取り返しのつかない結果になってしまうということでしょう。
見栄や世間体を気にして、本当の”真心”をどぶに捨ててしまったんでしょうね。
☆megさん、ジャンボ!
最終回まで長い間ご愛読ありがとうございました。
最終回はハッピーエンドのお話にしようかなとも思ったのですが、やはりアフリカとは切っても切り離せない人種問題の含まれたシビアなお話でしめくくることにしました。
このお話を聞いた後に、実は実際にあったことだったと知って、私自身とても考えさせられました。
息子を許せないまま笑顔をすててしまったお母さん、母親に許されないまま笑顔のない生涯を送った息子、どちらもとても悲しいですね。