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ティンガティンガ村への絵筆・刷毛の寄贈2014と、ブログ8周年感謝祭

こんにちは!6月に入りましたが、いかがおすごしでしょうか。
私たちバラカタンザニア(島岡強&由美子)は、バラカ主催のティンガティンガ原画展2014@横浜・名古屋を終えて、5月23日に日本を発ち、ザンジバルに帰った後も元気にしています。
今年は雨季が長引いているようで、まだ雨季が完全には空けていません。
長引く雨季で、例年より蚊が多く発生していて、特に本土ではマラリアだけでなく、デング熱が流行っているとか。そんな話を聞くと、帰ってきたなと感じます。
★★★バラカ主催ティンガティンガ原画展2014@横浜・名古屋のお礼★★★
バラカ主催のティンガティンガ原画展2014@横浜・名古屋を、今年も盛況のうちに終了することができ、感謝の気持ちでいっぱいです。
第5回横浜展(4月26日~5月6日)・第7回名古屋展(5月9日~18日)の収益の中から、今年も、ティンガティンガ村(工房)で待つアーティストたちへの絵筆や刷毛の支援と、東日本大震災の義捐金を継続して送ることができました。
皆様、いろいろな形でのお力添え、本当にありがとうございました。
横浜では第5回、名古屋では第7回と回数を重ねるごとに、新しい出会いとともに、再会の喜びを分かち合える方々が増えてきているのが、大変うれしい出来事です。
また、毎年恒例で日本での展示会があることは、アーティストたちにとっても大きな励みとなっています。
特に、今年は展示会のテーマを、「虹の国の仲間たち~ネルソン・マンデラ氏に捧ぐ」としたことで、黒人差別は、南アフリカだけではなく、アフリカ全体の問題ととらえて、長年マンデラ氏を応援してきたタンザニアのアーティストたちとっては、大いに燃えるテーマだったようです。
★第5回横浜展(4/26~5/6)の様子は、
http://sky.ap.teacup.com/africafe/1236.html
   と、
http://sky.ap.teacup.com/africafe/1229.html

★第7回名古屋展(5/10~5/18)の様子は、
http://sky.ap.teacup.com/africafe/1247.html
   と、
http://sky.ap.teacup.com/africafe/1245.html

これからも、継続は力なりを信じて、タンザニア側ではアーティスト達と一緒に工夫を重ね、日本にいるバラカジャパンとの連携も取りながら、展開しく所存です。
ということで、私たちバラカタンザニアも日本の会場へ行って、皆様をお迎えする自社展示会のは、また来年の話になってしまいますが、バラカジャパンの方では、各地の百貨店その他のイベント会場で積極的にティンガティンガも含めたアフリカングッズの展示販売を展開していますので、これからもお近くの会場でのイベントの際は、ぜひお出かけください。
★★★ティンガティンガ村へ、絵筆・刷毛の贈呈2014★★★
私たちが自社展示会2014@横浜・名古屋を終えて、一足先にタンザニアに戻ってからも、ライブペイントのために来日していたアバースは、その後、バラカジャパンと松坂屋@東京上野店でティンガティンガ展を展開し、そこでもライブペイントを披露して大勢の人の目をくぎ付けにしてから無事帰国しました。
アバースが帰ってきたので、6月1日に、ダルエスサラーム郊外にあるティンガティンガ村(工房)に行ってきました。
横浜・名古屋の両展とも大勢のご来場者で盛りあがったこと、学校へのティンガティンガアートの寄贈や交流会を通じて、タンザニアやアフリカのことを伝えてきたこと、そして、両展の成功は、ご来場の皆様とともに、いろいろな形で展示会を盛り上げてくださった皆々様のおかげであることも伝え、タンザニア側への筆や刷毛の支援とともに、東日本大震災の義捐金を、今年も継続して送ることができたことも報告。大きな拍手が起こりました。

バラカの島岡会長より、ティンガティンガ共同体の新会長ベイカーへ。
第一回名古屋展@2008年の時から、ティンガティンガアーティスト達への画材支援を続けていますが、日本の刷毛や筆は、とても使いやすいと毎年楽しみにしてくれています。
今回は、「レディーファースト」で、女性アーティストのアミーナから筆を選びました。

また日本の筆で、新しい作品を描くよ!と意欲的。新作が楽しみです。
日本から帰ったばかりのアバース(右)と、今年の夏に、ライブペイントで日本へ行くことが決定して満面の笑みのベイカー(左)。「キリンのベイカー」と呼ばれるほど、キリンの絵が得意なアーティストです。「日本に行っても、美しいキリンを描きますよ」と意欲に満ちあふれていました。

女性アーティストたちも、がんばっていますよ。横浜・名古屋の展示会では、「アフリカの海~虹色の魚たち」を美しく仕上げたヘレナの作品が好評でした!
また、今回、昨年に続いて、絵と民話本の寄贈と交流会でお伺いしました名古屋の椙山小学校から、スギニコちゃんマークの入った文房具やタオル、バッグをたくさんいただきましたので、アーティスト達に渡してきました。日本の子どもたちからの素敵なプレゼントに、アーティスト達も笑顔!今年交流会に行ったアバース、昨年行ったムブカは、椙山小学校での思い出を懐かしく思い出していました。
→2014年の椙山小学校訪問記事はこちら
→2013年の椙山小学校訪問記事はこちら

★★★飛行機のちょっとしたアクシデント★★★
帰りは、ダルエスサラームから、小型飛行機でひとっ飛び(飛行時間約20分)でザンジバルに着くはずが、離陸間際に片翼から煙が出てきて、消火器で消すという騒ぎに。それでも、「これぐらいのことは、ノープロブレム(問題ない)とのことで、再びエンジンをかけ直して、離陸を試みたものの、最初よりももっと煙が出てきて、最終的には機長も離陸を断念。すぐ飛行機から出してくれればいいのに、エンジンを切った暑い機内に閉じ込められること約30分。
代わりの飛行機を用意すると言われて、やっと飛行機から降りた時は、全員やれやれといったムードでした。

外に出て、あらためて煙が出ていた場所を見たら、真っ黒に焼け焦げてました。「次の飛行機はすぐ来るから」と言われたものの、約3時間待たされはしましたが、その日のうちにザンジバルに帰ってこられてほっとしました。こんなことは初めてでしたが、なにはともあれ、離陸前に問題発覚して、本当に良かったです。
  
★★★ブログ開設8周年のお礼と、プレゼント企画のお知らせ★★★
★6月は、このブログを開設した月なので、プレゼント付、ブログ開設8周年記念企画、やっています。発表は6月13日。ぜひコメント&メールBOXでご参加ください★
★この記事へコメントくださった方もエントリーとします★
アフリカ製品プロジェクト発足が1999年、私がタンザニア便りを、HP上で書き始めたのが2000年、ブログ開設が2006年です。
普段は、ザンジバル@タンザニアにいますので、Web上から、日本の皆さんに向けて発信していますが、こうして長く続けていられるのも、皆様からのアクセスやコメントやメールなどの反応が書く意欲を与えてくれるからです。みなさん、どうもありがとうございます!
スワヒリ語には、「手紙には、会うことの半分の価値がある」という言葉があります。いつの日か、実際にお会いできる日が来るまで、これからもWeb上からマイペースで発信していきますね。
バラカジャパンからも、日本でのアフリカ関連イベントのお知らせや新商品や様々な企画など発信していきますので、これからも、バラカのWebサイトをよろしくお願いします。
byバラカタンザニア  島岡由美子

「ティンガティンガ村への絵筆・刷毛の寄贈2014と、ブログ8周年感謝祭」への9件のフィードバック

  1. バラカさん、ジャンボ!
    びっくりしました。ちょっとしたどころか大変なアクシデントでしたね。ご無事で何よりでした。
    ティンガティンガ村のアーティストさん達、とてもいい笑顔ですね。日本の筆が使い易いとは嬉しいです。今回の原画展でのアバースさん、ペンキを含ませた筆を口にくわえ、少しずつ右手の筆先にその色を移し馴染ませながらキャンバスを彩っていました。とても繊細な筆遣いに思いました。そしてどんどん作品が出来上がっていくのが素晴らしかったです。
    再会の喜びはもちろんですが、遠い海の向こうに離れていても途切れることなく続く交流はとてもとても素敵な事ですね。ザンジバルからの発信、これからも楽しみにしています。
    こちらは梅雨に入りました。

  2. baraka_tanzania

    ★ハリーマさん、ジャンボ!
    そうそう、アバースが筆を口にくわえて、もう一本の筆を手で持って黙々と描いていく姿は、これぞアーティストという感じでかっこいいですよね。
    ザンジバル@タンザニアからの発信、楽しみにしてくださっていて、うれしいです。私も、日本にいるハリーマさんのこと思い浮かべながらいろいろ伝えていきますね。
    離れていても、心はパモジャ(together!)、これからも、同じ地球上で、同じ時代を生きていきましょう。
    梅雨入りですか、いろいろな紫陽花が楽しめますね★

  3. バラカタンザニア 由美子さん、八周年おめでとうございます。
    今からあちらの記事に参加申し込みしてきますね~。
    それにしても・・・
    「飛行機のちょっとしたアクシデント」と言うあたり、
    こってりアフリカ気質ですね~。(^◇^;)
    けっこうなアクシデントですやん。

  4. baraka_tanzania

    ★無有さん、ジャンボ!
    ブログ8周年を祝ってくださり、ありがとうございます!
    無有さんとのおつきあいも、長くなりましたね。宮古島とザンジバルで、何度コメントを交わしたことでしょう。まだお会いしたことがないなんて思えないほどです。
    最初に、黒煙が上がって、飛行機が止まったとき、消火器で消していたので、なぜそこで乗客を降ろしてくれないのかと思ったのですが、「機長も平気な顔してノープロブレム」とかいってたので、そうなのかなと・・・。でもさすがに、二度目の離陸のために勢いつけて助走しつつもなかなか飛び上がらず(上がれず?)ぐるぐる飛行場を回っていたときは、さすがに乗客も騒然となって、止めろ!降ろせ!と叫ぶ人もいました。
    外に出られたときは、ほっとしました。

  5. バラカさん、ジャンボ!!
    日本での展示会お疲れ様でした♪
    そして、お会いできて楽しい時間をありがとうございました。
    今更ですが、女性のアーティストさんもいらっしゃるんですね∑( ̄[] ̄;)おお~っ!!
    筆遣いや色合いも男性とは違うんだろうな~
    新しい筆もこんなに沢山!!
    喜ばれたでしょうね。
    いや~、飛行機アクシデントは離陸前でほんとよかったですよ~
    離陸してから煙出てきたら考えただけでも超おっかないです・・・
    暑い中30分も機内の中で、すぐ来るからと言われて3時間。。。
    時間きっかりの日本とは違ってゆっくりと時間が流れているというか、おおらかというか。
    良いことでもありますね♪

  6. baraka_tanzania

    ★WILD FLOWERさん、ジャンボ!
    私も、横浜展の会場で初めてお会いすることができてとってもうれしかったです。
    >今更ですが、女性のアーティストさんもいらっしゃるんですね∑( ̄[] ̄;)おお~っ!!

    そうなんですよ。女性アーティストは、丁寧な手仕事の、コースター、鉛筆など小物制作の人が多いのですが、ダリーンや、ヘレナ、マトゥカなど、絵画作品を描く人たちもいます。個性的な絵を描く人が多いと感じます。
    飛行機アクシデントは、これからも、できれば離陸前であってほしいです。飛行時間約20分とはいえ、ダルエスサラームとザンジバルの間は海ですから・・・。

  7. バラカさん、ジャンボ!
    ベイカーさんのこの夏のライブペイント、7月後半の名古屋だったんですね!楽しみです。行かなくっちゃ~♪

  8. baraka_tanzania

    ★ハリーマさん、ジャンボ!
    コメント見落としてまして、こんなにもレスが遅くなってしまってすみません。
    そうなんです。ベイカーの初めての海外、初めてのティンガティンガ・ライブペイントは、タカシマヤJR名古屋です。その次は、大阪に移動して、阪急梅田へと続きます。
    「キリンのベイカー」という名まえどおり、とってもオリジナルなキリンの作品を日々描いて、ご来場のお客様を魅了しているようです。

  9. baraka_tanzania

    ★みえこさん、ジャンボ!拍手コメントありがとうございます。
    ちえのわハウスさんとは、アフリカ製品プロジェクトを始めたばかりのころからのご縁でしたが、お会いするのは、今年の横浜展が初めてでしたね。長年のお礼と共に、いろいろなお話ができてとてもうれしかったです。
    続志や、アフリカの民話も読んでくださったそうで、ありがとうございます。
    これからも、現地でのいろいろなできごとをお伝えしたり、アフリカの良い製品を輸出し続けることで、日本の方々にアフリカを身近に感じていただけたらと思っています。

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