ザンジバル野球チームの国際交流で訪れた沖縄2022、私は個人的に、沖縄の花木ともいっぱい交流してました。
まるでザンジバルに帰ってきたような気になる 沖縄の風景。 この写真の花も木も葉っぱも実も、ザンジバルと一緒。
11月中旬でも、ハイビスカスが、元気、元気♡熱帯の花との出会いがいっぱい、うれしいね、沖縄。
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「ムーチー、見~つけた!」
ところで、沖縄には、#月桃(ゲットウ) の葉で巻かれたおもちがあると聞いて以来、ず~~っと気になっていた #ムーチー を、国際通りの市場付近の餅菓子屋さんで見つけて、即買い!
月桃の葉には、笹の葉のように抗菌作用があるんですって。
沖縄では冬の到来を告げる「#ムーチーの日」(旧暦12月8日)に、子どもの健康を祈って家族で食べるので、その時期になるとスーパーなどにもたくさん出回るそうです。
子どもの日のかしわ餅やちまきのような存在なのかな?
私が見つけたのは、ムーチーの日ではなかったのですが、せっかくなので、野球チームのみんなの健康を祈りながらいただきました。
もともと餅好きなので、美味しゅうございました♡
月桃の葉の香りもしっかりしましたよ。
沖縄の友人に、家でムーチーをたくさん作って、軒下に吊り下げて、1つ1つはずしながら食べるって教えていただきました。
干し柿のように、ムーチーがつり下がる風景を想像していますけど、私のイメージあっているのかな??
ちなみに今年のムーチーの日は、12月30日ですって。
それから、ムーチーは、鬼餅と書き、月桃の葉の餅で鬼退治をしたという民話が語られているそうです。
ムーチー、奥が深いですね。
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国際通りにある公営市場には、月桃茶というのありました。
月桃茶には、月桃の実が使われているそうです。
私が沖縄に滞在した11月には、花が終わって、ちょうど実が見られました。
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また、このたびの、野球セミナー修了証書(by沖縄高野連)に使われた紙は、月桃の葉から作られた沖縄の伝統的な「月桃紙」だったそうです。
月桃紙で作られた野球セミナー修了証書をいただき、沖縄高野連会長の川畑光也氏と、パチリ。
紙になっても尚、月桃の葉の残り香があり、縄の伝統工芸の技が光ります。
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そういえば、普天間高校の美術教室に置いてあった絵の中にも、月桃が描がかれているのがありました。
熱帯植物である月桃が、高校生の絵の題材として描かれているのは、月桃が、花だけではなく、食べ物、お茶、紙と生活の中で身近に使われている沖縄だからこそでしょうね。
沖縄とザンジバルの、個人的な植物交流、特に「月桃」と~っても楽しかったです。
花を愛で、葉を様々に活用し、実はお茶に。
沖縄の月桃文化は深いですね。
ここザンジバルにも美しい月桃の花が咲き、葉っぱも茂っていますけど、特に使われてないようなので、もったいない気持ちになってきました。
もったいないといえば、この月桃もそうですけど、バタフライピーも、他国ではいろいろな使い方をしているけど、ザンジバルではただただ自生して美しい花を咲かせているだけなんですよ。・・・でもそれは考えようによっては、自生している花を楽しむだけ というのは、逆にとても贅沢なことかもしれませんけれど。
島岡由美子
🌸月桃(ゲットウ)は、アフリカの花便りでも紹介しています→月桃・ゲットウ・シェルジンジャー*沖縄では、サンニン
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